メス残り

　今月も今日で終わり、明日から8月になります。7月は、ありがたいことに、かなり忙しい日々を送りました。

　さて、今夏は、毎日の体メンテナンスのために夜散歩をしていて、クワガタムシ・カブトムシかなりの大漁年になっています。とは言っても、昆虫採集が趣味ではないので、散歩に行って電灯の下に落ちている奴を拾ってくるだけなのです。昨年までは写真を撮ったら逃がしていましたが、今年は欲しいと言われる方々が多いためにノコギリクワガタ・カブトムシなどほとんど養子に出してしまいました。

　家の奥さんが、今年になって急に飼ってみたいと興味を示したので、あげなかったクワガタムシのメスを中心に飼育することにしました。

　写真には写っていませんが、この水槽の中に10匹位いて、オスはコクワガタの1匹だけ。（ハーレムとも言う）。

　メスはオスに比べて、地中に潜りがちですが、夜になるとエサを求めてワサワサ出てきます。

　奥さんは、それを見て喜んでいるわけです。

　子供の頃から何度も飼いましたが、ほぼメスだけの状態で飼ったことがございません。

　メスはカブトムシもクワガタムシも繁殖用という考え方で、観賞する対象ではなかったのですが、今年は「かっこいい」から「かわいい」という魅力に気づくことが出来ました。なかなか良いです。

　しかし、クワガタムシの繁殖は難しいので、しばらくしたら逃がしてしまうかもしれません。

　しばらく楽しみます。（かわいがります）。

未曾有の大雨.2

　日付が変わってから当地は、雨が収まりました。

　近所の月布川の川幅も昨日の三分の一程度になり、水位が時間と共に下がってきました。水は土砂を含んだ泥水のようで、たまに倒木を運んで行きます。　

　　　

　避難していた左沢の街も復旧作業が進んでいるようで、何もお手伝いしていませんが少し安心しました。

　話は変わりますが、そろそろ車の免許の更新をしなければいけない時期になっていて、仕事が休みの今日を選んだのですが、結局、雨は止んでも他市町村の道路が冠水で通行止めされている箇所が多く、諦めました。来月急いで行かないと・・・・。

　県内では河北町・大石田町をはじめまだ避難している方々がおられるようで、一日でも早い復興を祈っています。そして、早く元の生活に戻れますように。

　普段は良い空気を運んできてくれて、美しい風景を提供してくれる月布川ですが、今回の事で大自然は怖いと思わずにはいられませんでした。数年前の大雨の時は、断水が起こりました。今回断水が起きなかったのは、以前の事を踏まえての断水対策で、県が浄水機能をレヴェルアップさせてくれた効果が出たのだと思います。非常に助かりました。

　土砂崩れなど、まだまだ予断を許しませんが、明日から通常業務です。

　

未曾有の大雨

　昨晩から降り続いていた大雨。

　とうとう大江町では180mm以上という、経験したことのない大雨に降られてしまいました。避難勧告もばんばんメールで知らせてきます。明日にかけても雨が続くようで、心配です。

　近所の月布川に買い出しの途中、写真を撮りましたが上記の通り。すぐにでもそこを立ち去った方が良いかしらと思い、車から降りるのは止めました。

　街中、所々水が上がっていて、車も減速。

　月布川は最上川の支流で、ちょうどぶつかるあたりの左沢地区の一部では氾濫が起きてしまいました。

　その模様が、全国ニュースで流れたようで、ひきりなしに来る電話やメールなどの対応に追われてしまいました。

　幸い我が家の付近は、ちょうど標高が高い地区なので、水が上がる心配はほぼ無いのですが、水が上がってしまった地区の方々が心配です。

　何か出来る事無いかしら・・・・・。

　早く雨も止んで、水が引きますように！

　同じ方向で撮った月布川（2013）。普段は、静かな流れなんです。

　　　　　　　　　

自粛生活中の課題 vol.4

　なんだか・・・・ふと思ったのですけどうちのオケ・・・今、日本一忙しいオケかも・・・・。

　自粛生活が個人的に終わって、仕事が再開されても、自粛生活期間同様にエチュードの旅は続いています。

　関連記事　

ヴィオラ　Vol.30 - らびおがゆく　Vol.3

　カンパニョーリやリリアン・フックスを練習している時から同時にフランツ・アントン・ホフマイスター（Franz.Anton.Hoffmeister 1754~1812）の12のヴィオラ エチュードを練習していました。というか先に挙げた２つの曲集が、多少骨が折れるために気晴らしというか、現実逃避的にこのホフマイスターの曲集を使いました。

　1曲1曲は、そのまま古典的な無伴奏作品のようで、それほどきついテクニックは要求されませんし、演奏していて楽しいから（弾けるから）、そんな使用方法をしたのです。

　もちろん適当に弾いただけでは駄目なので、CDを聴いたり、あまりやってなかった分析的なこともしながら練習し、12曲とりあえず終了しました。

　あらためて演奏してみて、私はF.A.ホフマイスターという作曲家を相当好きだなと認識しました。ヴィオラ協奏曲や弦楽四重奏曲、コントラバスソロとの弦楽四重奏曲など聴いていても心地良い曲が多いので、以前から薄々思っていましたが、この際だから自分の大好き作曲家の仲間入りさせてしまおうと決心したところです。

　割とスムーズにこのエチュードは終了しましたので、次はもう少し過酷な奴を・・・・。

　ヤリマス。

ベートーヴェン 交響曲 スペシャル第２回 リハーサル始まる。

　昨日から夏の最後の二十四節気「大暑」に入っています。

 

　太陽が出ていたらもちろん曇り空でも夏を感じる事が多くなりました。

 

　本日から「やまぎん県民ホール×山響　ベートーヴェン交響曲スペシャル 第２回」のリハーサルが始まっています。

 

詳細

やまぎん県民ホール×山響

『ベートーヴェン交響曲スペシャル(第2回)』

2020年7月25日(土) 午後4時開演(午後3時開場)

やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)

指揮：阪 哲朗

・L.v.ベートーヴェン 交響曲第2番 ニ長調 Op.36

・L.v.ベートーヴェン 交響曲第8番 ヘ長調 Op.93

前売チケットは、まだ若干残りがあるようです。

 

　今年生誕250年記念のベートーヴェンの交響曲の中で、演奏される頻度は比較的低いとされる偶数番号（2・4・6・8）の2番と8番を取り上げます。6番の「田園」以外は、奇数番号の交響曲よりは少ないですが、聴けば良い曲なのは間違いありません。（他の作曲家の作品より演奏頻度は恵まれていると思います）。

 

　私も奇数番号の交響曲より偶数番号の交響曲の方が、食傷気味ではないので、演奏するのも聴くのも楽しいのです。

 

　ただ、これらの曲は一筋縄には参りません。地味に（いやかなり！）演奏が難しいのです。ただ単に楽譜を音並べるだけでも、慣れているとは言え毎回難しいなぁ〜と思わせてくれます。

 

　演奏頻度が高い曲とは言えませんが、指揮者の阪哲朗氏がてきぱきと整理整頓を初日から行っているので、きっと25日には納得しながら演奏できることでしょう。

 

　明日もう一日リハーサルがあります。

 

　暑さに負けず、頑張ります！！

 

　

季節の移ろい

　自粛生活が始まってから、大江町に住んでほぼ初めてというくらい自宅の庭の草むしりを習慣化しています。

　庭に出て、雑草むしりをする単純作業です。

　東京にいた頃は、〜だいぶ年月が経ちました・・・〜雑草は雑草でしかなく、意識して付き合うこともなかったのですが、毎日のように草むしりをしていると、春先には蕗などの雑草、そのうちタンポポ（主に西洋系）・イネ科の雑草、そして、現在は所謂猫じゃらしが出来るイネ科の雑草とスギナなど生えてきて、庭におがる草も移ってゆくのでした。

　そして、夏は苦手で、夏でしかなかったのですが（あまり意識して付き合うこともなく・・・）、最初はコクワガタ、そしてノコギリクワガタ、最後にカブトムシが見つかるようになります。コオロギが出る頃には、甲虫類は、小さいコガネムシだらけになります。ミヤマカミキリなんかも最近になってよく見るようになりました。虫の世界でも季節の移ろいを感じる事が出来るのです。

　印象的なことがないと、意識的に付き合わない季節ですが、同じ季節の中でも徐々に移ろいを感じる事が出来た春から夏でした。

　毎年学ぶことは、つきませんね。

山形Q 第76回定期演奏会終了。

　年末まであと165日残した本日、山形弦楽四重奏団第76回定期演奏会が行われました。

　新型コロナウイルス問題で、第75回定期演奏会が飛んで、約半年ぶりに本番を迎える事が出来ました。

　コロナ対策で、体温を計ったり、名簿に住所等記入願いましたのをこころよく対応して下さったお客様に感謝申し上げます。

　今回は、2重奏に始まり3重奏〜5重奏と段々編成が大きくなるのを楽しんで頂けましたでしょうか？

　二重奏曲は、字のごとくたった二人で音楽を作らなければならなくて、やった感覚で言うともしかしたら一番演奏が難しい編成なのかな？と思ってしまったり・・・。一人なら自由に気ままに演奏できるということもあります。例えばチャイコフスキーのピアノ協奏曲で、チェロの１Pultの二人だけのソロ（ソリ）があります。トップのソロの方がよほど自由に音楽出来ましたでしょうに！三人なら和音もつくりやすいのに、二人は喧嘩したら終わりですしね・・・・・・。いままで、学生にプレコンサートを二重奏で依頼していたのは無理強いな依頼だったかしら？？www。今回は経験で良しとします。

　そして、Beethovenは、やはり難しい・・・・。リハーサルの時に乗り越えられたと思っても、本番になると何かが邪魔するんですよね。一生の課題でしょうね。

　二人のゲストを入れたフルート五重奏曲は、F.クーラウの実力面目躍如というか、良い曲なんですよ。またいつかやりたいです。

　次回は10月12日・・・なんと月曜日です。一日も早く問題が片付いていますように！

　

明日は、山形弦楽四重奏団 第76回定期演奏会！！

　明日は、山形市文翔館議場ホールにて、山形Q 第76回定期演奏会が開催されます。

　なんだか久しぶりにこの広報記事を書く気がしています。

　第75回定期演奏会（4月）が実質中止に追い込まれて、1回の定期演奏会が飛んだだけなのに、第74回定期演奏会（1月）からは約半年過ぎているので、当たり前かもしれません。

　オーケストラ業務の合間に活動し続けて約20年経っているのに、休み明けというのは気分的に慣れないですね。

　さきほど、仙台フィルさんとの合同演奏会を終えて帰ってきました。

　今からは、明日終わるまではオケマンではなく、アンサンブル奏者として切り替えて行きます。

　初っぱないきなり茂木氏との2人キリで演奏します。ハラハラドキドキ楽しくゆきます。

　そして記念イヤーのベートーヴェン。

　休憩後は、F.クーラウのフルート五重奏曲第1番です。

　感染対策のため

　・ご来場された全ての方について、受付にてお名前とご連絡先のご記入をお願い致します。
　・受付にて検温を実施致します（非接触型の体温計をこちらで用意致します）。
　・自由席となっていますが、最初に席をお決め頂いた後のお座席のご移動はご遠慮ください。
　・ご来場の際にはマスクをご着用ください。
　・ご入場の折には十分な手指の消毒や手洗いを行っていただきます様お願い申し上げます。
　・当日体調がすぐれない場合には、ご来場を見合わせていただきます様お願い申し上げます。
　・ご不明な点がございましたらチラシに記載の連絡先までお問い合わせください。

　それでは、会場でお待ちしています！！

収穫

　自粛期間中に、奥さんが何を思ったか？急にプランターと土を購入してきて、数種の野菜を育て始めました。

　趣味として、野菜作りをしたかったのか？ただ単に暇つぶしだったのか？聞いていませんが、駄目だった物もあったけど（鳥に芽を食べられてしまいました）、とりあえずミニトマトがなりました。

　大江町に引っ越してきたばかりの時に、地植えで茄子や紫蘇を作ってみたときがありますが、その時は全部虫にやられてしまいました。素人が手を出すものではないと、それから十何年経ちましたが、ついに食べることの出来る作物が、少量ですが出来ました。

　美味しいサラダになって、晩のおかずになりましたとさ。

自粛生活中の課題 vol.3

　もう以前の用な自粛期間中ではないですが、バルトロメオ・カンパニョーリ（Bartolommeo Campagnoli 1751～1827）の41のカプリース Op.22（無伴奏ヴィオラのための）を練習した後、リリアン・フックス（Lillian Fuchs）のヴィオラのための15の性格的な練習曲（Fifteen Characteristic Studies for Viola〜1965）に取り組んで、本日全曲終了しました。

　リリアン・フックス（1902〜1995）は、アメリカのヴィオラ奏者であり作曲家でもあります。ヴィオラの名手で数々の録音を聴くことが現在でも出来ます。

　ヴィオラ奏者（元々ヴァイオリン奏者でデビュー）が書いたヴィオラの勉強のための作品は、教育に主眼が置かれていると思いますが、聴いていても無伴奏作品として成り立つようです。一部ソリスティックな要求もありました（主にフィンガリングなど）。

　カンパニューリを練習して左手の指の独立が出来てきていたので、割とすんなり演奏できる曲も多かったのですが、古典派作品のカンパニョーリより近代よりで和音の広がりがあり、そこに一番苦労したかもしれません。しかし、どの曲も私には魅力的で、またいつかやろうと思います。

　数十分で演奏できるようになる曲ばかりではなく、何日か根を詰めないと通らない曲も数曲ありました。別の奏者でCD録音があったので、大いに役立ちました。

　一応15曲全部終了。（おまけもあったかも・・・・）。

　最近エチュードを練習するのがますます楽しくなり、次は何にしようか検討中です。

アドレナリンと寝つき

　年齢を重ねてきて、奏者として感じている事の一つに、パワーの持続が難しいと言うこと。

　パワー＝力みではない事だけは言っておきます。

　例えば、本日演奏したP.I.チャイコフスキーのSym.Nr.5なんかは、f（フォルテ）を何個書き込むのだというくらい大きい音（音圧？）を要求するような曲で、何度も同じメロディーを繰り返して心をえぐってくるような作りになっています。

　ffで、何十小節も弾かなければならない箇所も多くあり、若い頃ならいざしらず、年齢を重ねてからは、力まないようにしながらも、正直しんどくなってくる事も。特にリハーサル時は途中でその押しつけがましさに無理！ってなる場合も。

　しかし、いざ本番になるとリハーサル時にはへばっていたところも何倍の音で弾き続けられるのは、お客様からもらうパワーと自分の体内で生成されたアドレナリンのせいかも。

　帰宅後も何度もメロディーが頭の中をぐるぐるして、興奮状態から抜けられず、寝つきが悪くなるのは毎度のこと。

　だからあまりチャイコフスキーは演奏したくない。好きな人すみません。

仙台フィルさんと合同。

　昨日より、12日と18日に山形・宮城両県で行われる山形響と仙台フィルさんの合同演奏会のリハーサルが始まっています。

　リハーサル会場に入るとき、山形響と仙台フィルさんとの合同は久しぶりなので、各団員同士「久しぶりです！」と声を掛け合っているのかと思ったら、仙台フィルさんは、実に138日ぶりのお仕事だそうで、あちこちで「久しぶりぃ〜」と同僚に声を掛け合う団員さんを多く見ることが出来ました。

　山形響は、なんだかんだ動いていましたので、肩慣らしは終わっていましたが、仙台フィルさんの団員さん達はとても楽しそうにお仕事に来ています。

　12日の山形公演は座席数を減らして販売していましたが、既に完売。

　18日の仙台公演は、少々残席あるそうです。（もう無いかもしれない・・・）。

　お問い合わせ下さい！

　東北音楽文化再出発の良い演奏会になりますように・・・・。

作物の種類

　東京にいた時も山形に来てからも一人暮らしが長かったので、食事は外食が多かったような気がします。

　外食が多かったので、あまり知りませんでしたが、山形で結婚生活をしてみて、野菜や果物の種類が豊富なことに毎年驚かされています。

　例えば、外食だと茄子の料理が出てきても、その茄子が米茄子なのか長茄子なのかあまり意識したことが無かったのです。

　山形で暮らしが長くなってきて気づくのは、買い物へ行って野菜の種類がとても多いことです。

　東京の人にとっては、さくらんぼはさくらんぼであって、佐藤錦か南陽、紅さやか、紅秀峰なのかその他なのか？あまり意識したことはございませんでした。

　色々な種類の作物を意識して手にできるのは、田舎暮らしの豊かさなのかもしれません。

無伴奏ヴァイオリン・ソナタ＆パルティータ全曲 山下和仁

　自分のJ.S.Bachの練習のために購入した1枚。

　昔、山下和仁氏が演奏したチェロ無伴奏組曲のCDを購入して、最近までたまに思いだしたように聴いていました。

　そういえば、ソナタ&パルティータも全曲演奏したCDが出ていたはずだと思いだし、購入したのでした。

　購入して気づいたのだけれど、このCDは、15年ぶりに録音した2度目の録音でした。

　ヴァイオリンの曲をギターで・・・・・・・。

　先日のチェロの演奏も凄かったのですが、このギターでの演奏もこれまた凄いの一言。

　ギターらしい節回しも踊りに通じるようで、全て心地よいです。

　これまた、BachのオススメCDと出会いました。

やまぎん県民ホール×山響「ベートーヴェン交響曲スペシャル 第１回」のリハーサルが始まる。

　もやもやした天気で、雨が降るのか降らないのか（結局降りましたが）・・・・。

　本日より山形響のベートーヴェンシリーズ（生誕250年の記念年だもの・・・）のリハーサルが始まりました。

　今回は、数ヶ月ぶりに限定約300席ながらお客様を入れての演奏会になります。

　詳細

やまぎん県民ホール×山響 ベートーヴェン交響曲スペシャル(第１回)
2020年7月7日(火) 午後7時開演(午後6時開場)
やまぎん県民ホール(山形県総合文化芸術館)

指揮：阪 哲朗

・L.v.ベートーヴェン 交響曲第1番 ハ長調 Op.21
・L.v.ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 「運命」Op.67

　チケットはあるのか無いのか？詳しくは分かりません。（スミマセン）。

　ありがたいことに、発売日に電話予約が繋がりにくい状況だったとのことです。

　応援頂いている皆様に感謝を申し上げます！演奏楽しみながらいきます。