リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

上げ膳据え膳の旅行ってどんな気分かな

2018年11月05日 | 日々の風の吹くまま
11月4日(日曜日)。嵐一過の晴れ。午前2時に夏時間が終わって、今日から時計の針が1時間遡って標準時。早起きしなければならないので、この1時間は助かる。午前7時(夏時間なら8時)に起きて、大急ぎでトースト抜きの朝ご飯。Arts Clubグループのクルーズがあと2週間に迫って、今朝はその説明会とチケットなどの配布の日なので、運動がてら駅まで歩いて、電車でArts ClubのBMOセンターへ。アトリウムでデニッシュとコーヒーで朝ご飯を補足して、一緒のテーブルになった夫妻としばしおしゃべり。クルーズなどの団体旅行のベテランらしく、そもそも団体旅行に参加したことのない私たちには2人の経験談は貴重な情報源。

総勢30人近いはずなのに、来ていたのは20人以下で、男性が3人しかいなかったのは「ひとりが行けば十分」と朝寝坊を決め込んだ夫氏たちが多かったのかな。(旅行会社の世話役のジェフから来るメールの宛名もほとんどが女性名だったし・・・。)オープニングナイトのレセプションで顔見知りになった人たちもいて、けっこう今から和気藹々といった感じ。渡された渋い銀色(Silverseaだから)のおしゃれな箱には、表紙に2人の名前が入ったけっこう分厚い案内書、往復の飛行機やホテルの予約チケット、名前とキャビンの番号が印刷されている手荷物のタグ、Arts Clubが用意した行程の冊子が入っていて、ジェフが「出発までに必ず隅から隅まで読んでおいてください」。

帰って来て、ざっと読み通してみたら、「オールインクルーシブ」でも別料金のサービスもあるし、「タキシード着用」のフォーマルナイト(参加は任意)、男性は上着必須のインフォーマルナイトというのもあって、船内では午後6時以降はTシャツや短パンのようなカジュアルはNGと書いてあるから、うはっ。また、担当の執事がいて何から何までお世話を焼いてくれるそうで、荷解きと荷造りまで手伝ってくれるって!うはっ。何でも自分たちで決めて勝手に観光して回る旅行しか知らない2人は、古いイギリス映画に出て来るようなスーツに白手袋の執事を想像して目を白黒。なるほど、みんなに「病み付きになるよぉ」と言われるわけがわかった気がするな。

何だかまったく未知の冒険に船出するような感じで、こういう徹底した上げ膳据え膳の旅行が2人の性に合うかどうかはわからないけど、ま、何でもモノは試しって言うからね。もっと旅行しようねと言っても、寄る年波ってものがあるし・・・。