リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

政治も人生も折り合いをつければ長持ちする

2024年10月30日 | 日々の風の吹くまま
10月28日(月曜日)。⛅☁⛅☁🌧。あぁ~あ、もう10月最後の週。何かいっつもそう言っているような気がするけど、ほんっとに時間の足は年と共に早くなるばかり。急ぎたいときにちっとも速くならなくて、急ぎたいときや急がなくてもいい時にやたらと速いのが人間感覚の時間の足と言うものなのかな。じゃあワタシは今急ぎたい時なのか、急ぎたくない時なのか、急がなくてもいい時なのか。やりたいことが進まないと感じると急ぎたくなるけど、自分の年を考えると急ぎたくないという気持になるし、リタイアして自分の時間ができてみると急がなくたっていいじゃないのという気持にもなるから、要はどこかで折り合いをつけながら行かないと時間に取り残されるよってことかな。

時間はどんどん過ぎるのに、互いに折り合いを付けられないでいるのが今どきの政治の世界。選挙で市民の投票によって代表として選ばれた人たちが集まって、それぞれに主張や方針をぶつけ合って、そこで折り合いを付けられるものがあれば話し合い(議論)を通じて歩み寄り、どうしても折り合いがつかないことは市民に問うというのがそもそも民主主義というものだと思うんだけど、今どきはどこもみんな自分以外の声は聞こえないコチコチの頑固者が跋扈していて、アメリカの大統領選挙は個人攻撃に熱中して、これが世界情勢を左右する大国の民主主義かと呆れるばかりだし、日本では与党が大負けしたのに野党はその穴を埋める能力がなさそうだしで、何だか公園の砂場で口喧嘩をしている子供みたい。

投票から10日も経ってやっと結果が発表されたBC州議会の総選挙は、与党の新民主党(左派)がちょうど過半数ぴったりの47議席を取って政権を維持したものの、最後まで競り合った野党の保守党(右派)は44議席とほとんど五分五分で、さらには与党が一時は協力を求めた(もっと左の)緑の党は2議席で党首本人は落選。保守党に3議席の差をつけた与党にとってはご機嫌を取る必要がもうなくなったかもしれない。まあ、落選した党首は政権がどっちに転ぶかわからない段階で保守党の党首をこっぴどくこき下ろしたもので、前党首が「両方と交渉で優遇や譲歩を引き出すチャンスを吹っ飛ばしてしまった」と怒っていたっけ。ワタシは自己主張におぼれて猪突猛進が過ぎる活動家は支持しかねるので、それみたことかと思ったな。でも、保守党が僅差で負けたのは残念だと思う一方で、新民主党政権の継続がBC州にとっては良かったんじゃないかと思うな。なぜって、泡沫並みの存在から政権を争う存在に急成長して少々天狗になっている新米が多くて、政権を担う能力や経験がひどく不足している感じが否めないから、えらいドジを踏みかねない。ここは野党第1党として政治の裏表(全体のために折り合いをつける知恵)をしっかり学んで次につなげられればいいと思う。(あんまり期待はできなさそうだけど・・・。)

さて、のんびりの午後もあっという間に過ぎて、晩ご飯の算段をする時間。ちょっと手をかけて焼き豚と松茸ご飯を作ろうと、早めに下ごしらえを開始。豚ロースの塊は1.3キロもあって大きすぎるので、2つに切り分けて半分はフリーザーに直行。松茸ご飯はググって見つけた白ごはん.comというサイトの電気釜で炊くレシピを使って、まず出汁にする昆布を水に浸し、米(カリフォルニア産の日本米)を水に漬けておいて、電気釜の準備。我が家の電気釜は母が「嫁入り道具」に入れてくれた昔懐かしいサンヨー製で、来年は50年になるからレトロもいいところだけど、年に数回しか使わないせいで未だに元気。頃合いを見て豚ローストを鍋に入れて、しょうがをたっぷり、にんにくをたっぷり、ねぎをたっぷり。松茸を手で裂いて、内釜に水切りした米を入れて、昆布だしを入れて、水を足して、松茸を並べて、マティニアワーの直前に電気釜のスイッチをポン。アズナブールの甘いシャンソンを聞きながら気分を盛り上げているうちに、焼き豚は柔らかく仕上がり、ご飯は松茸の香りがいっぱい。薄切りにした大根と鰹節を電子レンジで蒸して付け合わせ・・・。


まだまだ元気

焼き豚と松茸ご飯なら「なんちゃってアジア風」ということで・・・


晴れたり曇ったり降ったりの日曜日

2024年10月28日 | 日々の風の吹くまま
10月27日(日曜日)。☁⛅☁🌧☁🌥☁(狂乱天気)。自然に目が覚めて起きたのは8時ちょっと過ぎ。カレシを起こそうと思ったけど、あまりよく眠っているようだったので、もうちょっと待とうか。背中が痛かったのは、やっぱりテンピュールのベッドパッドの捩れて固まったところがごろごろして、眠れなくて寝返りを打っているうちに筋肉のどこかがガキッとなったのかもしれない。


晴れたいのか曇りたいのか・・・

日曜日はいつもの掃除の日。手術をしたばかりだった先週はわりと手抜きをしたので、今日は気合を入れてまじめに掃除。前屈みにならないと手が届かない低いところには、上体を伸ばしたまま膝を深く曲げてしゃがんだ姿勢を取るようにしていたので、初めは立ち上がるのに難儀して、つかまった手で身体を引っ張り上げようとして傷めていた肩を悪化させてしまっただけど、膝にとっては思いの外の屈伸運動になったようで、今は痛まなくなったし、しゃがんでも楽に立ち上がれるから、76歳の老体?もまだまだ捨てたもんじゃないな(と自画自賛)。今は窓を開けないので埃はあまりないとしても、(右目がシャープになったせいで)床に散らばった花びらやクッキーの屑がやたらと目に付いて、箒で掃き集めたらやっぱりいつもより多い感じで、掃除機のダストボックスの綿ぼこりの塊もいつもより大きめ。モップをかける腕にも力が入って、終わってバッドを見たら、うはっ、真っ黒け。まあ、週に一度しかやらないから当然だろうけど・・・。

掃除が終わったのでウォーキングに行こうと言ったら、「今日は休み。キミはもう十分に運動したからいいだろう?」とカレシ。あっ、そう。それではとPCの前に陣取ったと思ったら、「インターネットにつながらないっ。セキュリティコードって何だ?」とカレシ。これだよ、ルーターのコードを書いたポストイットを渡したけど「つながらないよ」。はて、ワタシはつながっているけど、あら、よく見たらいつの間にか5Gから2.4Gのに変わっているじゃないの。なぜかのろくなったなあと思っていたけど、「利用可能なネットワーク」に5G が出て来ないし、携帯を見てもWiFiに接続していない。いったい何なんだ、これ?思案してもしょうがないから、とりあえずルーターのプラグを引っこ抜いて、1分ほど待って入れ直してみたら、インターネットがオンになり、2、3分してWiFiもオンになって、ワタシのは自動的に5Gに接続。カレシのもセキュリティコードを聞かずにすんなり接続したようで、2人とも何だかキツネにつままれたような気分。家の中の設定や環境は何も変わっていないんだから、たぶんTelus側での障害だったんだろうけど、慌てさせないでもらいたいもんだな。

ひと息入れる暇もなくランチの時間になって、今日はきのこスープのミックスにきのうマットから買ったシャンテレルと松茸と残っていたヤマブシタケを盛大に加えて、冷凍した後に少し残っていたきのこブロスも入れて、この季節にはぴったりの熱々スープ。おなかが温まったところで、やっと「ワタシ時間」になってクロスワードパズルに熱中。秋もぐんと深まって、今日は曇ったり晴れたりまた曇ったり雨が降ったりの忙しない天気。(今ごろはラニーニャになっているはずなのに、なぜかまだ現れていないらしい。)でも、晩ご飯のしたくができたところで夕暮れが近づく時間(5時20分)になって、クィーンズパーク地区の木々に日が差した時の鮮やかさには思わずため息。まさに秋深し・・・


目がよく見えるのって幸せ・・・



使い慣れたコンタクトレンズを移植するようなもの?

2024年10月28日 | 日々の風の吹くまま
10月26日(土曜日)。☁🌥☁🌧。揃ってよく眠って、起床は普通に8時半。カレシが珍しく「自発的」に背中にボルタレンを塗ってくれというので、あいよ。どうやら背中の痛みは軽くなっているようで何より。洗濯するつもりでシーツを剥がしたら、マットレスの上に敷いてあるテンピュールのベッドパッドがところどころ盛り上がって見えるじゃない。しっかり平に敷かなければならないのに、捩れてしまったのかな。もしかしたらカレシの背中の痛みと関係があるのかな。(えんどう豆の上に寝たお姫様の話みたい・・・。)

前屈みにならずにベッドメーキングできるかどうかわからないけど、とりあえずシーツ類もベッドカバーも全部洗濯機に入れて、ベッドパッドを伸ばす作業。マットレスの位置が割と高いので、深く屈まなくてもいいのが幸い。カバーはかかっているけど、ウレタンフォーム製で滑らないので、何かのはずみで捩れたりすると自力では元に戻れないのが難。えいやっとパッドのこっち側を掴んで引っ張り、あっち側に回って引っ張り、頭の方を引っ張り、足の方を引っ張りして、みごとにでこぼこゼロのまっ平。そのまま洗濯して乾いたシーツを持って来て、カレシの手を借りることなく、あまり前屈みにならず、最低限の力仕事でベッドメーキング。これならうちの王子様もぐっすり眠れるんじゃないかな。

白内障の手術後は、少なくとも2週間は前屈みになってはいけないと言うけど、例を見たら自転車に乗るな、ウェイトリフティングはだめ、ヨガはだめと、けっこう極端なことばかりだから、1週間経った今なら上体をせいぜい30度くらい倒す程度の「前屈み」は別に問題はなかろうというのが極楽とんぼ流の判断。大事を取るのもいいけど、「おおごと」にしてしまったら日常生活に支障が出て来るもんね。それにしても、手術後の右目の変わりようにはびっくり。でも、遠くを見るとすべてがくっきりと見えるのに、手元の文字はぼやけていて、まだ手術前の左目も使って何とか読めるのが不思議で、単焦点レンズを入れたからなのかなあと考えているうちに、あはっ。初めてあまり遠くない将来に白内障手術が必要になると言われた時に、コンタクトレンズはどうするのかと質問したら、「同じ処方の眼内レンズを入れるので、術後はコンタクトは要らなくなりますよ」と言われたんだった。なぁ~るほどっ。

かれこれ40年以上世話になったコンタクトレンズはドライアイの悪化で使えなくなったけど、それまで20年以上右目で遠くを見て左目で近くを見て、両目で視界が普通にはっきり見える「モノヴィジョン」という処方だったから、眼内レンズもそうなるということで、手術後に渡されたレンズのデータカードでは「+6D」になっていたのはそういうことだったのかな。右目だけはっきり見えて、眼鏡がなくなった左目は遠くも近くもぼんやり((しかも色あいが違う)というアンバランスな状態にあっさりと順応して何も不都合がないのは、ワタシの脳みそがモノヴィジョンに慣れ切っていたからで、左目から来る情報は「役立たず」ということで無視しちゃっているわけか。だから、左目を開けても瞑っても見える景色に変わりがないんだな。つまり、左目の手術が済んだら、コンタクトレンズ時代の視界に戻れるということで、要するに、ワタシにとって白内障の手術と言うのは、長年使い慣れたコンタクトレンズを眼球の中に移植するようなものなわけか。おまけに今度はめんどうくさい朝夕の着け外しも洗浄液もドライアイも埃も無縁だから、いいじゃないの、それ。うれしい!


黄葉が鮮やかに見えるのは目のせい?それとも厳寒の冬が来る兆し?

きのこは豊作らしい~松茸、ハナビラタケ、シャンテレル


ヘッドフォンだとヴォーカルが聞こえないのはどうして?

2024年10月26日 | 日々の風の吹くまま
10月25日(金曜日)。⛅☁。やっとよく眠れた感じで、8時ちょっと前に起床。ワタシは眼科で8時40分の予約があるので、ささっと身支度。カレシはすやすや眠っているので、そのままにしておいたら目覚ましがピーコピーコと鳴り出して、カレシが「ええええ」。あ、ごめん。止めるのを忘れてた。せっかく久しぶりにぐっすり眠れたんだから、そのまま寝ていていいよ。どれだけ時間がかかるからわからないから、起きたら先に朝ご飯を食べてねと言ったら、カレシはむにゃむにゃ・・・。

午前8時40分の予約はずいぶん早い感じがするけど、マケンジー先生のオフィスはマンションの隣の医療ビルの2階。こういうときには何でもすぐ近くにあって歩いて行けるという「街中」の便利さは何ものにも代えがたいな。今日は先週ほど込んでいなかったのは、たぶん先週は土曜日だったからだろうな。視力や眼圧を測定して、最後にマケンジー先生の出番。機械で眼球の中を覗いて「うん、最高のできだ」。あ、この1週間というもの大真面目に1日4回点眼薬を指して、うっかり前に屈まないように注意して、寝る時はちゃんとアイシールドをテープで止めてと、けっこうがんばったから、先生のそのひと言は何よりのご褒美。あっさりと検診が済んで「じゃあ、次は11月29日ね」。はぁ~い。今度は今から楽しみ・・・。

帰って来てちょっと遅い朝ご飯を食べて、カレシの10時のハナちゃんとのレッスンが終わるのを待ってウォーキング。ランチに海老天そばを作って、午後の買い物の時間まで好きな音楽でも聴いてのんびり・・・と思ったら、あれれれ、カレシにMP3ファイルにしてもらったCCRの『Suzie Q』がナニコレの状態。楽器演奏は普通なんだけどヴォーカルが消えてしまっている。どうして、どうしてと試しにワタシの好きな曲をダウンロードしてMP3のアルバムにしたファイルを聞いてみたら、一番最初のルイ・アームストロングの『この素晴らしき世界』が音楽は流れるけど肝心のアームストロングの歌が聞こえない。イーグルスの『Lyin’ Eyes』も同じ。シャルル・アズナブールも同じ。MusicBeeを削除して、別のMP3プレイヤーをインストールしてみたけど同じ。Windowsのメディアプレイヤーをデフォルトにしてみても同じ。(「カラオケができるんじゃない?」とよけいな茶々を入れるカレシ。)ところが、アームストロングの歌をメモリスティックにコピーして、カレシに試してもらったら、あら、スピーカーでもヘッドフォンでもちゃんとあの歌声が聞こえるじゃないの。何なの、これ。カレシの勧めで、ヘッドフォンのプラグを抜いてスピーカーに切り替えたら、はっ、ちゃんと聞こえる。ヘッドフォンをブルートゥースで接続してみたら、これもちゃんと聞こえる。でも、ヘッドフォンをコードでつなぐとヴォーカルだけ消えちゃうのはどぉ~してぇ~?そこで、カレシのヘッドフォンのコードを借りてPCにつないで見たら、あはっ、ちゃんと聞こえるっ。延長コードなしで直接つないでもちゃんと聞こえるっ。ははぁ~ん、包囲網が狭まって来た感じ・・・。

元凶を突き止めたので、幸いにもヘッドフォンを買い替えた時に保存してあったコードをつないでみたら、あはぁ、アームストロングが何ごともなかったようにのんびりと歌っているじゃないの。緑の木々が見えて。赤いバラが見えて、うん、青い空も白い雲も見えて、何て素晴らしい世界なんだろうって。改めてMusicBeeをインストールし直して、デフォルトのミュージックプレイヤーに設定して、一件落着。それにしても、ヘッドフォンのコードは細いから、急に立ち上がったはずみに引っ張られたり、椅子のアームに絡んだりしている間に(外からは見えないけど)どこかでヴォーカルを流すワイヤが断線しちゃったのかもしれないな。ほんとに人騒がせなこと。くるくると巻いて捨てようとしたら、カレシが「カラオケ用になるかもしれないから、もらっとくよ」。もらっとくって、アナタはカラオケなんかやらないじゃないの。でもまあ、今はおもちゃにしかならないから・・・。


カラオケには使えるかもしれないけど・・・

もう雪を被ったゴールデンイアーズ(1716m)とエッジピーク(1680m)


背中が痛いのは運動不足だからじゃないのかなあ

2024年10月25日 | 日々の風の吹くまま
10月24日(木曜日)。☀⛅。何だか眠たいなあ。カレシが背中が痛くて寝つけないとかで、ワタシも3時半には目が覚めてしまって、その後はうとうとしてはカレシが起き出したりベッドに戻って来たりするたびに目が覚めての繰り返し。これではいかんと察したカレシが「オレ、眠れないから起きる」と言ってリビングの方へ行ったのが5時過ぎで、ワタシはそのまま眠りについて、カレシが寒いと言ってベッドに戻って来た振動で目が覚めたら8時過ぎ。

起きて朝ご飯のしたくをしながらも、「立っていると何ともないけど、寝ていると刺すような痛みが来て眠れない。もしかして心臓発作かもしれない」と心配そうなので、どこが痛むのか聞いたら背中の肩甲骨の下からウェストにかけての一帯。それは心臓じゃないと思うよ。「でも、眠れないんだよ」。そりゃそうだろうけど、今現在のワタシは目の回復が最優先で、膝を曲げていて上体を引き上げようとして傷めた右肩もずきずき痛いのであまり世話を焼けないから、ひどくなるようだったら救急車を呼んでね。「昼間はいいけど、眠ろうとすると刺すような痛みで目が覚めてしまって、眠れないんだよ」。あのねえ、眠れないのはワタシも同じなの、んっとに。カレシはどうも注意欠陥症の上に不安症を持っているようで、さらに思考がネガティブと来ているから、ちょっとしたことでもどんどん悪い方に考えてしまう傾向があって、場合によっては不安が高じてパニック状態になることがある。そうなる前に方向を変えようと試みるのがポジティブ思考でI’ll find the wayで行っちゃう極楽とんぼのワタシが会得した秘術・・・。

朝ご飯のコーヒーを飲みながら、あのさあ、アナタは帰って来てから運動らしい運動をしてないし、昼間は見るたびにソファに寝転んで居眠りをしていたから、筋肉が緩んでいたところへして、急に食洗機の出し入れとか体を屈めることが多くなって、一種の「ぎっくり背中」になっているんじゃないかと思うよ。ね、試しにウォーキングを再開してみたらどうかな。まず今日は3周して来て、熱いシャワーをして、その後で痛いところにボルタレンを塗ってあげるから。それでだめだったら次どうすればいいか考えればいいでしょ?私の提言にはいつも「ノー」で応じるカレシが「イエス」と言ったのちょっとびっくりしたけど、善は急げ。モール2階を3周して、どうだった?と聞いたら、「まあまあかな」。疲れた?「それほどでもない」。背中は?「歩いている時は痛くないんだ」。じゃあ、やっぱり心臓は関係ないな。

そんな感じで、どう見ても一過性の炎症だろうなと、カレシがシャワーから出て来るのを待っていたら、眼科から電話。明日の朝にアポがあるのはわかっているけど、溌剌とした声で「次の白内障手術の日取りなんですが」。おお、今役立たずになって萎れている左目ね。11月29日と12月6日のどっちがいいかと聞かれて、もっちろん11月29日!何たって、その前の27日はArts Clubのオープニングナイトだし、12月6日はケイトお姉ちゃんとロバート兄貴のクリスマスツリーパーティがあるから、これ以上のタイミングはないもん。やったぁ。クリスマスには両方の目がぱっちりと見えているようになるんだっ。ばんざぁ~いっ。病院に出向く時間は2日前までわからないけど、右目の手順を思い出せば次は円滑に行きそうだな。シャワーから出て来たカレシに日取りを伝えて、背中にボルタレンを塗りながら、また迎えに来てもらわなければならないし、その後1週間はまた「屈伸運動」をしてもらうことになりそうだから、今からしっかりコンディションを整えておいてよっ。「大丈夫さ」とカレシ。うん、そうだといいけど・・・。


猫の顔が見えるような・・・

ではひとつよろしくお願いしまぁす、かな?



めっけものの話、お金の話、クリスマスシーズンの話

2024年10月25日 | 日々の風の吹くまま
10月23日(水曜日)。⛅。やっとごく普通に眠ってごく普通に起きた気分。まあ、東京から帰って来て2週間の間にエアコンの工事やワタシの白内障手術があって、時差ぼけに十分に対応できる状況じゃなかったこともあるけど、特にカレシには年齢的な要素もあるんじゃないかな。ワタシだって後期高齢者なんだけど、それでも5歳差というのはけっこう大きいのかもしれない。この次の旅行はのっけからシンガポールまで17時間近いフライトだけど、座席をフラットにして寝て行けるとしても、大丈夫かなあ。まあ、4ヵ月半先の話ではあるけど・・・。

そろそろまともにシャワーをしてもいい頃なので、きのう届いたアマゾンの七分袖のTシャツに着替え。注文した時には特に注意を払わなかったんだけど、ラベルが「アマゾンエッセンシャルズ」となっていて、そう言えば旅行前に買ったカレシの下着やソックスも「アマゾンエッセンシャルズ」だったから、どうやらアマゾンのプライベートブランドらしい。いつも買っていたランズエンドのTシャツよりやや薄めの感じだけど、値段は(クレカ凍結で買えなかった)ランズエンドの同じようなTシャツの3分の1以下という安さで、伸縮性があって、着てみたらぴったりフィット。へえ、アマゾンもやるもんだねえ。これまでランズエンド(その前はLLビーン)のお高いTシャツを買っていたのは、普通の店ではワタシのサイズ(XS/PXS)が見つからないからで、プライムで無料で迅速に配達してくれるアマゾンから買えるなら上々。どれだけ長持ちするかわからないけど、ランズエンドの夏のTシャツ(50ドルもした!)が2ヵ月でおなかの辺りに穴が開いたので、価格差を考えたらアマゾンはお買い得と言えそう。

シャワーでさっぱりして、新しいTシャツの上にお気に入りのチュニックを羽織って、今日はのんびりしようかな。いつもその日の「やることリスト」のトップにあるのが銀行サイトのチェックで、今日はきのう連絡があった通り、当座預金の口座に5万ドルの振り込みを確認。(ダウもナスダックもかなり下がっているようなので、まさにグッドタイミングだったな。)銀行が凄腕の金庫番を付けてくれたおかげで、投資の儲けでエアコン工費の残り半分と3月のクルーズの最終支払いができるんだから文句なし。後は東京から持ち帰った50万円(預金の使い残しの半分とカナダドルでクレジットカードに上がっているウーバーの料金)をいつドルに換えるかだけど、すごい円安だから難しいなあ。ホテル9泊を現金で払って、都内やさいたま市までをウーバーやタクシーで走り回って、あちこちでおいしいものを食べて、デジカメを2個買って、ハンズで欲しいものを買いまくって、それでも実質9日で70万円以下。眠っていたお金だからと派手に使ってしまおうとしたけど、意外と簡単じゃなかったということだね。自分で言うのも何だけど、ワタシはケチでも節約家でもないし、浪費家というわけでもないから・・・。

まだハロウィンも過ぎていないのに、ケイトお姉ちゃんからもう12月のクリスマスイベントへのお誘いメール。お姉ちゃんの茶飲み友達のロバートのマンションで毎年やっているパーティで、ワインとおつまみを持ち寄って、ロバートが用意する小さなダグラス樅の木に飾りつけをするという趣向。その前の週にはArts Clubのサンタクロースの真偽がテーマのシーズン第2作『34番街の奇跡』のオープニング、その前にはウィスキー試飲会があって、12月にはクリスマススペシャルのGingerbread Menのショーがあって、そこからダダっとクリスマスに突進だから、その間に左目の手術の予定が入ったらてんてこまいになりそう。でも、2024年は「いい年だった」と大晦日にゴールインしそうな気がする。



夕暮れが来る、おうちに帰ろう

夕焼けのベーカー山



日常生活でのやることリストは尽きることがない

2024年10月24日 | 日々の風の吹くまま
10月22日(火曜日)。🌧☁🌥。おやおや、また雨かあ。大気の川のしっぽかもしれない。それとも線状降水帯とやら言う現象なのかな。どっちにしてもしつこいなあ。でも、予報では午後までには雨が止んで、晴れ間が出ることになっているから、そのあたりに期待をかけるかな。

先週、保健局から「呼吸器疾患を防ぐために予防接種を受けよう!」というメールがカレシとワタシそれぞれに来ていて、ああ、もうそういうシーズンか。重篤な呼吸器疾患から自衛するためには、インフルエンザとコロナ(派生株KP.2対応)両方のワクチン接種が必要と書いてある。いつもならインフルエンザは10月初め、コロナは保健局からの通知(前回は確か1月)に従って接種していたけど、今年はもう10月も下旬だし、下水の検査ではフレーザー保健局管轄下でのコロナ罹患率が上昇しているそうだし、どっちもお金を取られるわけじゃないから、白内障手術後の抗生物質点眼が終わったら両方まとめてやることに決定。カレシ宛の通知のリンクから我が家から5キロ以内で来月早々に接種できる薬局を検索して、1丁半先の6番アベニューにある薬局で4日の午後1時半、ワタシ宛の通知のリンクから同じ薬局で同じ日の午後1時45分にそれぞれ予約。

どっちも医療保険番号を打ち込んだら後はマウスの操作だけで3分もかからずに終わって、即座に確認メールが来ておしまい。コロナワクチンはこれで8回目だけど、まあ11月初旬はイベントの予定が入っていないからちょうどいいタイミングかもね。グッドタイミングと言えば、今日は金庫番のトニーがエアコンと次のクルーズの費用に充てる資金をまとめてくれる日。大きな支払いは12月初めだから来月の末でいいと言ったら、「アメリカの大統領選挙の前後は相場が大きく振れやすいから、利益が出ている今がグッドタイミング」。なるほど、ハリスが勝つか、トランプが勝つかによってダウの方向が大きく違って来るだろうな。世界情勢の行方も予測しがたいし、そっか、これが「利益確定売り」ってやつかな。午後にトニーのアシスタントのサマンサから「振り込みの手続きをしました」というメールがあって、こっちも終了。(日常のやることリストは尽きることがない・・・。)

アマゾンに注文した七分袖のTシャツがもう道路向かいの郵便局に届いているので、カレシの薬を取りに行くついでに受け取って来ることにして、今日はひとりでトートバッグを担いでスーパーへ。低いところに手を伸ばすのに、上体を屈める代わりに膝を曲げていたら思った以上の運動になったらしく、膝の調子がすこぶるいい。ほんとに何がどっちにどう転ぶか分かったもんじゃないな。(右肩もこんな調子で回復すればいいんだけど、こっちはまた別の問題・・・。)薬をもらったついでにバナナやクッキー、カレシ所望のブラジルナッツも買って、郵便局に寄ってアマゾンの箱を受け取って、手術後4日でもう問題なく何でもやれるという感じ。年のわりには回復力があるんだなあと、何だか自信が出て来るから、ワタシってスゴイ(と自画自賛)。刻々と形を変える青空いっぱいの雲を眺めて、早くも来年3月のクルーズに思いを馳せて・・・。







雲は目の前で形を変えて見せてくれる

ベーカー山になったつもり?




土砂降りの雨雲が去って目の前に開けたのは

2024年10月23日 | 日々の風の吹くまま
10月21日(月曜日)。⛅🌤。少し遅めだけど、朝ご飯に間に合って起きて、やっと我が家の普通の「鳥の餌」メニュー。じゃぶじゃぶと雨を降らし続けた大気の川(パイナップル特急)もやっと通り過ぎたようで、今日は朝から青空らしい色がちらほら。一番ひどかったコクィトラム市では72時間の雨量が256ミリ。バンクーバー市のダウンタウンでも175ミリ。背景に高い山があるために普段から雨が多いウェストバンクーバー市では土曜日1日の雨量が134.5ミリと、過去の記録34ミリをほぼ4倍増して新記録を樹立。雨が過ぎた今日もあちこちでマンホールから溢れた下水で道路が通行止めになっているらしい。いやはや、バンクーバー圏に住みついて約50年になるけど、ほんっとに前代未聞の豪雨だった。

雨が去ったので、今日は午前中に買い物を済ませようとカレシと連れ立ってスーパーへ。週明けの月曜日はまだ商品が入荷していなかったりして、空っぽの棚がかなりあるけど、今日は週末の豪雨も手伝ってか、いつもより品薄と言う感じ。それでも牛乳や卵、ティッシュなど買い物メモに書き留めてあった必要品は揃ったので問題なし。薬局でカレシの処方薬スタチン剤を注文し、そばの回転棚に下がっている老眼鏡をあれこれ試してみて、レンズが少し大きめの+2.5のをゲット。今までの眼鏡をかけると右目がぼやけて見えないので、やむなくお役御免にしたんだけど、裸眼では左は目の前15センチから先が判読不能。でも、長いことコンタクトレンズをモノビジョンに設定していたので、ワタシの脳みそは左右の見え方が違うのに慣れているから、あっさり「利き目」を右目に切り替えて、本来の利き目の左を遠近感覚(と黄色っぽいもや)を添える脇役に格下げ。左目の手術が済んだらそのときに老眼鏡を処方してもらうので、とりあえず右目専用に安い眼鏡で済ませておこうという算段。

午後になって本格的に青空。右目で見るとあまりにも清々しく透き通っているのに感激。雲の色のコントラストのまた感激。ルーフデッキに出て、バルコニーに出て、目の前に広がる景色を見渡してまたまた感激。我が家からの眺望がこれほど新鮮に見えたことはないと思うくらいで、引っ越して来て9年で初めて見るような気がするのは青空のせいだけではなさそう。まったくもって、それとは気づかないうちにじわじわと進行して視界をくもらせ、人生観にも影響を及ぼしかねない白内障はほんっとにたちが悪いとしか言いようがないな。加齢現象だとわかっているから、ああそうですかと受け入れてはいたけど、こうして手術の「前」と「後」の違いを文字通り目の当たりにしてしまったら、何でもっと早くやってくれなかったんだと文句のひとつも言いたくなる。ほんとに・・・。

そんなわけで、午後いっぱい、カメラを持ってうろうろしては、写真を撮りまくり。撮った写真がこれまでと違っているわけがないんだけど、ワタシの目には大違い。白い雲は白く明るく、黒い雲は腹黒い黒さで、灰色の雲は白くなりたいのか黒くなりたいのか決めかねているような灰色。青空は澄んだ青で、その下の秋の紅葉・黄葉も鮮やかで、夕暮れが迫って来るとバラ色に染まり始めて、冬の夕焼けはどんな色かなとわくわくして来る。視界が開けるとはまさにこのことで、何とも言えないシアワセな気分・・・。



雨上がり




雨上がりの雲たち



夕暮れ時が近づいて来て・・・

月の出。「未確認飛行物体」がフォトボム(ヘリコプターかも)


前代未聞の豪雨と総選挙

2024年10月22日 | 日々の風の吹くまま
10月20日(日曜日)。🌧。寝坊して起床は10時。金曜日から降り始めた雨がまぁだじゃぶじゃぶ降っている。夕方には小降りになるそうだけど、バンクーバー圏はどこも100ミリを超える記録的な雨量で、冬は「雨期」にあたる土地柄でも50年に一度のレベルの豪雨だそうな。おかげでいたるところで道路は冠水、低地では床下床上浸水が続出。電気設備が地下にあるマンションやアパートでは浸水で停電してしまったところもあるらしい。とにかく想定外の豪雨ってことで、我が家のマンションは海抜100メートルの高台にあるから浸水の心配はなさそうだけど・・・。


寝坊したので松茸の朝粥でリッチにブランチ

豪雨のピークだったきのうは州議会総選挙の投票日で、道路閉鎖や停電で投票所を移動したところもあるらしい。州議会は議席数93だから過半数は47議席で、国政と同じく最大数の議席を得た政党の党首が首相となって州政を担当する仕組み。(ただし、連邦政府を代表して国政を司る首相はPrime Ministerと呼び、州政府を代表する首相はPremierと呼ばれる。)けさ現在の途中結果では、与党の新民主党(NDP)が46議席、野党第1党の保守党が45議席という、僅差どころかにっちもさっちも行かない拮抗ぶり。このままなら党首が落選した緑の党がリードしている2議席を確保すれば、NDPと結託して保守派の政権獲得を阻止することになるだろうけど、2つの選挙区で上位の得票差が100票以下ということで自動的に票の数え直しが決まっているから、はてさて、どうなることやら。数え直しは開票が完了してからになるので、できるのは週末あたり。つまり、BC州はそれまで宙ぶらりんということか。

それにしても、革新派と保守派が真っ二つに分かれているのは世界的な潮流を反映しているように見えるけど、ラジオから流れる選挙広告を聞く限りでは、相手候補や政党を糾弾したり、こき下ろすばかりで、政権を獲得した暁の政見や政策となると、その場の思いつきみたいな手前味噌のばらまき政策ばかり。まあ、有権者の方も、政策も何も考えてもみずに、嫌いなヤツ(もの)は何が何でも嫌い、嫌い、大っ嫌いという、コチコチの部族主義とか言われる風潮がはびこっているようで、行き着くところは民主主義もへったくれもない世の中ということなんだろうな。何でそうなっちゃったのか知らないけど、デジタル化とソーシャルメディアの隆盛と関係はないとは言えない気がする。要するに、「0」か「1」しか選択肢がなくて、0じゃないなら1でなきゃならないという融通の利かない思考パターンになっているのかも。あんがい、人類(Homo sapiens)も賞味期限を過ぎたということかもしれないよ。

ま、そう言うことは考えだしたらキリがないから横に置いといて、今日は旅行から帰って来て初めての掃除。身を屈めるのはNGなので、手の届く範囲でダスターをかけて、ていねいに箒で掃いて、(カレシにリビングまで運んでもらった)掃除機のプラグを膝を曲げてコンセントに差し込んで、屈まなくてもいい範囲で家具を動かしながら掃除。(ダストボックスを空にした掃除機をカレシにしまってもらって)今度はモップかけ。モップのハンドルが背中を伸ばして使える高さなので、これも屈まなくても済む範囲でごしごし。後のゴミ捨ては重いゴミ袋はカレシ、空容器の軽い袋はワタシの二人三脚で済ませて、午後は休養。手術後まだ2日なのに、カレシは「屈み過ぎて腰が痛い」。あのさ、ワタシは何年も毎日それをやって来たのよ。家事がどういうものか理解するいい機会じゃないかな。ほら、3日も降り続いた雨が上がって、空が何となく夕焼けっぽい色・・・。


大気の川は流れ去ったか・・・


白内障手術の後~回復を早めるために

2024年10月20日 | 日々の風の吹くまま
10月19日(土曜日)。🌧。まだじゃぶじゃぶの雨。夜中にかなり荒れたようで、バルコニーにはカレシが水遣りに使っているジュースの空きボトルがごろごろ。さて、今日は午前8時半に手術後の検査があるので、珍しく目覚ましをかけて(ワタシはアイシールドをして)寝て、2人ともぐっすりと眠ったようで、目覚ましで目を覚まして起床。幸いにも眼科のオフィスは隣の医療ビルなので、朝ご飯を食べずに(念のため)カレシに付き添ってもらってこっちを優先。


寝ている間に目をこすったりしないように・・・

視力と眼圧を測定した後で、しばらく待って手術の結果の判断。人工レンズの挿入は「パーフェクト」で、これ以上望めないくらい上々の結果だって。視力は人生のクォリティを左右するから、うん、この先何年もちゃんと目が見えているということは何よりの励みになるな。ときどき何となくもやったとした気分になっていたのは、目が曇って本来は明るい色までがどろぉ~んとした色に見えていたからだと思う。(純白がクリーム色に見えていた・・・。)来週の金曜日に術後1週間の検査をして、その結果次第では左目の処置も早くなるかもしれないな。いや、クリスマスシーズンが来るんだから、ぜひともそうなってほしいね。目は口ほどにものを言うと言われるように、人間のコミュニケーションの要。もっとも、ワタシは目も口も大いにものを言っちゃっているみたいだけど。まあ、帰って来たのは1時間後で、2人ともおなかが空いたから、まずは朝ご飯を食べて、後はのんびりと行こうじゃないの。

手術の翌日で、ゆうべは照明が滲んで見えていたのが、ほぼ普通に見えるし、ちょっとぼやけて見えていた景色もほとんど正常。ほぼ1日経った午後には背筋を伸ばしているとモニターの文字がかなりはっきりして来て、右目だけになるとほぼ問題なく読めるようになったからすごい。マイナス10Dの眼鏡をかけるとマイナス6Dのレンズを入れた右目がぼやけてしまうし、それではと左目だけで見ると完全にぼやけてしまう。両目を開けていると、右目が主導権を握っているのが明らかで、左目の影響はごく薄い黄色っぽいもやもやくらいのものなのがおもしろい。先生の言うパーフェクトな結果なんだから、このまま最短のスピードで回復するように、帰り際に看護師さんからもらった注意事項をしっかり守らないと、と思うんだけどこれがけっこう難しくて。どうしても「ついうっかり」が出てしまうから困る。

一番の問題は、向こう2週間ぐらいは眼圧が上昇する(回復が遅れる)のを防ぐために、「重いものを持ち上げない」、「息を止めて力を入れるような動作はしない」、「頭が心臓の位置より下になるほど前屈みになってはいけない」。まあ、眼球に穴を開けたんだから、それが治るまでは当然だろうけど、簡単そうに見えて、これがけっこう難しくて、床に落としたものを拾おうとしたり、低い位置の引き出しを開けてものを取り出そうとして、脳内で「背中を伸ばして、膝を深く曲げて・・・」と指示が出る前に、身体の方がささっと動いてしまう。食洗機の出し入れはカレシに即席講習をしてやってもらっているし、靴はベルクロなのでカレシに足を突き出してピッと止めてもらえばいいし、買い物には付き添ってくれるそうだから、後は「ついうっかり」を極力なくせば順調に回復ってことで・・・。


こんな時期に窓を這っているかたつむり・・・



白内障の手術~まずは右目が大成功

2024年10月19日 | 日々の風の吹くまま
10月18日(金曜日)。🌧。予報通りの降りようで、大雨警報発令中。何でも「大気の川」という低気圧が来るんだそうで、BC州南部の沿岸部(メトロバンクーバーがあるところ)では今日と明日で120ミリくらいの雨が降るらしい。これ、昔は(ハワイ方面から来るから)「パイナップル特急」と呼んでいたもので、たいてい団子三兄弟みたいに複数が数珠つなぎになっているヤツ。まあ、この週末は出歩くわけには行かなそうだからいいけど、明日は週の総選挙の投票日。もっとも、すでに有権者名簿にある約350万人のうちの100万人以上が期日前投票を済ませた(私たちは郵便投票を済ませた)というから、最終的な投票率には影響はないかもしれないな。

今日はいよいよ右目の白内障の手術をする日。朝は9時に起きて、まずワタシとしては珍しい朝シャワー。夜中以降は手術が済むまで何も食べてはいけないことになっているので、朝ご飯抜きでランチ抜きで、10時以降は水もダメ。きっついなぁ。病院でのチェックインは午後1時15分で、早過ぎても遅過ぎてもダメと書いてあるので、ウーバーのアプリを開いては「Drop off」の時刻(予想到着時刻)を見て、最終的に20分足らずで行けそうなので20分ちょっとを見計らって玄関ロビーからウーバーコール。外に出て庇の下で待っていたら2分ほどで車が来て、病院の正面に着いたのは1時12分。バーナビー総合病院は盛大な拡張工事の最中で、病院の中は迷路みたい。玄関は3階で、1階の受付でチェックインして患者タグを手首に巻いてもらって、4階にある日帰り手術の待合室へ。渡された質問票の束を入口のバスケットに置いて、外で待っていたら看護師が出て来て質問。全部終わったら待合室に入って、カーテンで囲まれた椅子でジャケットを脱いで患者衣を羽織って待機。


日帰り手術はここで待機

最初のうちは10分か15分くらいおきにいろんな点眼薬を入れられたけど、後はただの「待機」。希望すれば抗不安薬(ロラゼパム)を点滴するということで両隣の患者は頼んでいたけど、ワタシは不安のかけらもないし、昔やけっぱちで過剰摂取して昏倒したアホな前科があるので、いりません。そのうちに点眼薬を入れた右目がぼやけて来て携帯の画面も良く見えなくなったので、カレシにオフにするからねとテキストを送って電源をオフにして、目を閉じてうとうとしているうちに、ぐっすり眠ってしまったらしい。(看護師たちがすごいおばあちゃんがいると呆れていたらしい。)せっかくよく眠っていたのに「もうすぐですよ」と起こされて大あくび。周囲の会話からして午後4時ぐらいで、そのまま渡された温かな毛布に包まれてまたうとうとして、実際に手術室に入ったのはそれからもっと後。外で麻酔を点眼されて、手術用の椅子に座って、陽気なマケンジー先生が「じゃあ行くよ」と顔にカバーをかけて手術開始。ときどき眼球に圧力を感じる程度で、先生の横でおもしろい音がするので機械が出しているのかと聞いたら、「そう、吸引の圧力によって音が変わるんだよ」。へえ、前衛音楽的だな。「それじゃあ今からレンズを入れるからね」。またちょっと圧力っぽい感じがして、「はい、終わりっ」。先生がテープで止めていたカバーをべりッと剥がすと、あはっ、まだぼやけてはいるけど明るさが格段に違うっ。

終わったら次の患者と交代する形で日帰り手術の待合室へ帰還。看護師さんが「お迎えに来てと電話しますね」と言い、別の看護師さんから術後の注意事項を聞いて、さらには「のどが渇いたでしょう」とジュースをもらって、ロッカーに預かってもらっていた所持品の袋を受け取って、カレシが来るまで待機。大雨の中のラッシュアワーと病院内の迷路のおかげで、カレシが待合室に入って来たのは30分以上経ってから。その後2人であちこち迷路をうろついて、やっと正面から外へ出たのはさらに10分後。カレシが作りかけだったチキン入りサラダにサラミとコニャック入りパテを添えて遅い晩ご飯。お皿の白さが印象的で、まだ手術していない左目だと世界がすべて黄色っぽくどろっと暗い色に見えるのに、右目は白は明るい白、青は地中海の青、赤は闘牛を奮い立たせる赤と、視界が明るく広々として、信じられないような違い。眼鏡をかけると右目が視力の変化で超が付くぼやけになるので、左目もできるだけ早く手術してもらって、新しい眼鏡を作って、白が白に、青が青にくっきりと見える視界を取り戻したいなあ。


カレシが作った晩ご飯~おいしそうな色



手術の前日はやることをやっておかないと

2024年10月18日 | 日々の風の吹くまま
10月17日(木曜日)。⛅。カレシに声をかけられて目を覚ましたのが7時半。ぶつぶつとかみ合わない話をしているうちに、2人ともまた眠りに落ちて、ワタシが目を覚ましたのは9時半過ぎ。それでもまだ寝足りなくてすっきりしない気分。カレシを突いて起こしたら、「今日は急ぐことないよ」。まあ、そうだけど、1ヵ月のバケーションから帰って来て1週間で、今さら時差ぼけがピークに達したというのかな。ワタシの場合は、長いバケーションとその後のばたばたの興奮疲れが一気に出て来たというところかもしれない。そのまましらばくうとうと、ぐずぐずして、やっとその気になって起きた頃にはもう10時過ぎ。朝ご飯と言う時間でもないので、ベーコンときのこのオムレツをブリオシュトーストに乗せてブランチ・・・。


波乱が起きそうな雲行き?

朝ご飯兼ランチが終われば、今日は晩ご飯まで「ランチは何?」に思考を中断されることがないので、やっておきたいことをやっておこうという意気込みで、まずはArts Clubのファンドレイジングイベントから。今月末のディナーパーティはすでに確保してあるので、次は来月15日のお酒の試飲会(今回は良く知られたスコッチウィスキーの飲み比べ)のチケットをゲット。それが終わったら、ニューウェストミンスターのアンヴィル・センターでのArts Clubの地方公演のチケット。第1弾の『Sexy Laundry』は見たかったけどすでにニューウェスト公演を終了しているし、第3弾の『Ring of Fire』は特にもう一度観たいとは思わないので、今シーズンは第2弾の『Someone Like You』だけにして、1月13日のマチネのチケットをゲット。ロスタン作の戯曲の主人公でデカ鼻がコンプレックスのシラノ・ド・ベルジュラックを、おデブで恋人ができないミレニアル世代の女性イサベラに置き換えた、コメディタッチながらほろっとさせるいい作品で、ぜひまた観たいと思っていたもの。


先週これで帰って来たっけ(今日は定刻)

来月から先のカレンダーをまた「楽しみなこと」で埋めたら、今度はメール書き。まずは私たちの金庫番のトニーに資金移動のお願い。来年3月のシンガポール~東京16日間のクルーズの残額を支払う期日が11月6日で、出発地のシンガポールまで17時間の直行便(帰りは東京からANA)に乗るので、基本エコノミーのところをビジネスクラスにアップグレードしたら、それだけでパッケージ総額の3分の1近くなってしまう。そこにクルーズの前後にホテル泊(シンガポール2日、東京4日?)を加えたら、基本的なパッケージ料金の65%増しということになるので、今までのクルーズで一番高額だけど、まあ、ビル・パーキンスの「資産使い切り論」に従って、長い間アリだったから余生はキリギリスになろうというところかな。そこでクレジットカードの残高をそれぞれ期日に払えるように、クルーズ料金とクーラーの工費を合わせた額を共同名義の投資口座から当座預金口座に移動しておいてもらおうというわけ。


天高く・・・

トニーの次は帰り際のひと騒ぎで散々手間をかけた妹にお礼とウーバーを呼べなかった経緯の説明と白内障手術のメール。大人の度合いでは3歳下の妹の後塵を拝しながら極楽とんぼを決め込んで、何年か一度つむじ風のように来てはつむじ風のごとく帰って行くワタシにいつも姉のような寛容さで接してくれる妹には頭が上がらないワタシ。来年3月末にまたお騒がせに行くから、よろしく。午後3時、1ヵ月半ぶりにファーマーズマーケットへ。ケイラの品ぞろえに必要なものがなかったので、今日はポールからシイタケとヤマブシタケのボックスとシャンテレルをひと袋、ベーカリーでブリオシュローフを買っておしまい。夏のマーケットもあと3回でおしまい。秋深しで、今年はあと2ヵ月半、次のクルーズまで4ヵ月半。今のうちにやるべきことをやっておかなくちゃ・・・。


満月に笠は雨の前兆?

車のバッテリが上がっていなかった!

2024年10月17日 | 日々の風の吹くまま
10月16日(水曜日)。⛅🌤⛅。何にもできなかったのに何か忙しい気分だった1日でくたびれていたのか、ぐっすり眠って7時半に目覚め。きのうほぼ1日眠っていたカレシは6時過ぎに目が覚めて、そのまま起きてしまったとか。でも、きのう寝ていたおかげで体調は回復傾向とかで、朝ご飯も普通に食べたのでひと安心。やれやれ。朝一番にべザードから「作業は円滑に行ったいう報告が来たけど、どうだった?」とテキストが来たので、みんなてきぱきと仕事をしてくれて、すべて円滑に進んだのでハッピーだよと返事。「ありがとうございます」という返事と共に工費のインボイスを送って来たので、オンラインで残り半分を支払い。銀行に凍結されて、解除してもらったばかりのクレジットカードを使ったら、今度は拒否されずに無事に通ったので、やれやれ。これでエアコンの一件も落着。

金曜日に迫ったワタシの白内障の(日帰り)手術で、帰宅の迎えの車の手配ができていなければ手術はキャンセルするという厳しいルールがあって、もちろんカレシは迎えに来るつもりでいるんだけど、問題は1ヵ月以上駐車しっぱなしの車のバッテリがどうなっているか。上がってしまっていたら、BCAA(自動車協会)のロードサービスを呼んでエンジンをかけてもらって、30分くらいドライブに出て充電しなければならないし、何とかエンジンがかかってもやっぱり走らせて充電しておいた方がいいしで、カレシが「かかったら電話するから降りて来て」と携帯を持って地下の駐車場へ。ワタシはジーンズに着替えて、財布をトートバッグに入れて、携帯を手に待機。でも、なかなか電話がかかって来ないので、やっぱりダメだったのかなあと思いつつ待っていたら、カレシが戻って来て、「電話したんだけどつながらなかった」と困惑顔。じゃ、エンジンはかかったの?と聞いたら「うん、かかった。だから来いと電話しようとしたけど、オレ、電話は使わないから操作を間違ったのかなあ」。どれどれとカレシの携帯を借りて設定をチェックしたら、モバイルがオフになってるじゃないの。「あ、旅行中にローミング料金がかからないようにオフにしてたんだ」。あ、そう。

とにかくドライブがてらMarket Crossingの州営の酒屋とスーパーまで言って来ようということになって、そのまま駐車場へ。ほんとに1ヵ月半近くも動かしていなかったのに、ちゃんとエンジンがかかったからエライ。走りながら、カレシの携帯で家電にかけてなっているのを確かめて、ワタシの携帯にかけてちゃんと鳴るのを確認して、はい、携帯電話は正常に作動。まあ、ワタシも普段は使わないので、かけ方は知っているけど受け方がわからなくて日本で困ったから、その気持ちわかるよ。(帰る頃になってやっとマスターしたくらい。)朝の大型トラックのラッシュの中をバーナビーのモールまで行ったら、酒屋はまだ開いていなくて、スーパーでどうしてもいるもの3点を買って、今度はニューウェストミンスターのモールに行って開いたばかりの酒屋でブードルズ3本とムッシュ・ヘネシー2本。これで金曜日のカレシウーバーは大丈夫そうで、カレシもきのうとは見違えるくらいの元気回復ぶりで、「今日はいい日だなあ」。やれやれ。


留守中に工事が進んだ新パタロ橋(ケーブルが4本に)

帰って来てほどなくして眼科のオフィスから電話。手術の2日前に時間などの詳細を知らせるということだったので、ドライブに出かけている間にかかって来なくて良かったぁ。ほっ。今日はほんとにいい日だな。手術の場所はとなりのバーナビー総合病院で、受付でのチェックインは午後1時15分。そのときに迎えに来る人の名前と電話番号を登録すること。前日の真夜中以降は何も食べないこと。当日の午前10時頃までは水を飲んでもよい。手術の所要時間は前後の処置を合わせて3時間から3時間半を見ておくこと(カレシウーバーが出動するのは午後5時近くと言うことか。晩ご飯にひと工夫入りそうだな)。最後に質問はないかというので、麻酔の種類を聞いたら「局所麻酔です。怖かったら鎮静剤を点滴しますよ」。怖くはないけど、全身麻酔だと醒めた時にひと騒ぎになるんですと言ったら、「白内障の手術では全身麻酔はしませんから大丈夫ですよ」。そっかぁ、よかった。ワタシはなぜか全身麻酔と相性が悪くて、何時間も吐き続けるもので、そこが一番心配だったけど、これで安心。週末にかけて「大気の川」が到来して大雨になるという予報だけど、ま、あさっての午後によろしく・・・。


南東の方はのんびりしているけど・・・



北東の方は波乱万丈の気配・・・

月に叢雲と言うけれど、何だか怪しい雲行き・・・


秋深まる10月だけどクーラーの設置工事

2024年10月16日 | 日々の風の吹くまま
10月15日(火曜日)。☁。朝っぱらから電話が鳴って目が覚めた。時刻は8時半。起きて行って出るのが間に合わなくて(というか留守電メッセージ残してねと言う気分で)放って置いたら、エアコン業者のべザードからEメールが来て、「ガラスの取り付け業者とうちのテクニシャンが行くからね」。あ、そうなの。今日はやっとのことでオフィスにクーラーが付く日。虫の居所が良くなかったらしいコンサル氏のおかげで遅れに遅れたけど、最終的には取り付けられるんだし、暑い夏は来年も来るだろうから、ま、終わり良ければ何とかかな。

カレシも起きて来て、朝ご飯のセッティングをしたけど、どうも調子が良くないと言ってベッドで横になってしまったので、先に食べようかどうか迷っているうちに、隅にパイプなどを通す切り欠きを入れた窓ガラスを取り付けるテクニシャン(ディミトリ)が来て作業を始めたので、朝ご飯はとりあえず棚上げ。そのうちにエアコンを取り付けるテクニシャンが2人(ラワッドと相棒)来てオフィスの外に道具箱を並べ、室内機と室外機を段ボール箱から出して、ディミトリがあと30分というので、スペアのキーフォブを持ってトラックで待機。その頃には10時近くなっていたので、朝ご飯はオレンジジュースとクロワッサンとバナナ半分とコーヒーだけ。カレシはベッドの上でぐっすり眠っていたので、朝ご飯のトレイを片付けて、カレシのジュースとバナナは冷蔵庫に。まあ、帰って来てから時差ぼけの上に風邪気味が重なって、あまり良く眠っていないようなので、おやすみぃ・・・。

窓ガラスの取り付けが終わったディミトリが帰って行って、入れ替わりにラワッドと相棒が来て、まず室外機の据え付け。小さなオフィスの冷房としてはずいぶん大きいけど、一番小さい型なんだそうで、排水パイプやワイヤを取り付けるパネルの位置を窓の切り欠きに合わせてセット。次に室内機の取り付け位置を決めて、パイプとワイヤを外に出す幅広のチューブを壁に取り付け、室内機からワイヤの太いパイプを壁伝いに配置して切り欠きから外に出し、室内機を取り付けてから、蛇腹の排水パイプを取りに行くとおでかけ。その合間にブリオシュトースト2枚にハムを挟んで、残っていたコーヒーを温めてランチ。カレシはまだ眠りこけているので、オフィスを占拠されていて何もできないことだしと、そのままおやすみぃ・・・。

電気工事の2人組が来たのは12時半過ぎ。配電盤が「寝室」にあるというのは異様だけど、その部屋をオフィスにしている私たちにはラッキーもいいところ。配電盤から室内機までワイヤを引く細いパイプを天井の隅伝いに取り付けて、電線をはめ込んで、今度は室外機の配線。そのうちにラワッドと相棒が戻って来て、オフィスは満員盛況の観。でも、現場でよく一緒になるらしい4人の手際の良さは抜群で、3時過ぎには通電して試験運転。冷房と暖房がかち合わないようにヒーターを手動にして設定温度を下げたら、オフィスはあっという間に涼しい夏の予告編。それにしても室外機の音はほとんど聞こえないくらいの静かさだし、室内機も何となくフワァ~ンと聞こえる程度で、旧居で使っていた「静かな」エアコンに比べても格段の静かさに感心することしきり。電気工事を終えた2人組が帰って、最後に切り欠き部分をシリコンで密封して、全作業を終えたラワッドと相棒が帰ったのは4時過ぎ。カレシはいつの間にか起きて来て、ソファでうとうとしていたので、ご飯食べる?と聞いたら「食欲がない」。少しでも食べた方がいいよと、晩ご飯はきのこのブロスを使って4種類のきのことチキンのコンジー。長い一日が終わって、ワタシもくたびれたぞよ。でもまあ、これで来年の猛暑には万全の構えってことで・・・。






感謝祭のディナーのメインは鴨の足とグルメきのこ

2024年10月15日 | 日々の風の吹くまま
10月14日(月曜日)。🌥☁🌧☁🌥。脚が攣って目が覚めて、起きたのが午前7時半近く。南東方向の地平線に朝焼けの色。朝焼けは雨という予報だったっけ?天気サイトを見たら(現在)「雨」。まっさかぁ。大気の川とやらが来るそうだけど、まだ朝焼けが見えるよ。ルーフデッキには雨が降っているという証拠がひとつももないよ。でも、南の方の空は何となく曇りがち・・・。



うっそぉ~

日の出


雨もようになって・・・

晴れ間が出て来て・・・

今日は三連休の最終日で感謝祭。アメリカでは11月の最後の木曜日だけど、北のカナダではひと足先の10月第2月曜日で、アメリカと同じく家族が集まって七面鳥を焼いて食べる日。でも、最近はどうなんだろうなあ。ワタシも昔は張り切って何キロもある七面鳥を焼いたけど、今では2人世帯には大き過ぎて食べ切れないので、感謝祭の料理はもっぱら鴨。骨付きのももをタイムやニンニクと一緒に鴨の脂の中にすっぽりと沈めて、低温のオーブンで2時間ほどかけて調理する「コンフィ」は簡単だし、ご馳走感があるし、骨からほろほろと外れる肉は鶏ももよりも味が濃くておいしいから好き。今日はマットが持って来てくれたグルメきのこがあるから、そうだなあ、松茸のリゾットはどうかな。長旅の食べ疲れもどうやら脱したようだし、今夜はあまり重くならない程度に・・・。

食べ疲れと言えば、丸1ヵ月の実質的な「外食」で大幅に体重を増やして帰って来たんじゃないかと気にしていたけど、秤に乗ってみたら1キロちょっとの増加で拍子抜け。船の上では毎日食事のたびにできる限り8階デッキのキャビンから4階デッキか3階デッキにあるレストランまで降りたり上がったり。これがけっこう功を奏したのかもしれないな。下船後の東京では、友だちとの会食は主に和食で、夜にレストランでしっかり食べたのは2、3回。だいたいは高島屋のデパ地下でサラダや弁当、総菜をテイクアウトして、ビールはずいぶん飲んだけど、スィーツはなしで、それでもいろいろとおいしいものを試食できて楽しかった。日本に行くときはいつも「デパチカツアー」を楽しみにしているんだけど、あの「デパ地下」というところには和洋中華何でもござれの日本の食文化が凝縮していて、しかも品質の高いところ(値段も高いようだけど)がすごい発想。デパチカのおかげで適量の食事ができたから、2人とも心配したほどには太らずに帰って来れたんだと思う。次のクルーズ(シンガポール~東京)まであと5ヵ月だけど、1キロならわりと楽に落とせるだろうし・・・。

旅の途中では遊び過ぎなのかどうか知らないけどその日のうちに旅日記ブログをアップできなかったけど、日付がやっと追いついて、やれやれ。あとは7日分遅れているニューヨークタイムズのクロスワードパズルに追い付くだけかな。さて、我が家の感謝祭のディナーのメニューは鴨の足のコンフィ、松茸のリゾット、カリフラワーきのことシャンテレルとアスパラガスのオリーブ油炒め、カレシ特製のサラダというところでどうかな・・・。