10月16日(日曜日)。☀。起床8時半。朝のAQHIは「2」。少しは好転しているのかなと思ったら、フレーザーバレーの東の方で(雨なしの)落雷で新しい山林火災が何ヵ所も発生したそうで、午後には「4」。大気汚染の注意報はまとまった雨が降るまでは解除されそうにないけど、現在の予報では早くてもあと2週間先の月末。でも、雨の予報はずっと外れっ放しなんだけど。
断食明けで、いつも起き抜けの体重が1週間で一番低くなるんだけど、けさはちょっと減り過ぎの感。元々減量が目的じゃないのに、週1回の断食を始めてから4ヵ月の間に3キロ減って、ワタシなりの理想体重を2キロ近く割り込んだ勘定。土曜日に2食抜かすだけで、後は毎日3食ふつうに食べているんだけどなあ。それでも、今日はデイヴィッドとイーディスがランチに来るので、朝ご飯を食べたらまずは大車輪で掃除。(初めはディナーの予定だったけど、車で1時間はかかるので、ランチの方が時間的に余裕があるということで変更。)ヴィクターの店が開くのを待って、木曜日のマーケットで買ったケイラの農場のチベット種のにんにく3本をリボンで束ねて、注文してあった骨付きラムを買いにひとっ走り。ヴィクターは配達に出ていて、お父さんとお母さんが店番。食べてみてくださいとニンニクをあげて、ショーケースの上にチミチュリソースの瓶が並んでいたので、お母さんにラムをマリネートするコツを聞いて、ではひと瓶。これで今日のランチは、松茸とロブスターきのことハナビラタケをさっと天ぷらにして前菜、エアフライヤーで焼いたラムにシロカノシタとナラタケのソテーとケイラの農場のポテトを添えてメインコース、そしてデザートはヴィクターの店にあった(ウクライナ人支援の)ミニバナナケーキの「オール地産地消」のメニューに決まり。
お客は11時半に到着して、おみやげはけさ庭から鉢に上げたばかりの茗荷と素敵なブルーのストレプトカーバスと白ワイン。さっそくイーディスとカレシはルーフデッキに出て、園芸の話。ワタシはデイヴィッドとおしゃべりをしながら、前菜代わりのひと口天ぷらを揚げて、大皿に並べてテーブルに。次にマリネートしてあったラムをエアフライヤーで焼き始めて、ポテトは電子レンジに入れて、きのこを炒めて、テーブルでおしゃべりに加わっている間にラムが焼き上がって、ちょっと気取ってお皿に盛り付けて、赤ワインを添えてランチ。話題はもっぱら水曜日に観た芝居の感想で、いろいろと考えさせられる作品だよねというところから、だんだんに奥の深い論議になって、すごく刺激的。デイヴィッドもイーディスも理系の大学教授だったから、単刀直入に見解を述べて、そこへ(日本流にいうと無学歴の)ワタシが文系と理系をごっちゃ混ぜにした見解でかきまぜて、ちょっと考えたイーディスが「そうねえ、そういうアングルもあるわねえ」と返して、論議がさらに幅広く、しかも奥深く拡大するという流れで、ワタシが書きかけの小説の方向性がはっきりして来た感じがして、なるほど、なるほど。
デザートの頃には、大学生と院生の3人の孫たちの性格や将来の展望の違いから大学教育の話になって、大卒のカレシが教える側だった2人を相手に(冗談半分に)大学教育無用論までぶち上げたりして、最後まで笑いが絶えないおしゃべりはほんっとに刺激的だった。前菜のきのこの天ぷらは好評だったし、メインコースもちょうどいい焼き加減に仕上がったおかげで大好評で、シェフもハッピー至極。楽しかったね、ほんと。コロナも今は収まっているところで、行動制限は解除されているんだし、みんなブースターの接種に積極的で、親しい友だちに気軽に来てもらえる環境に戻りつつあるんだから、もっとこんな風に楽しい時間を持ちたいもんだね。年を取るにつれて、こういう刺激的な社交はますます大事なものになると思うから。(生まれつきおしゃべりのワタシには特に・・・ね。)
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