リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

健康もお金も親交も人生を豊かにする投資

2025年01月31日 | 日々の風の吹くまま
1月29日(水曜日)。☀。雲ひとつない快晴って、もう何日に続いているんだろう。けさの8時の気温はマイナス4度。今夜から金曜日にかけては気温がちょっと上がって雨が降るという予報だけど、それはほんの束の間のことで、土曜の夜からはほぼ10日は本格的な冬になるらしい。ま、山に雪が降るのはいいことだけど、地上は交通混乱になることうけあい。買い物は歩いて行けるし、商店街の歩道は午前10時までに除雪すべしという条例があるので、大雪でもなければ不便はないだろうけど・・・。


屋上の霜が解け始めて、ちょっとシュールなパターン

今日は3月のクルーズ中に留守番サービスをしてくれるシーラが来る予定だったけど、2人ともまだ風邪が抜けきっていないので、金曜日に延期。シーラはカレシと同い年の「高齢者」だから気を付けてあげないとね。カレシに今日はウォーキングに行く?と聞いたら、「行く」。大丈夫なの?と聞いたら、「簡単に休んでしまうと続かなくなるから」。なるほど。で、今日は4周で済ませる?それとも5周する?と聞いたら、「もちろん5周」。へえ。風邪でエネルギーを消費しちゃっただろうから、速足で4周してもいいんじゃない?と言ったら、「スローペースで5周って手もあるさ」。なぁるほど。でも、それならワタシが早く歩き過ぎるって文句は言いっこなしにしてよね。「半周遅れたら吹き抜けの反対側から手を振るよ」。それって200メートルは遅れてるってことじゃないの。あはは・・・。

結果的にはそれほど遅れずに5周して来て、今日のウォーキングは終了。けっこう汗をかいて来たのでシャワーをしようかなあと思っていたところで、予定通りに我が家の金庫番のトニーから電話。開口一番に2人とも風邪を引いちゃってぇと言ったら、「ぼくなんかワクチンをしていたのに百日咳にかかったよ」と来たのでびっくり。何でも11月に高校生になった娘が罹って、それをトニーがもらったんだそうで、「息ができなくて、ひどい目に遭ったよ。今でもしゃべり過ぎると声がかすれるんだ」。うはぁ。と言いながら、ワタシは水漏れ事故と雨漏り発見の顛末の話、トニーは奥さんが年末からタイの家族に会いに行っている間、15歳の娘と13歳の息子を相手に仕事とワンオペ家事に大奮闘した話。「奥さんのありがたみがよくわかったよ」と言うので、世の男たるもの一生に一度はそういう体験をするべきなのよと言ったら「ごもっとも」。でも、子供たちは自主的に掃除を引き受けたそうだから良かったじゃないの。

こうして年に何度か担当している客と親しく話をすることでニーズの方向性を探って、投資計画に反映させるのがトニーの手法だそうで、笑いを交えてのおしゃべりの後でいよいよ本題のポートフォリオの現況報告と非課税貯蓄口座(TFSA)への払い込みの話。私たちは最初から「2人の年令と子供がいないことを考えて、大きく増やすことは望まず、安定性のあるポートフォリオで余裕のあるリタイア生活ができるだけの利益が出れば十分」という指針で、ワタシの個人年金基金(RRIF)とそれぞれの非課税貯蓄口座(TFSA)のポートフォリオは債券60%、株式30%、PEファンド10%という構成。これで6年間やって来てRRIFの残高がほとんど減っていないのは、引き出した分をトニーが投資益で補填してくれているからで、ゼロにして死ぬのは至難の業だとぼやくワタシにトニーは爆笑。でも、クルーズ三昧で共同口座の方はかなり減ったねぇと言ったら、「減り過ぎたらTFSAから出せばいい。元気なうちに大いに遊んでおくべきだよ」。うん、ごもっとも・・・。


食欲不振の今夜はアイリッシュシチュー(アイリッシュウィスキーでとろみ!)


風邪でも何でも吹っ飛ぶくらいエキサイトしちゃって

2025年01月30日 | 日々の風の吹くまま
1月28日(火曜日)。☀。寒いねえ。いったいつまで続くんだろうねえ、この冷え込み。日中は晴れているから日常生活には別に支障はないけど、バンクーバー圏ではこの1月は40年ぶりに平年の20%(約33ミリ)しか雨が降らなかったそうだから、2月に入ってから反動でどかんと雪が降るなんてことにならないといいけどね。現にこの週末からは連日雪の予報が出ていて、うは、何だか思いやられるなあ・・・。

先週の木曜日からぐずぐずしていた風邪、とうとうカレシに進呈しちゃったみたい。朝から元気がなくて、「喉が痛い。鼻水が出る。くしゃみが出る。咳が出る」と言いながら、今日のウォーキングは「エネルギーがないから休み」。ワタシの方はまだ鼻の奥がむずむずしていて、くしゃみと咳が出るけど、のどの痛みは2日ほどでなくなったし、ずっと熱はないままだったから、まあ、全快間近というところかな。月曜日の早朝(3時!)にいきなり猛烈な悪寒戦慄で目を覚ましたのは、どうやら自律神経の失調が原因だったみたい(と自己診断)。ガタガタと震えが止まらないのに熱は全然ないし、半毛布をかけて眠りに戻って、朝起きた時には収まっていたから、風邪も関係していただろうけど、たぶんちょっと深めの咳や大きなくしゃみがストレスになったんじゃないかな。でも、新聞メディアに今同時に流行中の4つのウィルス(インフルエンザ、コロナ、RSウィルス、ノロウィルス)び症状の見分け方という記事があって、ただの風邪だと思った症状がRSウィルスのとそっくりなので、もしかしたら・・・ん~まさか。

Arts Clubのアリシアには、月決めの寄付を700ドルにアップすることと、今まで全額をArts Club財団のひとつの奨学基金に入れていたのを、その基金と劇団の一般資金に使途を分けたい旨をメール。ワタシの翻訳脚本が日本で上演される話については、原作者やエージェントとの法的事務が完結して、上演予定そのものが確定するまではソーシャルメディアへの投稿や公の場での発表は一切ダメ。Arts Clubがエキサイトするのはわからないでもないけど、これは演劇界のビジネスの不文律だから、ドロシーとエージェントがいいというまで待たなきゃならないの。芸術は芸術家にとっての生業なんであって、詰まるところはビジネスなんだから、法律やお金を抜きにしては存続が成り立たないってことなの。

ランチが終わってひと息いれたところで、予告通りドロシーから電話。Arts Clubのイベントで何度か会っているので、鯱張った挨拶は抜きにしてストレートに会話。エージェントからレターや資料を受け取ったという連絡があって、2、3日後に話し合いをするということで、またちょっと前進。ドロシーは去年ウィニペグでの作品上演の話が出るまでエージェントがいなったんだそうで、初演の後で会ったときに感動の極みだったワタシが初対面もものともせずに翻訳したい!と言って、ドロシーが「うわぁ、すばらしい!」と答えたのがそもそもの出発点だったのは、幸運だったと言うか運命だったと言うか。と言うことで、ドロシーにとっても今回のプロジェクトは初めてのことだらけで、勉強、勉強。エージェントに教えられたことを説明してくれるのを聞いて、ワタシも勉強、勉強。ドアのすき間に足の爪先を突っ込んだだけでも勉強、勉強なのに、いざドアが開いて足を突っ込んだら勉強、勉強、勉強、さらに勉強。ま、ワタシは常々生きること=学ぶことだと思っているし、生まれついての知りたがり屋なもんで、今のところはエキサイティングの一言。ああ、でも、ソファに寝転がってグスグスやっているカレシのめんどうも見てあげなくちゃ・・・。


人生、またまた忙しくなってきたような

2025年01月29日 | 日々の風の吹くまま
1月26日(日曜日)。☀。うぅ~、まだ冷えてるなあ。公式の日の出の時間は午前7時50分で、冬至の頃から15分早くなって、日の入りはもうすぐ午後5時になるところ。このところ、夜中に目が覚めるとついベッドから抜け出して、リビングの窓からきらめく夜景を眺めて、またベッドに戻る癖がついてしまった気がするし、朝目を覚まして起き出すのも早くなった気もする。白内障で黄色っぽくかすんでいた世界が、手術をしたとたんに清々しいほど明るく広がって見えるようになったせいかもしれないな。けさは8時をちょっと過ぎたところで、ベーカー山(標高3250m)のほぼ頂上あたりから日が昇って来るところ。国境の南のベーカー山を過ぎると、後はどんどん東に移動して、やがて春・・・。


日の出の位置がベーカー山を過ぎると春は近い

朝ご飯を済ませて、掃除を始めようと箒を持ってリビングに行って、なぜか建設中の新しいパタロ橋に張られたケーブルの数を数えていたら、あら、となりの現在のパタロ橋が、朝のラッシュアワーの最中のはずなのに空っぽ。何で?と思ってスマホのローカルニュースをチェックしたら、東の端の方で車5台の衝突事故があって、サレー警察が調査のために全面的に通行止めにしたというニュース。どうやら1日中続くらしい。築80年超の古い橋で車線が狭いから天気がいい時でもちょっと怖いんだけど、けさも氷点下に冷え込んでいたから、もしかしたらブラックアイスでスリップしたのかな。それにしても、最近はなぜか自動車事故が多いなあ。毎日あっちのハイウェイで事故、こっちの道路で事故。おまけに車と歩行者の衝突も異常に多いように見えるし、しかもひき逃げ事件が増えたという印象だけど、どうしてなんだろうな。もしかして、コロナの感染防止のために推奨されたソーシャルディスタンシングやロックダウンのような行動制限の後遺症で、周囲の現実環境との距離感がわからなくなってしまったんじゃないかという気もするけど・・・。

☆☆日曜日の掃除をして、後はメール書きに専念☆☆

1月27日(月曜日)。☀。木曜日から風邪気味で、ゆうべは3時頃に突然猛烈な寒気で目が覚めた。熱はなさそうなんだけど、とにかく体中がガタガタ震えて止まらないくらい寒いっ。リビングのソファからひざ掛け毛布を持って来て凌いで、何とか眠りに落ちて、朝にはちょっと基礎体重が減り過ぎた観はあるけど、病気という感じはゼロ。いったい何なの、これ?ま、やらなければならないことには支障がないからいいけどさ。

今はいろんなばい菌やウィルスがうろついているので、いつどこで何にかかるか分かったもんじゃないから、せいぜい食事や運動のバランスを保って、かかってもごく軽く済む態勢を整えておく努力をするしかないな。スマホが普及して来た頃に「それにはアプリがある(から大丈夫)」という半分ジョークみたいな会話が流行っていたけど、体の不調に関しては「それにはクスリがある(から大丈夫)」と言うのが大方の風潮じゃないかという気がする。簡単でいいよね、何も考えなくたって、今どきはそれなりのアプリやクスリがささっと解決してくれるんだからさ。ワタシとしては何だかなあと思ってしまうけど、たぶんそう言うアプリやクスリが人生が円滑に回してくれていると思っている人たちの方が多いみたいで、はて・・・。

今日は翻訳脚本の上演に関わるメールや書類の翻訳に熱中。何だか現役に戻ったみたいな感じがするけど、ビジネスの翻訳と芸術系の翻訳はまったく異なるものだからキビシイったらない。それを承知で芝居の翻訳にのめり込んだんだけど、好きでやっていてもキビシイことには変わりがない。ああ、しばらくはのんびりとブログを書いている暇がないかもしれないなあ。リタイアどころの話じゃなくて、第3、いや第4の人生の始まりというところかな。あぁ~あ、もういい年なのに、凝りもせずによく頑張るねえ、ワタシ。肩が凝っちゃったから、今日は早めに店じまいと行こう。おやすみぃ・・・。


三つ子の魂はちっともリタイアしてないような・・・

2025年01月27日 | 日々の風の吹くまま
1月25日(土曜日)。☀。朝方にはまだマイナスの気温になるけど、日中は快晴のせいで最高気温はプラス6、7度まで行くからすごい。そのせいか我が家のバルコニーではキンギョソウが花を咲かせているから呆れる。(この何年かは毎年あちこちのプランターに植えた記憶のないキンギョソウが大繁殖・・・。)ま、晴れ切っているから夜になると放射熱で冷え込むわけで、ま、今の時期は当たり前の天気もよう。

おととい起きた時から何となく喉が痛かったり、やたらと咳が出たり、鼻がむずむずしたりしていて、はて、風邪かなあ。ワタシ、風邪なんてもう何年もひいてないんだけど、やぁだっ、今ごろになって。もっとも、季節柄、インフルエンザにコロナ、RSウィルス、マイコプラズマ肺炎、さらには普通の風邪まで、いろんな呼吸器疾患が流行っているから、どこかで拾って来ても不思議はないよね。(それで医療関係の施設に入る時はマスク着用必須のお達しが出たわけ。)でも、まだ鼻がぐすぐすして咳と痰が出るけど、熱は出なかったし、喉の痛みもほとんど消えたから、風邪気味だったってことで済みそうかな。

Arts Clubのアリシアから、クレジットカードの期限変更を確認するメール。ちょうど月決め寄付の新年度に入るところで、「これまで通りで行く?それとも何か変えたいところある?」と聞くので、そうだねえ、少し金額をアップしようか。たとえば現行の月550ドルを700ドルにすれば、それだけで黙っていても年間8400ドルになるから、何かファンドレイジングがあったときにちょこちょこ寄付していれば目標の1万ドル達成も楽々で、最終的には受けられる税額控除には変わりがないしね。考えてみるかな。アリシアのメッセージの2段落目は「あなたが翻訳した作品が海外で上演されることになったと、ソーシャルメディアで発表したいと考えているんだけど、いい写真があったら送ってちょうだい」。はぁ~?Arts Clubがワタシの写真入りでソーシャルメディアに投稿するってこと?うはぁ。それ、知的財産の権利関係の手続きが済むまで待った方がいいんじゃないかと思うけど、どうなんだろう。これも考えてみなくちゃ・・・。

ということで、何だか後ろの方に火が付いたような気分になって、晩ご飯の後でひと息ついてから、まずは東京のプロデューサーにメール。ホームページのリンクを原作者に送ってあったので、その感想(すごぉ~く好意的)をざっと日本語に訳して知らせて、原作者からのお願いに基づいて、これこれをどうしてください(日本語OK)とメッセージを書いて、アリシアが言ってソーシャルメディアに投稿する話もして、けっこう長ぁ~いメールを書いて送って、次にもうひとつ懸案になっていた日本の友だちからの質問に答えるメール。何だか、ワタシって翻訳業からリタイアしたんじゃなかったっけ?という気分。いや、芝居を翻訳したり、メッセージを翻訳したりして、ちっともリタイアしました感がないじゃないの。三つ子の魂百まで言うけど、もしかしてワタシは三つ子のままでまだリタイアするような年になっていないのかなあ。はぁ・・・。



いろんなことが変わる、変えられる年になるのかな

2025年01月26日 | 日々の風の吹くまま
1月24日(金曜日)。☀。いやぁ、いい天気。外は相変わらずマイナスの気温かもしれないけど、日ざしが奥まで差し込む午前中は暖房が不要。そのせいか、今日は薄い部屋着の上にカーディガンジャケットを羽織っただけでウォーキング。モールを5周するようになって、暖房が入っているせいもあるけど、終わる頃には薄着でもしっかり汗ばんでいるから、そろそろ効果が感じられるようになったかなというところ。貯まっていたストレスがほぼ解消されたのかもしれないし、いいことじゃないの。

帰って来てほどなく、我が家の金庫番トニーのアシスタントのサマンサから電話が来て「資金移動の手続きをしました」。おお、早っ。ひとしきり水漏れ事故とその後始末の顛末と保険で自己負担分以外全部カバーできて懐が痛まなかったこと、修理の最中に白内障の手術をしてストレスだったこと、その反動で今年は夏にもうひとつクルーズの最終支払いがあることを話して、死ぬまでに使い切ろうと、楽しいことにどんどんお金を使って頑張っているんだけど、トニーのおかげでなかなか減らなくてねぇと言って大笑い。「でも、それでいいんですよね。頑張って働いて築いた資産なんですから、自分が楽しいと思えることに使って当然ですよぉ」とサマンサ。最後に来週水曜日にトニーとの電話アポをもらって、じゃあよろしく。

カレシはアジアの生徒たちがみんな旧正月の休みに入って、英語レッスンは旧正月を祝わない3人だけになったので、あれもやりたい、これもやると大張り切り。でも、1日中自分の「オフィス」に座っていて、あんまり動きがないんだけど、まあ、半世紀も夫婦をやっていると、be that way(好きにすれば?)でしまうのよね。ということで、カレシが「ミータイム」に熱中している間にワタシもミータイム。何日もgooブログにアクセスできないでいた間、お試しのつもりでアメーバに「間借り」していたんだけど、画像のアップや貼り付けに手間ヒマがかからないそっちの方が居心地が良くなっちゃって、復旧してからもそのまま二本立て。gooの方は20年近く利用して来たけど、何だかそろそろ変え時かなあ(ごめんね、goo)という気になって、今日はテキトーだったアメーバのプロフィールを本気で設定し直し(お世話になります)。

ランチの後で思いついて、家具類が戻って来て以来ずっと倉庫状態のままのレクルームで、本棚にぎっしり詰まっている本を下ろす作業。はしごと棚板を組み合わせたモジュラーの本棚は、ワタシがまだ独身で実家住まいだった50年以上前にボーナスをはたいて三越で買ったもので、結婚したときに日本から送ってもらって以来ずっと持って回っている逸品。合板を渡して棚を増やし、作業台をはめ込んでワタシのミニチュア工房を作ったりしたけど、未だに頑丈そのもの。ま、IKEAの本棚やクローゼットにはめ込んだ本棚に押し込んである雑多なものの整理もあることだし、今日はとりあえず大きな本だけ下ろして、残りはあしたってことに。夜、バルコニーに出て空を見上げたら、うわぁっ、星が見えるっ。星座も見えるじゃないの。じっと目を凝らせばオリオン座の三つ星(ミンタカ、アルニラム、アルニタク)も剣(大星雲M42)も見えるっ。西の方で瞬いている明るい星はおおいぬ座のシリウスかな。今まで星が見えなかったのは、都会の光害じゃなくて白内障のせいだったんだなあ・・・。


整理整頓の手始めに・・・


ゆうべの芝居はめちゃくちゃおもしろかった!

2025年01月25日 | 日々の風の吹くまま
1月23日(木曜日)。⛅。目が覚めたら8時半。まだ明け方に冷え込んでいるけど、最高気温は4度か5度まで上がるので寒波とは言い難いね。相変わらずカーディガンジャケット1枚で出歩くので、向かいの肉屋のお母さんは「寒くないのぉ?」とあきれ顔。うん、この冬はなぜかまだフリース裏のパーカを出してないなあ。もしかしたらワタシが「温暖化」しちゃっているのかもね。

きのうの『三銃士』はおもしろかった。公式の初日に第1幕の途中で回り舞台が動かなくなって中断するハプニングがあったけど、ずっと前に『The Odd Couple』(「おかしな二人」)の初日でフェリックスがステーキを焦がすシーンで煙探知器が鳴り出して中断する騒ぎがあったっけねえと周りの常連仲間とぺちゃくちゃやっているうちに「再開します」というアナウンスがあって、照明が落ちて大拍手のうちに何ごともなかったように痛快なチャンバラ劇を再開。女王様の叶わなかった恋やダルタニャンの恋人の死などシュンとさせる場面もあって、まさに新しいジャンルである「ドラメディ」を絵に描いたようなもの。みごとな振り付けの剣闘場面に拍手したり、コミカルなやり取りに笑ったりの2時間20分(プラス中断した時間)は短いと思えたくらい。個人スポンサーとしてキャストのサイン入りポスターを受け取るのが楽しみだなあ。


ポスター

さて、今日のランチはカレシのリクエストでウクライナ風ボルシチ。ヴィクターの店で売っている冷凍のミックスを大きなスープ鍋に入れて、牛骨のブロスときのこのブロスを入れて、細切りのキャベツを入れて、冷凍庫に入れてあったウクライナ名物のサーロを刻んで入れて、30分ほどことこと。サーロは塩漬けの豚の脂身で、これを入れるとボルシチが格段にリッチな味わいになる。ランチの後は買い物。スーパーに行く前に角の酒屋に寄って、火曜日の入荷でワタシのムッシュが入ったかどうか聞いたら、「はい、ちゃんと2本取ってあります」。先週ワインを買いに来た時に入荷したら2本ワタシの名前で取って置いてねとお願いしてあったので、やったぁ。レジのお兄ちゃんとひとしきりコニャックの話、煙たいスコッチの話をしながら、箱入りのムッシュ2本をトロリーに入れて、いざスーパーへ。買い物の量は少なめだけど酒瓶のせいでトロリーが重くなったので、カレシに迎えに来てもらって、カレシは家に直行、ワタシはヴィクターの店へ。今日はヴィクター、お父さん、お母さん、弟のステファンが勢ぞろいで、肉とウクライナソーセージの他にボルシチミックスとサーロを買って、お母さんにボルシチにはこれが一番ねと言っていたら、お父さんが奥の冷凍庫から豚骨の大きな袋を出して来て、「ほら、おまけ。特上の豚骨ブロスじゃなきゃうちの自慢のサーロが泣くよ」。うはぁ、こんなにたくさん。ありがとう!



おまけの豚骨・・・


やっと落ち着いてお金の話をして、芝居を観に行って

2025年01月25日 | 日々の風の吹くまま
1月22日(水曜日)。⛅☁。けさ8時半の気温は0度。どうやら寒気が緩み始める兆しが見えて来たかな。もっとも、2月に入ったら「雪交じりの雨」みたいな物騒な予報が出ているけど、来週、再来週は特に出かける予定がないから問題ないか。普通にウォーキングに行って来て、雑事に捕まらないうちにミータイム・・・。

やっとまともにメール書きを始めて、まずはArts Clubのアリシアに月決めの寄付を支払うクレジットカードの有効期限が変わったことを連絡。次に、来月半ばに夏の北欧クルーズの最終支払い期限が来るので、我が家の金庫番のトニーに必要な資金を投資口座(遊び資金)から当座預金口座に移してくれるようにメール。今年分の非課税貯蓄口座への移動もあるし、今年は夏にもクリスマスクルーズの最終支払いがあって、これがけっこうな金額なので、共同名義の投資口座はかなぁ~り萎んでしまいそうだけど、それぞれ非課税貯蓄があるので、ゼロにして死ぬにはまだちょっと遠い感じ。この先の増減はトランプ政権の行く末にかかっていると言えるけど、どんと減れば値下がり損で節税対策すればいい。トランプは来月からカナダからの輸入すべてに25%の関税をかけると脅しをかけている(「でもアメリカの州になれば関税はゼロになるんだぞ」だってさ)けど、月曜日に就任して以来ワタシの老後の虎の子はなぜか増える一方だから不思議。虎の子を運用しているトニーの手腕がすごすぎるのか、トランプの周りをうろついている超億万長者たちが何か企んでいるのか・・・。

今日は楽しみにしていた『The Three Musketeers』 (アレクサンドル・デュマの「三銃士」)の舞台劇化)のオープニング。午後いっぱいはのんびりして、晩ご飯を食べて、7時30分開演に合わせてスタンリー劇場に着けるようにタイミングを見計らってウーバーコール。かなり早くに着いたので、私たちの席の後ろと前の友だちカップルと久しぶりにおしゃべり。Arts Clubの劇場には「カーテン」がないので、いつも劇場に入って真っ先に目に付くのが舞台セット。今回は足場を組んだような簡素なデザインで、回り舞台を最大限に活用するようになっているらしい。(セットや照明のデザインは舞台演劇の見どころでもある。)フランスは華やかなブルボン王朝のルイ13世の時代が背景だから、衣装にかなりお金をかけたようで、セットとは好対照なのが心憎いな。がやがやしているうちに開演の時間が近づいて、わくわくして来た・・・。



☆☆照明が落ちて・・・☆☆

リタイアしたらやたらと忙しくなったのはどうして?

2025年01月23日 | 日々の風の吹くまま
1月21日(火曜日)。☁⛅。朝8時のバルコニーの温度計は1.2度で、天気サイトの気温はマイナス3度。まだ寒いなあ。雲が広がっていて、朝焼けがみごとだけど、天気が変わりそうな空模様。でも、天気サイトの長期予報には雪のマークはゼロで、週末から気温が上がり始めて、雨のマークが登場するのは来週の半ば。まあ、都会に雪が降らないのはありがたいんだけど、窓から見える山並みは雪不足の観があって、春に山を下って来る雪解け水が少ないと郊外の農業地帯で水不足になりかねないから、地産地消を支持するワタシとしては大っぴらに喜んでもいられないかなあ・・・。



天気サイトがまだマイナス2度といっている10時前にコットンのセーターの上にカーディガンジャケットを着込んでウォーキング。モールまでせいぜい1ブロック半だから芯まで冷える暇がないとしても、氷点下と言う感じがしないから不思議。がっちり冬装備で歩いている人に怪訝な顔をされるけど、いや、ほんとに寒くないんだってば。(ワタシ、平熱37度の「熱血女子」・・・。)アマゾンに注文したものが向かいの郵便局に届いているので、ウォーキングから帰って来たら携帯を掴んでとんぼ返りでひとっ走り。というところまでは良かったんだけど、郵便局のドアに手を伸ばしたところで、あはっ、身分証明を忘れて来ちゃった。あぁ~あ、まさにsenior moment(年寄りの瞬間的健忘症とでもいうのかな)だぁ、もう。回れ右して戻って来て、運転免許証を掴んでまたとんぼ返り。徒歩3分以内で日常生活が間に合うところに住んでいてラッキー、ラッキー。けっこう重い箱を抱えて帰って来たら、ロビーでエレベーターを待っていたおじさんが「アマゾンはここに配達してくれるよ」。そうなんだけど、郵便局にも配達してもらうとロビーの置き配のように盗まれる危険がないし、最長2週間は保管してくれるから、自分の都合のいい日に取りに行けて便利なの。玄関を出て道路を渡るだけなのにどうしてみんな利用しないのか不思議と話していたら、21階でエレベーターを降りるときに「みんなぐうたらで危機感がないからねえ」だって。そうかなあ。

さっそく開けた箱から出て来たのはスーパーで買えなくなった常用の化粧品2本とスーパーでは売っていないファッロ5袋。発芽玄米が手に入りにくくなったので、スシ以外は白米を食べない我が家ではこれまでの定番二番手から一番手に昇格。地中海一帯で数千年前から栽培されて来た古代小麦(実際はスペルト、エンマー、アインコルンの3種)で、ファッロはイタリア語。脱穀していないので繊維は白米の数倍、たんぱく質も倍、他にカリウム、カルシウム、鉄分その他も豊富で、もちもち、ぷりぷりした絶妙な食感は病みつきになること請け合い。今日の晩ご飯は久しぶりのポットロースト。スロークッカーで作る時間がないし、オーブンで作るのも手間がかかりそうなので、ダッチオーブンを使ってレンジの上で作る簡単レシピ。ヴィクターの店で900グラムぐらいに切り分けてもらって来た塊をまずしっかり塩コショウした外側をまんべんなく焼いて、ダッチオーブンに入れて、牛骨ブロスと残っていた赤ワインを注いで、炒めたニンニクとにんじんと玉ねぎを加えて、タイムの枝を一束入れて、蓋をしたら後は中火と弱火の中間くらいでのんびりことこと。



で、今日は日本語IMEも普通に機能していて、やっと滞っているメールの返事書きに集中できるはずなんだけど、人生ってそうはうまく行かないのが常識で、今日も時間が細切れになって、メールは最初のを書き始めたあたりでとん挫。リタイアしたら時間の余裕がたっぷりできて、ゆったりと暮らせると思っていたけど、なぜかもっと気ぜわしくなった感じなのはどうしてかな。思うに、おひとり様稼業で1日10時間、月月火水木金金で仕事をしていた頃は、毎日何時間も仕事に一点集中していて、家事はわずかなすきま時間に超が付く手抜きでやっつけていたのが、リタイアしたら長時間集中することがなくなって、家事の時間、遊び時間、だらだら時間と、1日が細切れになってしまったから、何かいっつもあたふたしているような感じがするのかもしれない。芝居の翻訳に関わるようになったら、ワタシの脳みそはまたひとつことに集中できるようになるのか・・・。


久しぶりのポットローストにグレヴィーをたっぷりかけて・・・



マイクロソフトのよけいなお世話にムカついたの何のって

2025年01月21日 | 日々の風の吹くまま
1月20日(月曜日)。☀。早くに目が覚めてしまって、トイレに行ったその足でリビングへ。午前7時25分の下界はまだ暗いけど、その上の空は山並みに沿って抜けるような朝焼け。今日も晴れるみたいで、今ごろの日の出は公称7時56分だから、山の上に太陽が現れるのはまだ30分先。気温はマイナス2度。寒いから、もうひと眠りしよう。


午前7時半~日の出までまだ30分

ああ、きのうはほんと、マイクロソフトのおかげで晩ご飯の後から寝るまでの「ワタシの時間」をムダにさせられてしまった。やることリストのトップに連なるメールのうちで重要なものから書こうとして、長くなるからとワードで書き始めたのはいいけど、キーを叩いても文字が出て来ない。いや、ひらがながひとつ表示されるのにどえらい時間がかかって、何とか3文字の単語を入力して、漢字変換のためにスペースバーを押したんだけど、うんともすんとも動きがない。試しに、書きかけだったブログのファイルを開いて、「さて」と打ち込もうとしたら、S-Aはちゃんと「さ」になったけど、次の「て」はTを打ったところで立ち往生。いくらがんばっても次のEが出て来ない。それであきらめて、ファイルを保存して閉じてしまったんだけど、キーボードがおかしいのかと思って英語に切り替えてみたら、あら、すいすいと入力できるじゃないの。やれやれ、いったい何なんだ・・・。

ワタシがパソコンを使い始めたのは1988年で、最初から当たり前に北米の英語仕様でキーボードも英語配列。フリーの翻訳稼業に入った頃はまだMS-DOSの時代で、日本語を入力するために今のお金だと何十万円もするソフトを買って使っていたけど、キーボードは英語配列のままなので入力は「ローマ字」一択。Windowsに変わってからも、初期にはパソコン2台のうち1台を日本語化して使っていたけど、日本語配列のキーボードがなかったから英語配列のキーボードから「ローマ字」で入力。(同時に使っていたマックは1台で英語も日本語も処理できたけど、入力はやっぱりローマ字一択。)日本語IMEのおかげでパソコン1台でキーを操作して英語と日本語(ローマ字入力)を切り替えられるようになったのはWindows XPからだったかな。便利になったのは良かったけど、この日本語IMEが機能しなくなると、ワタシのパソコンは英語だけのモノリンガルになって、日本の人たちとのコミュニケーションの手段が断たれてしまうから、いやぁ、焦ったの何のって。

あれこれIMEの設定をチェックしているうちに、ふと目が行ったワードのリボンの端に「acrobat」という見慣れないタブが見えたのが解決の糸口。いつの間にか「PDFMaker」というアドインが頼みもしないのに有効になっていて(最近のアップデートはそれだったのかな)、それが日本語に対応できなくてIMEをフリーズしていたらしい。まだWindows10を使っていることと関係があるのかどうかはわからないけど、頭に来たぞ、マイクロソフト。コノヤロ―と言う気分で「PDFMaker」をばっさり無効にしたら、acrobatのタブが消えて、再起動したらその先は日本語入力が元の通りにすいすい。んっとにもう、マイクロソフトの「余計なお世話」にはムカつくことが多いけど、これはアホな「余計なお世話」の極め付き。今日就任したばかりのトランプ大統領にTikTokのことなんかどうでもいいから、マイクロソフトの方を何とかしてくれと言ってやりたいもんだ。


家の中のモノを動かすと何が出て来るかわからない

2025年01月21日 | 日々の風の吹くまま
1月19日(日曜日)。☀。天気サイトの気温は8時半を過ぎてもマイナス3度。でも、月末には雪が降るという予報は雨に変わっていたから、なぁ~んだ、この冬最初の「寒波」はこんなもんかという感じだね。大陸の東の方は寒波と大雪のようで、一方の太平洋の向こう側は何と春の陽気なんだそうで、おいおい、今から桜を咲かせて、私たちが3月下旬に東京に着く頃には桜の季節はもう終わったなんてことにならなければいいけど・・・。

きのうはダイニングエリアを念入りに掃除したし、カレシが今日はウォーキングは休みと宣言したので、恒例の日曜日の掃除はちょっと手抜き。ウォーキングの距離をモール4周から5周に延ばしたので、その分毎週1日(=日曜日)は休みにするんだそうな。まあ、1周400メートルを週7回4周すると1週間の合計が11.2キロなのに対して、週6回で5周すると12キロになるから、1日休んでも1週間の運動量は2周分増えるわけで、いいじゃないの、それ。日曜日を休みにすれば、掃除をして、ウォーキングに飛び出して、帰って来てすぐにランチという慌ただしさもなくなるし、うん、日曜定休日に大賛成。

ということで、掃除が済んだらランチタイムまではちょっとした「me time」。床修理のためにいったん運び出して戻って来た段ボール箱のひとつから出て来たのは何と45年前発行の「日本国旅券」。カナダに住みついて初めて総領事館で更新したのが1979年で、5年後に更新に行ったときに「カナダ国籍なので日本の旅券はお出しできません」と言われて、「VOID」(無効)のスタンプをペタペタ押された、ワタシの日本人としての最後のパスポート。貼ってある写真を見ると、うっはぁ、まだ31歳だったワタシ。いやぁ、若かったんだねえ・・・。




さt
☆☆マイクロソフトがよけいなことをするから、ここでプッツン☆☆



ご近所さんを呼んでにぎやかにディナー

2025年01月21日 | 日々の風の吹くまま
1月18日(土曜日)。☀🌤。朝8時半の天気サイトの気温はマイナス2度で、ルーフデッキのプランタ―のトレイにたまった水に初氷。我が家は外壁がグラスウォールな上にあまり効率の良くないベースボードヒーターを使っているので、いやでも冬の電気代が夏(クーラー不要)の3倍以上になるんだけど、太陽が低いせいでリビングの窓からの日差しがけっこう奥まで入るし、サーモスタットのレベル表示が「強」になったらシーリングファンで天井の暖気をかき回してやるので、家の中にいる限りは寒くは感じないのがいいところ。



今日は久しぶりにのんびりできそうな日。何やかやと飛び出して来る「やらなきゃ」事案にかまけているうちに、「やること」リストもかなり長くなってしまったので、明日からは大車輪でそっちと取り組まなければならないから、ま今日はスイッチの切り替え。同じフロアの西角のエヴァをディナーに呼んであるので、ウォーキングから帰って来たら(財布を掴んで)とんぼ返りで角の酒屋へひとっ走り。前菜はグランマルニエ風味のイノシシのソーセージとコニャック風味のパテと(おまけ程度だけど)シイタケのジャーキーで、メインは鴨の胸肉だから、ワインは赤。南フランスの地中海に近いところのが良さそうかな、と即席ソムリエが選んだのはラングドック・ルーシヨン地域はぺイ・ドック地方のカリニャン/シラー。

ダイニングの床に掃除機をかけて、テーブルをていねいに拭いて、鴨の下準備。まず脂たっぷりの皮の方から焼いて脂を出して、ひっくり返してさっと火を通して、耐熱容器に入れてちょっと低温のオーブンに入れて、タイマーを2時間にセット。後はちゃちゃっとマティニのおつまみ兼前菜を作って、エヴァに「バーが開いたよ。いつでも来て」とテキスト。すぐに「今行くよぉ」と返事が来て、3分後にドアにノックがあって、ワインとデザートとスナックを持ったエヴァが登場。床の張替えを検討中と言うことで、まずは我が家の新しいフローリングをじっくり観察して、「埃が目立たないと思ってグレーか白っぽいのを考えていたけど、木目のようになっているのも悪くないわねえ」。そうそう、オリジナルの木目を印刷したようなつるつるのフローリングのままの寝室から見ると違いがよぉ~くわかるの。

マティニで乾杯して、さっそくおしゃべり。エヴァはハンガリーの生まれで50代半ば。若い頃にイギリスでオーベアをしながら英語を習得して、ITの勉強をしてから兄と母親と伯母がいたカナダに来て、ハンガリー人と結婚したけど、今は離婚して独り暮らしで主に在宅で仕事。かなり長いこと家ではハンガリー語、家の外では英語だったので、家族に会う時以外はずっと英語を話す生活に慣れるのにちょっと苦労したそうな。そっかぁ。ワタシはカナダに来たその日から家では100%英語で、日本語を使うのは家の外だったから、エヴァとは逆だったんだなあ。英語が母語じゃなかったワタシとエヴァに英語オンリーの英語先生のカレシも加わって、にぎやかに言語論、言語文化論、言語教育論を戦わせ?ながらのディナーは楽しかった。やっと普通に戻ったという実感が沸いて来たなあ。


不注意の代償は大きいよ

2025年01月18日 | 日々の風の吹くまま
1月17日(金曜日)。☀。起床8時50分。天気サイトの気温は0度。寒っ。どうやらこの先2週間にまだまだ下がって、最後は雪になるらしい。冬なんだからそれはあたりまえなんだけど、白いものがちらつく前に必需品を少し買い置きした方が良さそうかな。何しろ比較的温暖でめったに雪が降らないところなもので、道路がちょっと白くなっただけでもてんやわんやだからね。


霜、霜、霜

今日はセーターを1枚重ね着して行ってウォーキング。カレシの提案で、今日からモール2階の吹き抜けの周りを5周することにしたけど、4周目が終わらないうちに額に汗になって、5週し終えたときには背中も汗だくの感じ。だいたい1周400メートルほどだから、5週すると約2キロ歩いた勘定になって、これを毎日やればけっこう健康効果があるだろうな。ワタシは長いことほぼ一直線で維持して来た体重がこの2ヵ月でベースラインを割り込んでしまったので、代謝率を高めてエネルギー倍増を図ろうというわけだけど、カレシは脳の機能の改善と向上が目的なんだって。うん、ウォーキングは認知症の予防にも効果があるんだってね。

ウォーキングから帰って来たら、保険査定士のラマンディープから管理会社のジェイソンに宛てたメールのコピーが来ていて、「資料送付ありがとうございます。小切手の発行を請求しましたので、7日から10日で書類に記載されている住所に届くはずです」。おお、保険金がおりるんだ。やったぁ。同時にラマンディープからワタシ宛のメールも来ていて、「険金請求手続きが完了しました。お役に立てて幸いです」とレターが添付してあって、州の保険法に基づく通告として「以後未処理の損失などが発生した場合の請求期限は2026年11月8日です。それ以降は法的措置でその権利を保持してください」と書いてある。へえ。でも、火災や水害による損失と違って、我が家は水に濡れた床を取替えただけだし、22階と21階の被害は天井と壁の水染みに留まったそうだから、まあ、これで完結したと思っていいだろうな。それにしても、カレシの「度忘れ」の値段はほぼ400万円(そのうち自己負担は11万円)だったわけで、不注意の代償は大きいんだということを肝に銘じておいてもらいたいもんだな。

それでも、水漏れ事故というのは日常茶飯事じゃないかと思うくらいによくあることらしく、顛末を聞いた人がそろって、自分または誰それが水漏れを起こしたとか、マンションやアパートの上階からの水漏れに遭遇したと話し出すからすごい。(現にエレベーターの中に「6階で修復作業があって騒音が予想される」というお知らせが貼ってある。)水漏れ被害の修復に何ヵ月もかかったとか、仮住まいを余儀なくされたとか、保険金請求でえらい目に遭ったとか、修復業者がいい加減で困ったとか、聞いているうちに、相当なストレスではあったけど何とか日常生活を維持できて2ヵ月で平常に戻れた私たちはすごくラッキーだったという気がして来たくらい。うん、ラッキーだったからこそ、うっかり事故を二度と繰り返さないように、注意力と集中力を高める努力をしないとね。


郵便箱にはお金に関わる郵便2通

2025年01月18日 | 日々の風の吹くまま
1月16日(木曜日)。🌧☁🌤☀。いい天気で、そんなに寒い感じがしないけど、週末から本格的に寒くなって、月末には雪が降るという予報。でも、去年の今ごろは北極の寒気がずっと南まで押し寄せて来たために、西部では猛烈な寒波に襲われて、ニューウェストミンスターでもマイナス12度とか13度という異常な気温だったから、マイナス3度くらいでビビることはないか。去年の大寒波はまさに自然災害で、フルーツとワインの大産地である内陸のオカナガン地方では、極端な低温で出始めたばかりの果樹の花芽やワイン用のブドウが全滅に近い被害を受けたところが多かった。今年はどうかな。あまり冷え込まないといいけど・・・。

そういいながら、今日も晩秋のいで立ちでウォーキング。身体が冷える前にモールに入ってしまうし、中は暖房が効いていて汗をかいてしまうから、これで十分。いつも思うんだけど、冬のさ中でも、日本で「バスパン」と呼ばれるぺらぺらのショーツから毛脛丸出しで闊歩している男たちがかなりいるんだけど、ほとんどがティムホートンのコーヒーカップを持った中年のおっちゃんたちで、若者はあまり見かけないのが何とも不思議・・・。

ウォーキングから帰って来て、ロビーの郵便箱をのぞいたら、あら、白い封筒が2通。へえ、郵便は平常に戻ったのかなあ。一通は、おお、固定資産税の算定基準になる査定評価の通知。これ、前年の7月1日の不動産の相場を基準にして、1月1日付で通知して来るので、新年恒例のイベントみたいなもの。でも、今年は12月半ばまでの郵便ストで発送が遅れたせいであんまり盛り上がらなかった感じ。まあ、年末近くにメディアがどの地域でだいたいどのくらい上がっているか(あるいは下がっているか)という記事を載せていたけど、その時点で平均して3%から5%ということで、10年前の盛り上りはどこへやら。もっとも、平均的な子育て世代の手が届くレベルはとっくの昔に通り越してしまっているし、インフレ対策で金利も上がったから、需要に押されて値上がりという構図にはならないのは当然かな。我が家の評価額は去年からわずか1%強アップの118万6千ドル(今の為替だと約1億3千万円)で、ああ、よかった。だって、評価額のアップは固定資産税のアップなわけで、インフレでどの市町村も固定資産税率を引き上げている折から、売る気がなければ出費が増えるだけで何の利益もないんだもん。第一、とかいなかの6丁目商店街の億ションなんて何それって感じ。まあ、我が家は州の高齢者向けの固定資産税立替制度(単利)を利用しているから、今すぐ懐には響かないけど・・・。

もう一通は、あは、マンションの管理会社から立替払いした水漏れの応急処置の費用の請求。緊急出動したマルコの会社が床に溢れた水の排除、濡れた床や壁の乾燥、防カビ処理という修理前の応急処置をして、契約に基づいて管理会社にインボイスを送って来たのを管理会社が支払って、その額を騒動元のユニットの所有者に請求するチャージバックという仕組み。保険会社の指図で実施する修理作業とは別のアカウントで、マンションの規約に従って、被害を受けた他のユニット(この場合は22階と21階の2戸)の応急手当の費用も含まれている。マルコの請求額は12,300ドル(130万円ちょっと)で、支払期限は28日。郵便が遅いからすぐに払ってしまおうと小切手帳を出して、ふと、これも保険でカバーされるのかなあ。さっそく保険会社の査定士のラマンディープにメールで問い合わせたら、5分で「管理会社から来た書類を送ってください。支払いはまだしないこと。こちらで審査してお知らせします」。あ、そう。さっそく請求書をスキャンして送ったら、ラマンディープから管理会社の担当エージェントのジェイソンに「書類とチャージバックに関する管理組合規約を送ってください」とメールが行って、ジェイソンから即行でラマンディープに書類が行って、ラマンディープからワタシ宛に「修理中はユニットに居住していましたか」という質問が来て、うっはぁ、すごいスピードで頭がくらくら。これって、保険でカバーしてもらえるってことかな。すぐに払えない金額じゃないけど、自腹を切って払わなくてもいいなら払わなくていいに越したことはないよね・・・。


フリーザーの霜取りならぬ氷かき

2025年01月16日 | 日々の風の吹くまま
1月15日(水曜日)。☀。起床8時45分で、バルコニーの温度計は2度、天気サイトの気温はマイナス1度。うは、寒いっ。でも、フリーザーの(霜取りじゃなくて)除氷をするにはもってこい。何しろ3年前の改装の時に買ってから一度も霜取りをしたことがないので、どの棚もぶ厚い氷がガチガチで冷凍食品を入れたバスケットの出し入れの邪魔になるくらい。土曜日の朝方にはマイナス3度くらいまで下がるらしいけど、晴れていると昼頃には5度か6度まで上がるので、作業環境は今日でも土曜日でも同じ・・・。

と言うことで、朝一番にフリーザーの中のバスケットを全部バルコニーの日陰に出して、一番下に置いていた大きなものを冷凍庫に入れてから、フリーザーを引っ張り出して後ろの壁のコンセントからプラグを抜いて除氷開始。温度が上がって水が垂れるようになったら、一番下の棚に雑巾を何枚も敷いて、床にまで水が溢れないようにすぐ外にトレイをあてがって用意万端。そのままウォーキングに行って来て、今度は氷の塊にヘアドライヤーを「強」で当てて融かす作業。タオルから溢れて来てトレイに溜まる水をバケツに空けて、ドライヤーを当てて、トレイに溜まる水をまたバケツに空けての繰り返しで、ランチタイムには氷も緩んで来て、手でつかんで外せるようになるまであとひと息・・・。



ランチが終わったら、除氷作業はホームストレッチ。バルコニーに出したバスケットをチェックして、解凍しかけているものを冷凍庫に避難。気温は6度になっていて、保冷パックも解け始めているから、まだ凍っているものでもいつまでも外に置いておけないので、ヘアドライヤーで最後に残った最上段の氷を強制的に解凍。滴る水でぐっしょりになった雑巾をバケツの上で絞ってまた棚に広げて、トレイに溜まる水をバケツに空けて、ドライヤーの熱気で柔らかくなった氷を手で崩すように棚から外してバケツに投げ入れて、最後の一滴をふき取るまで1時間以上。手はしもやけになるんじゃないかと思ったくらい冷たさで、バケツは氷水でほぼいっぱい(そんなに凍り付いていたなんて・・・)。後は乾いたタオルで庫内をていねいに拭いて、またフリーザーを引っ張り出してコンセントにプラグを差し込んで、押し戻して、温度を「normal」に設定して、除氷作業は終了。冷凍食品のバスケットを全部それぞれの棚に戻してドアを閉めて、あぁ~あ、くたびれた・・・。



バケツの氷水はカレシが植物の水遣りに使うというので、園芸ルームの隅に置いて、作業完了と言うことにしたのはもう2時半過ぎ。ほぼ1日がかりの作業で、ひと息ついたらもうマティニタイム。ハウザーのコンサートビデオを録音していたカレシが「ハウザーが6月にバンクーバーに来るらしいぞ」。ええっ。ほんと?どこで?「大学のスポーツセンターらしい」。うはぁ、行きたいなあ。でも、調べてみたら、北米ツアー『The Rebel Is Back』が6月4日にブリティッシュコロンビア大学のサンダーバード・スポーツセンター(5千人収容)に来るということで、開演は午後8時。う~ん、行きたいけど、場所は遠いし、8時開演なら終わるのはかなり遅い時間になりそうだしで、ワタシの年からしてちょっと無理だなあ。ハウザーがYouTubeにコンサートのビデオをアップするのを待つしかないなあ。う~ん、残念・・・。


我が家もgooもバックトゥノーマルね

2025年01月16日 | 日々の風の吹くまま
1月14日(火曜日)。⛅☀⛅。朝9時の気温は1度。ウォーキングに出かける時間になっても寒いから、コットンのカーディガンジャケットの下にコットンのセーターを1枚。モールまで歩いてせいぜい2分くらいなんだけど、Tシャツ1枚にジャケットはちょっと寒過ぎ。でも、考えてみたら、この冬は未だにお気に入りの真っ赤なフード付きカーディガンジャケットを着て歩いていて、冬装備のフリース裏のアノラックはまだ一度も袖を通していないなあ。それって、暖冬ってことなのかな。週末から週明けにかけては夜間に氷点下まで冷え込むという予報だから、朝一番にフリーザーの中身をバルコニーに出して、霜取りをするにはもってこいの寒波到来だな。

朝一番にgooブログをチェックしたら、普通にちゃんとつながって問題なし。スタッフブログを見たら、「1月14日(火)午後1時08分に全面復旧いたしました」だって。それ、太平洋標準時間ではきのう13日の午後8時8分。つまり、ワタシがひと眠りから覚めて、寝ぼけ頭で携帯のgooブログのアイコンをタップして、すんなりつながったもので目がぱっちりと開いた頃じゃないの。たまたま全面復旧した直後にアクセスしたってことになるけど、何たるタイミングの良さ。リセットなんてもんじゃなくて、ちゃぁ~んと普通につながるようになってたんだねえ。何とも不思議なタイミングだけど、もしかして何かの奇跡が起きたのか・・・。

今日はもっぱらアメーバブログに貼り付けた映像をgooのブログにも貼り付ける作業。アメーバのは元のサイズのままでアップロードして、記事に貼り付ける際に画像をクリックして大中小からサイズを選べるから、へえ、手間がかからなくていいなあと感心。でも、携帯で撮った縦長の画像をアップロードすると横倒しになるみたいで、実際に貼り付ける時にどうなるかわからないまま。片やgooはアップロードする画像に対する推奨サイズがあって、大小にかかわらず必ずしも元の画像のサイズと同じではないから、いちいちリサイズしなければならないのがめんどうなんだけど、20年近くそれでやって来たので今になってめんどうくさいも何もないだろうし、何よりもリサイズした画像は名前を付けてオリジナルとは別のフォルダに保存してあるんだし・・・。

午後になって、久しぶりにトロリーを引っ張っての買い物。運び役のカレシが3時半まで英語レッスンがあるので、その頃に電話して(3回だけ鳴らして合図)迎えに来てもらえるように時間を見計らって出かけるのが定着した感じ。カレシが迎えに来てトロリーを引っ張ってくれるようになって、痛みと動きの悪さに悩まされていた右肩がずっと良くなったのはうれしいな。カレシとしては奥さんの負担を減らすために家事を手伝っているつもりだろうけど、いいことだと思うよ。(だから自発的にやってくれていることには口出しをしないわけで・・・。)キャスター付きのレジかごが山盛りいっぱいになったところで携帯で家電を3回鳴らして、迎えに来てちょうだぁ~い。今日のトロリーはすごぉ~く重いよぉ・・・。


夕暮れ時~沈む太陽はもう見えない