甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

藤と松阪の空へ

2016年04月24日 08時05分31秒 | 松阪探検メモ
 テレビで、宇治の平等院の藤が見頃ですというのをチラッと見て、「ああ、行きたい。ぜひ奥さんを連れて行こう」などというとんでもないことを考えました。

 醍醐のサクラで失敗したのに、懲りもせずに、また京都に行こうなんて! とんでもないアホウでした。どうして客観的な事実を判断できないんでしょう。ただやみくもに行きたいというだけで、赤ちゃんと同じです。大人ではありませんでした。

 今日のアサイチで歯医者さんに行ったので、帰って来たら、少しだけ解放されて、どこかへ行きたい気分になって、奥さんを誘って松阪のお城公園に行きました。

 そこにも藤棚があるというのは知っていたんです。

 といっても、それは浅知恵で、何度も何度もお城の公園には行っていますが、そこに藤棚があるというのはすっかり記憶から抜け落ちていたのです。意識すらありませんでした。

 それが昨夜、たまたまヨッパライたちがいっぱいの近鉄電車に乗り、お酒も飲んでいないけど、何となくドローンと疲れて、ふと見上げると、つり広告がありました。

 そこには近鉄で行ける三重県内の花の名所が掲載されていて、松阪はお城あとに藤があると書かれていました。

 「そうか、平等院はキレイかもしれないけど、遠いし、人はいっぱいだし、駐車場も混んでいるだろうし、明日、歯医者さんから帰ったら、お城公園に行こう!」

 「これはたぶんOKだけど、もし奥さんが乗り気なら、翌日は京都にも行こう、クルマで行こう」

などという浅はかな企画は昨夜、私の心の中で決まりました。だったらすぐに家に着いたら言えばいいのに、すぐブログで遊んで、そのまま風呂に入り寝てしまったんでした。



 そして、奥さんを連れて藤棚を見上げています。きしめんみたいな幹が藤棚をのたうち回っています。動かないからいいけど、これが動いたらこわいです。植物怪獣のような、そんなすごさがあります。でもまあ、動かないから、ただ大きいのにやたらスリムな幹と青空を撮りました。



 下を向くと、そののたうち回っている姿が静止して、風だけがそよいでいきますし、なんとも言えない甘さと和の雰囲気を醸し出して藤は咲いているようです。満開ではなくて、6分咲きくらいでしょうか。

 藤でアドレナリンが切れてしまった私は、お城界隈を歩こうとはしましたが、まぶしい太陽にやられて、シナシナになって帰ったんです。だから、お昼はサラリとそうめんにしてもらいました。

 ああ、ありがたいことです。うちの母にも見せてあげたいけど、母は暑いところキライですし、きっと自分の好きな藤は見つけてあるんでしょう。

 連休には大阪に行き、少しだけ孝行でもしますか……。



 とにかく私は、この松阪で生きています。あと4日したら、大阪に行くつもりですけど……。


★ 日曜の朝になりました。くもっています。外に行く気持ちはなくなっています。花粉症だって治まってきているのに、どこかへ行けばいいのに、何だか家の片付けをしたい気分がいっぱいです。

 外に出かけたとしても、たいしたことはできないし、自分の家遊びを充実させるとか、庭の草取りをするとか、コンポストのやりなおしをするとか、そういうことをやりたい気分です。

 9時からは、黒田清輝を見ます。以前、京都で見たのが大半だと思われますが、何だか心引かれる画家さんです。そりゃ、日本の女性を描いたパイオニアですからね。私は、女性にはあこがれるけど、それを描いてみようという気持ち、中学生の頃はあったんですけど、今はないですね。



 晴れてきました。ドビュッシーみたいな写真が撮れないかなあ。


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