リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

残暑はいいけど旱魃で水不足になるのは困る

2022年10月15日 | 日々の風の吹くまま
10月14日(金曜日)。☀🌤。また1週間が終わるところ。何でこんなに早いんだろうなあ。さっぱり秋深しの感がないのに、もう10月半ば。それでも、朝方にはさすがにヒーターが入るようになったけど、日中の最高気温は20度を超えていて、おまけに雨の気配はゼロで、まだしばらくは望めないらしい。おかげで、近郊の自然公園内などで山火事が頻発して、空気が悪くなるばかり。今までは北東のルーフデッキからミネカダ公園と他2ヵ所の山火事の煙がかたまって地平線が白茶けて見えていたけど、今日はウェストバンクーバーでの山火事の煙なのか、バルコニーの端(南西)のリッチモンドの辺りの方がもっと煙っている感じ。午後にはAQHIが「4」(中リスク)になって、コンタクトレンズを入れている目が何となくちかちか。あぁ~あ。

あしたはまた断食の日だから、今日は鋭気を養うつもりで、ランチは残っていたポットローストの塊を厚切りスライサーで削って、ブリオシュローフをトーストして、ローストビーフ・サンドイッチ。パン1枚にスパイシーなホースラディッシュをたっぷり塗って、サワークラウトを広げて、肉を載せた上にサラダ用に作ってあるゆで卵をスライスして載せて、レタスを載せて、もう1枚のパンにディジョンマスタードを塗って、サンドイッチの出来上がり。そういえば、行きつけのスーパーでフランスのマイユのディジョンマスタードの在庫が切れかけているようで、おととい棚のスペースを占めていたのはフランスじゃなくてカナダの「フレンチ」社製のディジョンマスタード。フランスでのマスタード不足は深刻なのかな。流通業界の人手不足で、スーパーの商品棚は未だにスカスカが多い。ずらりと並んでいるのでどんと入荷したのかと思ったら、前に1列だけで後ろはすっからかんの空っぽなんてことはしょっちゅうで、キッチンペーパーはダブルサイズのロールが6個、トイレットペーパーはトリプルサイズが12個なんて大きなパッケージばかりで、まるで強制的に買いだめをさせられているようで、マンション住まいの我が家は置き場に困ってしまう。

もう一体いつから雨が降っていないのか忘れてしまったくらいの大旱魃。ところが、ずっと夏の延長のような気温が高い日が続いているせいで、水の使用量が20%も増えた一方で貯水池の水位は目に見えて下がっているそうで、飲料水などの生活用水を確保するために、上水道を管理するメトロバンクーバー地方行政区はスプリンクラーによる芝生の散水の規制は今月末まで延長して、「シャワーは短時間で済ませて」と呼びかけ始めたくらい。節水はシャワーだけじゃなくて、お湯や水を出しっ放しで食器洗いや歯磨きをしないように、洗濯や食洗機の使用回数を減らすようにと、かなり具体的なのはそれだけ危機的な状況だってことだろうな。我が家では2人ともシャワーは週に2回ぐらいで、洗濯は週1回、食洗機を回すのは1日晩ご飯の後で1回だけ、カレシの菜園も季節的に水やりの量が減っているから、それほど無駄使いはしていないと思う。フレーザー川上流の農場地帯ではさぞかし大変だろうと思っていたら、農業用水は確保できているので、季節外れの高温で農期が伸びて作物の収量が増えたおかげで収入増になったと喜んでいるらしい。捨てる神あれば何とかだな。捨てると言えば、我が家の「リサイクル菜園」は、腐りかけた1個のミニトマトから育った次世代が夏中で300個くらい採れてやっと終わりが見えたところで、今はスーパーで買った水耕栽培の根付きレタス。使い終わった後の根っこをプランターに植えたら、この通り・・・。



夜、北東から月の出。山林火災があったミネカダ自然公園のある方向で、何日も煙の塊が見えていたところ。やっと背景の山並みが見えるようになったばかりだけど、昇って来た半月は何とも毒々しい赤。まだ煙が残っているんだろうな。AQHIは「4」(中リスク)のまま。早く雨が降って欲しいよぉ、もう。




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