田園と「田園」2.

　明日の新発田市での演奏会。

　聴きどころは・・・・・・・・、すべて。

　だからメインのL.v.ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」は、言わずもがな・・・・首席クラリネット奏者の川上一道氏のウェーバーの第2協奏曲か・・・はたまた先日デビューした山形響ストリングスによるモーツァルトのディヴェルティメント K.138なのか？

　お客様のお好きに聴いて下さいませ。演奏会はチケットを持って会場に来て下さった方一人一人のもの。何に感動してくれても、何を感じようとご自由でございます。ただマナーはお守りいただき（ドレスコードはございません。お気軽に）、演奏会を盛り上げて下さったら幸いです。

　昨年のコンサートに引き続き、新発田市での公演が拡がってくれているのを団員一同喜んでおります。

　明日は頑張ります！！

　昨日に引き続き、赤湯の田園へ。

　今日は、私の王道「ハンバーグカレー」でございました。汗をかきかき食べてきましたとさ。

田園と「田園」

　山形響は7/31（日）新潟県新発田市で行われるコンサートのリハーサルを始めています。

　指揮台には、久しぶりの山下一史氏。過去に山形響の定期演奏会では、G.マーラーの第5番、P.I.チャイコフスキー第6番などを演奏した記憶がございます。

　詳細
新生しばた記念事業 ～新たなる100年に向けて～
「山形交響楽団 新発田公演」
日時：7月31日(日) 午後4時開演
会場：新発田市民文化会館・大ホール
プログラム
・W.A.モーツァルト／ディヴェルティメント ヘ長調 K.138
・C.M.v.ウェーバー／クラリネット協奏曲 第2番 変ホ長調 作品74
・L.v.ベートーヴェン／交響曲 第6番 ヘ長調「田園」作品68

　リハーサルは、珍しく文翔館ではなく南陽市文化会館の小ホールで行いました。

　南陽市と言えば、赤湯の「田園」。

　リハーサル終わりで行かないわけにはいきません。チーズ on チーズスパゲティとロイヤルミルクティなぞいただき、元気に帰路。
　　　

山響ストリングスシリーズ Vol.1

　終わった演奏会について、ぶつくさ書くことはあまりなかったけれど・・・・・・・。

　今年度より山形響に新しいシリーズが生まれました。

　山響ストリングスシリーズ〜所謂、弦楽器合奏のみの演奏会を年に3回行うことになりました。ソロ・コンサートマスター髙橋和貴氏が中心となって、指揮者なしの演奏会なのです。

　オペラは別格として、私はクラシック音楽の様々なジャンルを好きな順番で言えば、弦楽四重奏の次に弦楽合奏なんです。勿論指揮者なしで。私が弦楽器奏者だからなんでしょうが、やはり弦楽器の音がダントツで好きなんです。

　本日は、かみのやまの「古窯」さんで演奏会。浴衣姿だと入場料半額という面白い企画でした。

　プログラムは、
・W.A.モーツァルト／ディヴェルティメント ニ長調 K.136
・E.グリーグ／「ホルベルク組曲」より　Ⅰ.前奏曲　Ⅴ.リゴードン
・P.I.チャイコフスキー／弦楽セレナーデ ハ長調 作品48

　というもの。選曲権は無いのですが、これからどんどん色んな曲にチャレンジできるので、わくわくしています。指揮者の制約がない分、自分達で積極的に音楽を作らなくてはならないところが、非常に面白かったです。聞き逃してしまった方々、是非！第2回、第3回とききに来て下さいね。

　ヴィヴァルディとか芥川とか武満とかやらないかな・・・。

兄貴に感謝。

　昨日の山形弦楽四重奏団第60回定期演奏会にお越し下さり、あらためてお礼を申し上げます。

　活動開始以来、初めて両親が山形までききに来てくれました。というのも父は闘病中で、このまま聴かずして、天には行けないと思ったかどうか？？兄貴が連れ出してくれて、山形まで両親を招待してくれたのです。

　昨日は、山形市内のホテルに泊まり、朝早くレンタカーでおくおおえの柳川温泉へ行ってきたそうです。

　お昼に家に寄り、隣町の朝日町のそば処亀次郎さんへ。休日なので混んでいると思いましたが、運良くすぐに座ることが出来ました。

　父は、薬のせいで少々味覚障害も起きていて、食感しか楽しむ事が出来ないので、山形の蕎麦を堪能していました。

　80歳を過ぎた両親が健在なだけでも感謝しなくちゃ行けませんが、こういう機会を設けてくれたさすがに長男！！やるときはやるものです。

　兄貴に感謝。

山形弦楽四重奏団 第60回定期演奏会終了。

　好天に恵まれた山形市は、色んな所で演奏会が行われていて、音楽都市の様相でした。

　山形Qは、60回目の定期演奏会を終了いたしました。結成から16年目に突入していますが、初めて両親が東京から聴きに来てくれました。出不精の父親（もう80才！！）を、兄が折角だからと弟の演奏会に連れ出してくれたのです。オーケストラの公演は、東京公演だと以前は聴きに来てくれていましたが、私のヴィオラの音を聞くのはおそらく初めてじゃないかと・・・・・。（小さい頃のヴァイオリンの音色はきいていたような気がします。）色んな意味で心に残る演奏会になりました。

　あなた方の息子は山形で元気に活動していますと伝わったかどうかは、耳が遠くなっていますので分かりませんが、頑張っている姿は見えたと思う事にします。

　今回はメンバーとの打ち上げはキャンセルさせてもらい、家族で山形料理を食べてきました。兄貴のおごり！！さすが！！

　ご来場下さったみなさま本当にありがとうございました。

　また第61回に向けて精進して参ります。

　（写真）文翔館議場ホールの控え室の天井。この風景を見ながら緊張が高まり、舞台に出て行くのです。少しずつ慣れてきましたが、毎回、1音を出すまでがなかなかしびれます。

明日は、山形弦楽四重奏団第60回定期演奏会。

　西日本では猛暑日が続いていますが、山形では暑い！とはいうものの、例年に比べれば過ごしやすい夏日が続いています。明日も比較的過ごしやすい気温らしく、演奏会日和のようです。

　さて明日は、山形弦楽四重奏団第60回定期演奏会が、山形市文翔館で18時30分より予定されています。

　60回目というと、まわりからは記念演奏会ですね！と言われる事がありますが、自分達にとっては文翔館で行っている年4回の定期演奏会のうちの1回であって、特別という意識はほとんど生れません。毎回、試行錯誤を繰り返し、ただただ団体としてのレヴェルアップや音楽を楽しめるかを主眼において、継続して活動して参りました。その繰り返しが60回という数字になっただけです。

　健康であれば、少なくてもあと50回ほどは数が積み重ねられそうですし、新しいメンバーに切り替われば更に続くことも可能です。

　しかし、60回という数字はさておき、これだけ継続してきて、（個人的には）武満徹の作品を取り上げられるようになったのが、一番の達成感ポイントになります。明日の演奏がどうなるかは？風任せ、人任せですが、練習を繰り返すうちに、以前オーケストラでア・ウェイ・ア・ローンを演奏した時より、数倍理解も進みました。

　これからも重要な邦人作品には、チャレンジしてゆきたいと思っています。

　明日は、会場全体で音楽が楽しめますように！！

平宗盛

　元暦2年6月21日〜西暦だと1185年7月19日（今日！！）に、屋島・壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平氏の中で捕虜として捕まっていた平宗盛が斬首されました。享年39。

　数年前に放映されたNHK大河ドラマ「平清盛」でも当然！登場して、清盛の三男として権勢を欲しいままにした平家の中心人物です。

　一族がことごとく処刑されたために、その直系の血は絶えてしまいました。

　平家に関しては、その行いがあまりにも横柄なため、後世の人達の書き換えか？？？歴史の上では良い人物には描かれていません。平家は悪で、源氏が善なんて、そんな単純な話ではないはずで、平安時代に想いをはせれば、平家にも日本人の生活を向上させた貢献もあるわけです。

　NHK大河ドラマでは、その辺も描きたかったようで、当時色々と批判され、視聴率も云々と取りざたされていましたが、あらためて見ると大変興味深いドラマだったと今なら思えるのでした。

　（写真）こういう絵を見ると良いなぁ〜と心から思えるような年になってきました。「和」は良いですね。マイブーム。

　

アフィニス夏の音楽祭プレコンサート

　アフィニス音楽祭は、山形と広島で毎年交互に行われていて、今年は山形の番になっています。

　今年のアフィニス夏の音楽祭を盛り上げようと、アピールの意味も込めて、ホストオーケストラである山形響のメンバーによるミニコンサートが山形市内色んな所で行われました。

　本日は、山形弦楽四重奏団の登場で大沼山形本店7Fローズルームにて行いました。

　まだ開店前から準備して（写真、勿論その前にスタッフの皆さんが会場作りをしていただいていました。）、ふたを開けたら会場に入りきらないほどのお客様。

　ご来場のみなさまありがとうございます。

　このまま来月の音楽祭の大成功を祈願しています！

これだよ！！

　長期旅行中から無性に食べたくなっても、食べることが出来なかった物・・・お蕎麦。

　自分では数えてもいなかったのですが、習慣のように一月の間に数回は食べに行っているし、家でもお昼などに食べる機会があるものです。

　しかし、別の土地に行って、お蕎麦を食べるとがっかりすることも多いので、つい同じ麺でもラーメンになってしまうのです。

　帰形後、毎日温泉に通っているので、少しずつ体が回復傾向にありますが、まだまだ旅行から帰ってきた感がなく、本日のリハーサル終了後、お蕎麦を食べてから、山形に戻った感がわきました。

　さて、明日明後日の山形響定期演奏会頑張ります！！！

山形響 第254回定期演奏会リハーサル始まる。

　雨模様の山形市、本日から山形響 第254回定期演奏会のリハーサルが始まりました。

　疲れた〜疲れた〜といつまでも言ってはられないなくて、プロなら体調管理も仕事の内と自分に言い聞かせて、新しい気持ちで新しい演奏会を作り上げて行きます。

　今回は、音楽鑑賞教室やドラゴンクエストの演奏会で、既に共演している女流指揮者〜田中祐子氏が定期演奏会デビューします。リハーサルは毎回笑わされていますが、今回もいきなり下ネタからぶちかまして、みんなの笑いをとっていました。きっと生き生きとした演奏の機会になる事でしょう！！

　詳細
第254回定期演奏会『ヒロイズムと幻想性・・・気鋭の田中祐子 山響定期デビュー！』
日時：7月16日(土) 午後7時／17日(日) 午後3時開演
会場：山形テルサホール
指揮：田中 祐子
ピアノ：伊藤 恵
曲目：池辺晉一郎／小交響曲
シューマン／ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
ベートーヴェン／交響曲 第3番 変ホ長調「英雄」作品55
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チケット料金：
A席(指定) 4,700円　B席(自由) 4,200円
学生(自由) 2,500円　ペア(自由) 7,200円
★定期演奏会の「3回鑑賞券」は、山響事務局でのみ販売しております。

詳細はこちらから↓
http://www.yamakyo.or.jp/concert/2016/07/concert_816.html#info

お問合せ：山響チケットサービス
TEL：023(625)2204（平日10:00～17:00）

　是非！若い指揮者のデビューの目撃者になって下さい。御来場お待ちしています。

アンサンブルの基礎

　突然ですが、アンサンブルをする上で一番大切な事は何だと思いますか？

　人の音をよく意識すること？？

　人との呼吸を合わせること？？

　スコアを頭にぶっ込んでくること？？

　正解の様な気がしますが・・・・・。本日の「基礎」という事からは外れます。

　当たり前のことですが、自分の楽譜を穴が開くほど練習することです。自分の楽譜に書かれている音にシャープがついているのか？ナチュラルがついているのか？？拍子はどうなのか？どのテンポならその時点で弾けるのか？色々な事を考えながら、とにかく音を並べてくることです。

　他の人と音を合わせる時に、個人練習をしているようでは、音楽的意見を言う資格さえないような気がするのです。

　人間ですから慣れていない曲や難しい曲で、練習中に間違えることはあることです。しかし、ちゃんと練習してきて、間違えるのと、練習が不足してきて間違えるのでは、他の目から見て雲泥の差があります。

　一緒に演奏する人達への見栄や本人のプライドの問題もありますが、まず自分の楽譜をなるべく深く練習してくること。そこからやっとアンサンブルが始められる気がするのです。

少しずつで良いから・・・・。

　約4週間の旅行続きを終えて、やっと山形にいる事が出来ます。

　温泉に入れなかったことが一番大きかったようで、体が超重。

　昨年入院したときと同じような感じの体調で、熱中症なのか冷房病なのか？いまいち分からない状態なんです。

　やっと本日温泉に行くことが出来、「おぉ〜久しぶり！！」と声かけてくれる多くのおじさん達にホッとしました。

　体が冷え切っているのか？？？よく分からないのですが、熱い湯船に入ってもいっこうに温まらず。汗もそこそこに。

　これは、連日かよって、体の中からエネルギーが出るまで待つしかないですね。

　夜は冷えた空気の中、散歩。

　早速、夏のお友達に再会。

　撮影後、逃がしてあげたとも。

家路

　乗り切れるか大いに不安があった約4週間の演奏旅行。

　無事に家に着くことが出来ました。

　最終日の本日、学校公演後、空港で4時間待たされ、仙台の駅で40分待たされ、結局家に着いたのは夜22時30分を大きくまわった頃。

　さすがに疲労困憊、夜ご飯もそこそこにしました。

　頑張った皆様、お疲れ様でした。

懐かしい・・・・・。

　最終宿泊地〜福岡久留米〜西鉄久留米駅の近くです。

　歩道橋の上でラップをやっている若者やシャッターの閉まったお店の前で、地べたに座り込み歌っている女子高生達。

　街の喧騒の中に、響き渡る歌声が心地よく、しばらく聴いていました。

　昔々、私も街の中でギターを弾きながら歌っていたこともありましたので、本当に懐かしい気持ちで、あの頃のニオイまで思い出してくるようでした。

　誰も足を止めなくても、一生懸命美しいハモリを聴かせてくれていた女子高生に、近くのモスシェイクを差し入れ。

　「ありがとうございます〜」と嬉しそうに写真を撮っていたのが、とても印象的。

　バイトがないときは、いつも駅前で歌っているそうな。

　頑張ってねと声をかけて、その場を離れましたが、いつまでも夜空に歌声が響いていましたとさ。

　いいな若い力って。

対馬へ。

　写真は博多のホテルの窓からの眺めです。

　本日から九州演奏旅行第2週目の公演が始まりました。

　今日は、長崎県の対馬に渡っての学校公演でした。朝が弱い私は、昨日の夕方からお酒を飲み、早く寝るようにして、4時台には緊張感から目が覚め、6時には朝ご飯（ホテル側も朝食の用意が間に合っていませんでしたが・・・強引に・・・）、6時台の電車に乗り、博多空港から対馬行きの飛行機。

　学校公演が終わっても、帰りの飛行機の時間まで数時間合ったので、学校に残り、楽器の練習をしていました。

　そして、夕方ようやく博多へ、そこから佐世保まで移動して、遅い夕食を。

　書いているだけでも、かなり長いスケジュールでしたが、島の子達の私達を見る視線の力のあること！！

　暑い中、好奇心Maxにして一生懸命演奏会を楽しんでくれていました。

　頑張ったかいがございました。後4公演頑張ります！！！