二か月ぶりの体のことばです。なかなか毎日「自然とことば」というわけにはいかないから、とぎれとぎれになっています。
それで、何となくういう気分の時に載せています。よろしくお願いします。
頭からお腹までになっています。カンタンな感じじゃないかな? オトナを試すようなことして、申し訳ありません。でも、たまに忘れてしまうこともあるから、たまにはいいですか……。
* 空欄に(ア・頭 イ・手 ウ・首 エ・腹)で答えてください。
31【( )ったけ】……すっかりほれこんで夢中になる。
なかなかそんなことになれないけど、昔は簡単にその状態になることができましたね。熱しやすいというのは大事なことでした。今はもう熱しやすくなることも長続きしません。
32【( )を抜く】……いい加減にごまかす。
こちらはすごく簡単にそういう状態になります。「〇〇」は、私たちが何かをする時に必ず使うところですもんね。まあ、「頭」も使うんだけど、「頭」を使わなくても、慣れ親しめばそこが自然に反応するんです。
33【( )を広げる】……新しい方面に進出する。
世界で一番広い人はお釈迦さまです。自由に暴れまくった孫悟空でもつかまえてしまいました。中国の天帝さんはまた別の存在でした。『西遊記』の世界は、三蔵法師を中心に動いていくから、お釈迦さんがスーパーな存在でした。それくらい広い世界を持ちたいけど、あまり広すぎるのもなんだから、自分の背丈に合わせた世界で頑張りたいです。
34【( )を割る】……かくさずに本当の考えを話す。
正直であるというのか、世の中には「正直」を装う人がいっぱいで、何が本当なのかわからない感じになっています。そして、世の中的にヤバイことが起きたとしても、知らんぷりにしたり、いやそれは違うと言い切ったり、もうアホらしくなることが多すぎます。困ったなあ、ここは簡単には割れないものになってしまった。
35【( )に汗にぎる】……見ていて緊張する。
この言葉も、近ごろなんだかリアル感がなくなっています。かつてはそういうことがあった、みんなでそういう体験を共有することもありました。今は、そういうのはテーマパークで一瞬だけ味わうものになってしまったのか、誰もそういうことを経験したくないのか、言葉はあるのに現実は変わりつつあります。
36【( )を貸す】……加勢する。助力する。
これは今でも生きてる気がします。現代はペットに癒しを求める時代ですけど、ネコさんは実際はそうではないのに、貸したりするようです。みんなが知ってる、使っている言葉だと思います。
37【( )を振る】……何かの意見や案に反対する。
エライお方がこんな動作をしたら、今の世の中みんなが「そうだ、そうだ」となびくようです。そう、今は自分の利益のためにまわりに合わせてしまう、そういう時代なんですね。だから、いつもエライ方の様子が気になるのです。
38【( )を染める】……物事をやり始める。
これを使える人は上級者です。こういうのを普段の生活で使えたら、「あら、何この人、何か違う人だわね」とか思ってもらえますか。それとも、カン違いして、「えっ、大変」と誤解されるかな。相手を選んで使わないといけないから、やはり上級者用の言葉かな。
39【( )が黒い】……悪だくみをしている様子。
世の中にこういう人はたくさんいます。私だって時々は「ブラック」になったりするようです。家族から指摘されて、反省したりしますが、そもそも人というのはいろんな面を持っていて、ブラックなのもその人の一部なのだと思われます。でも、家族にそういう面を見せてはいけないし、他人にもそうならないようにしたい。いつも天然100%のボケキャラで過ごしていけたらいいんだけど、いつもボケてるのも問題があるし、使い分けるしかないですね。
40【( )を負う】……けがをする。
これだけで理解しなさいというのは難しいかもしれないです。「深……を負う」という言い方もあります。でも、あまり使わなくなりました。誰かにケガしている自分を見てもらうという時、あまりないですし、できればこんなことは言われないままにいたいものです。
これだけで理解しなさいというのは難しいかもしれないです。「深……を負う」という言い方もあります。でも、あまり使わなくなりました。誰かにケガしている自分を見てもらうという時、あまりないですし、できればこんなことは言われないままにいたいものです。
答え 31・ウ 32・イ 33・イ 34・ア 35・イ
36・イ 37・ウ 38・イ 39・エ 40・イ
36・イ 37・ウ 38・イ 39・エ 40・イ