リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

リタイア2日目は落ち着かない気分

2019年01月03日 | 日々の風の吹くまま
1月2日(水曜日)。曇りのち雨。またまた嵐が接近という予報。2人で立てた1年の計ということで、朝ご飯の後で坂道ウォーク。何でも、毎日きちんと運動していると体調が落ち着いてエネルギーを感じるんだとか。運動はときどきまとめてガシガシやるよりは軽くても継続的にやる方が効果があると言う話だし、歩くことに勝る健康法はないと言うし、おしゃべりしながらだと30分なんかあっという間だし、いいこと尽くめ。

ランチの後でカレシは予約してある隣のビルの検査所へ。リタイア2日目のワタシは落ち着かない気分。勤め人だったカレシはあっさりとご隠居さんになっちゃったけど、長い間おひとり様稼業だったワタシは、もう「いつ仕事が飛び込んで来るかわからない」という常時スタンバイの姿勢が不要になったのに、それが頭の芯まで根を張ってしまって、どうもひと筋縄では抜けないような気がする。そこで、起業以来30数年経営して来た会社を娘に譲ってリタイアしたジムにどうやって気持を切り替えたのか聞いてみたら、「オレだって最初のうちは仕事が気になって落ち着かなかったもんさ。でも、もうオレが頭を悩ますことじゃないんだと思ったら、せいせいした気分になってそれっきり」。へえ、そういうもんかなあ・・・。

午後の買い物の帰りに郵便箱を開けたら、我が家の査定評価の通知。ニュースでバンクーバー圏の戸建ての査定額は低下したもののマンションは上昇したと言っていたので、5%くらいは上がったのかなと思っていたら何と18%。何で?予想した5%でも文字通りの億ションになっちゃうのに、何で18%も?値上がりし過ぎたバンクーバーやその隣のバーナビーのマンションを諦めた人たちが今までダサいところとして無視して来たさらに隣のニューウェストを「発見」したということかな。そういえば、行きつけのスーパーに30代くらいのいかにも「バンクーバーの人」という雰囲気の客が増えたような感じがする。あんまり急に都会化して欲しくないんだけどな。小ぢんまりした「トカイナカ」で、知らない人同士が道路ですれ違って挨拶を交わすようなおっとりしたニューウェストが好きなんだから。

自分が暮らしている家の価値は居心地の良さにあるんで、売って引っ越すつもりがないんだったら、査定額や相場が上がろうが下がろうがどうでもいいじゃないかという気がするけどな。上がれば固定資産税が増えるだけだし・・・。