らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

クヮトロ・ピアチェーリ

2013年10月04日 23時59分50秒 | お気に入りのCD
 明日は山形響のMozart定期の本番だというのに・・・・・。

 3日目の練習から帰宅すると家のポストに注文していたCDが届いていました。

 クヮトロ・ピアチェーリ(大谷康子・齋藤真知亜・百武由紀・苅田雅治)による弦楽四重奏の演奏。収録曲は、三善晃の第1番、松村禎三、林光レゲンデ、間宮芳生の第3番という邦人作曲家による弦楽四重奏曲4曲。2005年7月に結成された若い?弦楽四重奏団ですが、メンバーはソロやオケ、室内楽など多岐に亘る活動を長年勤めているベテランの方々で、そのアンサンブルは決して勢いとかではなく、熟考されたそして、円熟という言葉で誤魔化されていない精密な音楽を展開しているように感じます。もちろん音楽的に!!オーケストラ等でお仕事を一緒にさせてもらった方もいますが、基本的には面識のある方はいないので、少々偉そうな言葉はお許し下さい。

 これらの邦人作品は、日本を代表しても良いような弦楽四重奏のための作品で、セッションで丁寧に録音されているのも特筆に値します。これらの曲はライヴ録音等はあっても、当代一流の方々によるセッション録音は少ないように思えるからです。

 どの曲も将来残してゆきたい曲達で、その道をこのクヮトロ・ピアチェーリが拡げてくれたくれた気がします。

 とても良いCDですが、こういうCDは廃盤になってしまうのがはやい事が多いので、興味のある方は早めに手に入れることをおすすめします。聴いていると私は興奮して寝付けません。(一番最初の文章に戻る)。
HMVジャパン
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記憶喪失。

2013年10月02日 23時59分21秒 | 雑記
 秋は、演奏旅行が多くなります。そこで、旅費(経費)を前もって事務所から支給されるために、一時的に財布の中がほくほくになります。(あくまでも経費)。旅行が多くなればなるほど、勘違いお金持ちに・・・。忙し過ぎて、「このお金は何だ??」と記憶喪失状態になり、電気屋さんに寄ったのが運の尽き。

 一眼レフデジカメ買ってしまいました。旅費って行く前に無くなるものなのです。

 新幹線代はカード使うしかないな・・・・・。おばかな私!!!
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山形弦楽四重奏団13周年。

2013年10月01日 23時54分24秒 | 山形弦楽四重奏団
 あんなに暑かった夏も終わり、秋めいてまいりました。10/1は、山形Qの誕生日。恒例の記事を書きます。

昨年の記事
山形弦楽四重奏団12周年。

 この1年で演奏した曲目をあげておきます。

・L.v.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132
・L.v.ベートーヴェン 大フーガ 変ロ長調 Op.133

・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.17-6
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ト長調 Op.33-5「ご機嫌いかが?」
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.55-3
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.64-5「ひばり」
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.64-6
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.71-1
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.76-3「皇帝」

・W.A.モーツァルト 弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K.421(417b)
・W.A.モーツァルト 弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調 K.458「狩」
・W.A.モーツァルト 弦楽五重奏曲第2番 ハ短調 K.406(516b)
・W.A.モーツァルト アイネクライネナハトムジーク ト長調 K.525

・J.ブラームス 弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.51-1
・J.ブラームス クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115

・F.メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.12

・紺野陽吉 弦楽二重奏曲
・紺野陽吉 弦楽三重奏曲

・清瀬保二 弦楽四重奏曲 変ロ調(1951)

・壺井一歩 弦楽四重奏曲第3番(1997/2012改訂)

・幸松肇 弦楽四重奏のための4つの日本民謡第1番
     ~さんさ時雨・ソーラン節・五木の子守歌・茶っきり節~
・幸松肇 弦楽四重奏のための4つの日本民謡第3番
     ~箱根八里・佐渡おけさ・最上川舟唄・鹿児島おはら節~
・幸松肇 弦楽四重奏のための4つの日本民謡より東北民謡
     ~さんさ時雨・会津磐梯山・南部牛追い唄・最上川舟唄~

             他

**アンコール等の楽章抜粋曲は割愛させていただきました。本番の回数にたいして、昨年よりさらに曲数が少ないのは、この1年は同じ曲を複数回取り上げて曲の理解を深めました。レパートリーを増やすために、今までは新しい曲ばかり演奏してきましたが、これからは曲をよく吟味して、真のレパートリーにすべく曲数をしぼってやってゆく時期かなぁ~と思っていたりします。新しい方との共演もありました。今まで共演下さった方との再演と同時に新しい方との共演も模索してゆきたいと思っています。そして、この1年は紺野陽吉作品に出会えて、故郷初演など多数のメディアにも取り上げていただきました。いずれ再演を企画したいと思っています。長く演奏してみたかった清瀬保二作品も2回演奏できました。

 14年目の活動はどうなるでしょうか?こうご期待!
コメント (2)
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