らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

薄化粧

2024年02月13日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)

1985年の松竹映画。監督は五社英雄。

 出演者は以下の通り。

緒形拳(坂根藤吉)、浅利香津代(坂根ふくみ)、川谷拓三(真壁一郎)、大村崑(松井捨蔵)、浅野温子(地所テル子)、宮下順子(仙波すゑ)、松本伊代(仙波弘子)、藤真利子(内藤ちえ)、竹中直人(氏家正助)、花澤徳衛(渡辺鉄治)、柳沢慎吾(明賀英之)、小林稔侍(森谷)、菅井きん(とよ)、萩原流行(立石)、笑福亭松鶴(上龍)ほか。

 音楽は、佐藤勝。

 久しぶりに時代劇以外の映画を見ました。西村望原作「薄化粧」は、1950年に実際に起きた事件をもとに書かれた小説。緒形拳さん演じる坂根藤吉が、妻を殺した後の逃亡劇を描いています。名俳優・名女優達の本気の演技(下手な言い方!)に圧倒されっぱなしで、映画全体に暗い影を落とします。自分の子供を殺すために連れ回す前の大自然がとても美しく、それさえその後に起きる悲劇を憂い寒々しい気分になります。五社英雄監督作品は、人の心を抉るので、パワーがない時は苦しくなります。良い映画だったのですが。


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ザ・フライ

2022年09月23日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)

 1986年の20世紀フォックス(米)。監督はデヴィット・クローネンバーグ。

 出演者は以下の通り。

 ジェフ・ゴールドブラム(セス・ブランドル)、ジーナ・デイヴィス(ヴェロニカ・クエイフ)、ジョン・ゲッツ(ステイシス・ボランズ)、ジョイ・ブーシェル)、ジョージ・チュバロ(マーキー)、レスリー・カールソン(ブレント・シーバス医師)、デヴィッド・グローネンバーグ(産婦人科医)、その他

 音楽はハワード・ショア

 私は、熱心な映画愛好家ではありません。若い頃、デート以外はあまり映画館に通いませんでした。時代劇や西部劇をTVで見る習慣の父親に似たのでしょう(私も付き合ってよく鑑賞していました)。ただ当時勢いを増してきたレンタルビデオ屋さんには出入りしていて、名作と言われた映画には見向きもせず、ホラー映画ばかり見ていました。その中で面白い映画は、池袋の文芸地下などで2本立てで見に行くことはありましたっけ・・・・。ザ・フライは、映画広告が面白そうだったので、珍しく映画館でみて、レンタルビデオでまた見ました。久しぶりにBSで放送していたので、録画視聴しました。もう40年近く前の映画ですが、最初から最後までよく覚えていました。グロテスクなシーンもありますが、心の中に何かがグサって残るんですよね。恋愛映画より刺激物だからかしら・・・・。


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今夜、ロマンス劇場で

2022年03月09日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)

 2008年ワーナー・ブラザーズ映画。監督は、武内英樹。

出演者は以下の通り。

綾瀬はるか(美雪)、坂口健太郎(牧野健司)、本田翼(成瀬塔子)、北村一輝(俊藤龍之介)、中尾明慶(山中伸太郎)、石橋杏奈(吉川天音)、山本浩司、今野浩喜、山下容莉枝、鶴田忍、西岡徳馬(成瀬撮影所長)、竹中直人(三獣士・狸吉)、池田鉄洋(三獣士・虎右衛門)、酒井敏也(三獣士・鳩三郎)、柄本明(本多正)、加藤剛(牧野健司(晩年))ほか

音楽は、住友紀人。

 珍しくラヴストーリーの映画を見ました。昔の映画全盛期の時代に起こった世にも不思議な出来事。時代が昔の出来事なので、背景も懐かしいものがたくさん映り込むのがなんとも良いです。もちろん主演のお二人の好演もありますが、登場人物全てがイキイキと時代に生きているし・・・。加藤剛さんの最晩年のお姿も(坂口健太郎さんの晩年の役)。良い映画でした。


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弦楽四重奏曲全集 エベーヌ四重奏団

2022年03月04日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)

 山形弦楽四重奏団が、メンバーが一人抜けて3人で活動し始めてから約3年経ちました。

 色々試行錯誤しながら活動継続していますが、プログラミング、活動事務色々な面で大変です。

 なるべく早くクァルテット活動に戻りたいと思っていますが、「縁」が必要なので、簡単なことではありません。

 クァルテットへの情熱も愛も冷めているのではないので、いずれと思っています。

 と言うことで、本日はBeethovenの弦楽四重奏曲全集。

 フランスのエベーヌQによる映像作品です。

 以前に世界ツアーを行った時の全集がCDで出ていましたが、その後の映像収録らしいです。

 音だけで聞いているのと映像を含むのでは聴いているこちら側も受け取りが違うのが興味深かったです。

 バランスとテンポの取り方が、絶妙。

 21世紀前半を代表するスーパークァルテットです。


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『ボエーム』全曲 ヘルベルト・フォン・カラヤン&スカラ座

2022年02月24日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)

 来月と来年度・・・山形響は、プッチーニの歌劇『ボエーム』を2回演奏する予定になっています。

 まずは、来月岩手県久慈での演奏会形式での上演。

 楽譜を練習するだけではなくて、話のあらすじを調べたり、音楽の勉強のために聴く事も大切です。

 私は、オペラの場合・・・CDを聴くこともありますが、大抵は映像(DVDやBD)で見ます。

 昔、オペラを映画のようにして収録したものが、今では割と安く手に入れられます。

 舞台のものよりも映画形式のものの方を、昔から好みました。

 話に没頭できるからかもしれません。実際は、このような上演はできないのですが、映画形式なので音楽のバランスが不自然なくらい歌が勝っているからかもしれません。

 ミミ役のミレッラ・フレーニなど往年の大スター達の活躍を見ることが出来るのも楽しみの一つです。


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斬る

2021年11月05日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)

 1962年大映映画。監督は、三隅研次。

出演者は以下の通り。
 市川雷蔵(高倉信吾)、藤村志保(山口藤子)、渚まゆみ(高倉芳尾)、万里昌代(田所佐代)、成田純一郎(田所主水)、丹波又三郎(千葉栄次郎)、友田輝(庄司嘉兵衛)、柳永次郎(松平大炊頭)、天知茂(多田草司)、稲葉義男(池辺義一郎)、千葉敏郎(江戸の武士)、毛利郁子(若山)、伊達三郎(水戸城用人A)、浜田雄史(池辺義十郎)、南部彰三(安富主計)、浅野進次郎
(高倉信右衛門)、細野俊夫(牧野遠江守康哉)、玉置一恵(興津新左衛門)ほか

 音楽は、斎藤一郎。

 映画の内容は、Webで調べるなりしていただいて・・・・。亡父が好きだった時代劇を子供の頃から相当見たのですが、子供の頃は、自分が生まれる前の映画!昭和20年代〜40年代の映画がよくTVで放送されていたと思うのです。もちろん時代は変わっていますが、差別用語だったり、表現など(女性の裸)が問題なのか?版権の高さなのか?視聴率が取れないのか?分かりませんが、最近、その頃の映画やドラマの再放送が減っている気がします。

 昭和40年代に生まれた私にとって、少し上の世代の映画というのは、永遠の憧れで「駅前〜」シリーズや時代劇は、いつでも見たいものなのです。

 市川雷蔵さんのかっこいい立ち振る舞いを見て、ウキウキしたいのです。放送されないならDVD等で見るしかない・・・と思っていたらNHK BSで放送されました。映像がやはり魅力的なんですよね昭和30年代の映画。


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蝉しぐれ

2021年04月18日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)

 先日、NHKBSプレミアムで、藤沢周平原作「蝉しぐれ」のTV版が、4時間以上で一挙に放送されました。

 録画で見ました。

主演者は以下の通り

 牧文四郎 (内野聖陽 子役:森脇史登)、岡崎(牧)せつ(森洋子)、ふく(水野真紀 子役:伊藤未希)、牧助左衛門(勝野洋)、島崎与之助(宮藤官九郎 子役:遠藤雄弥)、小和田逸平(石橋保 子役:久保山知洋)、小和田路(五代路子)、小柳甚兵衛(斎藤洋介)、小柳ます(山村美智)、矢田淑江(鈴木杏樹)、関口晋助(織本順吉)、山岸昌江(大島蓉子)、青木孫蔵(利重剛)、布施鶴之助(海部剛史)、犬飼兵馬(荒井紀人)、山根清次郎(板尾創路)、石栗つる(江口ナオ)、相羽惣六(野崎海太郎)、おとら(比佐廉)、尾形久万喜(常泉忠通)、藤次郎(小林勝也)、権六(江良潤)、磯貝主計(塩見三省)、石栗弥左衛門(石橋蓮司)、矢田作之丞(村上弘明)、牧登世(竹下景子)、横山又助(柄本明)、里村左内(平幹二朗)、三宅藤右衛門(塚本晋也)、草笛光子(語り)ほか

 音楽は小室等。

 元々は、2003年に総合テレビで「金曜時代劇」にて全7回で放送されたモノのようです。藤沢周平の海坂藩を舞台にしたお話。蝉しぐれ・・・・って庄内の方の夏の蝉の大合唱を知っている人はなんとなく想像が付くでしょう。映画でも別の配役で見ましたが、あらためてTV版で見ても興味を離さない話です。あらすじなどはネット等で調べられますので、ここには書きませんが、今回は少し変わった感想を持ちました。不自由な江戸時代に暮らす人達が、日々の生活の中でほんの少しの事で幸せを感じながら(幸せを感じようとしている)生活しているということに大きく感動しました。最近の世の中はコロナ渦で不自由を強いられていますが、毎日生活は行われているわけで、例えばワクチンが行き渡ったり、治療薬が開発されるのを待って、静かに何も考えず我慢だけの生活をするのでは無くて、毎日のたわいも無い生活の中に、小さな幸せを見つけながら生活している人は、幸せなんだと思います。限られた人生、少しでも幸せをつかめますように祈っています。

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2016年09月17日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)
 1985年東宝映画(日仏合作)。監督は、 黒澤明。

出演者は以下の通り。
 仲代達矢(一文字秀虎)、寺尾聰(一文字太郎孝虎)、根津甚八(一文字次郎正虎)、隆大介(一文字三郎直虎)、原田美枝子(楓の方)、宮崎美子(末の方)、野村武司(鶴丸)、井川比佐志(鉄修理)、ピーター(狂阿弥)、油井昌由樹(平山丹後)、伊藤敏八(長沼主水)、児玉謙次(白根左門)、加藤和夫(生駒勘解由)、松井範雄(小倉主馬助)、鈴木平八郎、渡辺隆(藤巻の老将)、南條玲子、古知佐知子(秀虎の側室)、東郷晴子(楓の老女)、神田時枝(末の老女)、音羽久米子(秀虎の側室の老女)、加藤武(畠山小彌太)、加藤精三(畠山小彌太の声)、田崎潤(綾部政治)、 植木等(藤巻信弘)、頭師孝雄、頭師佳孝、天田益男、木村栄、山田明郷、須藤正裕、渡辺哲、高橋利道 ほか

音楽は武満徹。岩城宏之指揮札幌交響楽団。

 黒澤監督最後の時代劇で、架空の戦国武将〜一文字秀虎とその息子達3人の家督争いの様が描かれています。大人数のエキストラによる大規模合戦の模様など見所満載でした。

 最近、(まぁ時代劇が中心ですが・・・)映画やドラマを見て、その中に自分の意識が同調してしまって、古の時代の事を引きずってしまい(自分が経験したことのように)、しばらく不思議な気分が残る時があります。若い頃は創作だからと一歩も二歩もひいたところから見ていたのでしょう。

 自分の人生も半ばはとうに過ぎて、友人や親戚などが亡くなることも少しずつ起こるようになり、「死」は遠くの出来事だったのが、少し現実に近づいたからかもしれません。時代劇は人生とか死とかが近いですからね・・・・。

 黒澤映画は、何を見てもえぐられるものがあります。
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NHK大河ドラマ「炎立つ」

2016年03月12日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)
 1993年7月から1994年3月に放送されたNHK大河ドラマ「炎立つ」。

 奥さんに毎晩真夜中に何を見ているの!と少々怒られながらも見ました。1993年~1994年放送されていた頃は、音楽大学4年生~卒業の頃で、学校での活動ともう既に行っていたフリーのお仕事(オーケストラなど)で、毎日忙しく生活していましたので、この大河ドラマを全く見ていませんでした。まさかその頃は自分が将来東北に住むなんて事も考えてもいませんでした・・・・。

 自分が東北に住むようになって、地元の歴史にあらためて興味を持ったので、このDVDの購入を決めました。藤原経清から奥州藤原4代(ドラマでは2代の時代は描かれていません)の時代が描かれたドラマで、勿論創作部分も多々あるのですが、楽しく見ることが出来ました。

 ますます、平将門~奥州藤原4代~鎌倉幕府滅亡のあたりの時代に興味が湧いてきたところです。

 大河ドラマのDVD鑑賞は、一応落ち着きましたが、また何か見始めてしまうかも・・・・・・。
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NHK大河ドラマ「黄金の日日」

2016年02月20日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)
 以前に大人買いしてしまったDVDを数日かけて全部見ました。

 1978年に放送されたNHK大河ドラマ「黄金の日日」。城山三郎原作でございます。

 過去記事でも書きましたが、この作品の前「花神」、その前の「風と雲と虹と」が私の大河ドラマを見始めるきっかけとなりました。そして、その後も続く日本の歴史好きにも繋がっております。

 六代目 市川染五郎(現・松本幸四郎)演じる納屋助左衛門が、戦国時代に織田信長~豊臣秀吉~徳川家康と移り変わる時代の中で、商いだけではなく歴史に巻き込まれて行く設定に大いに当時はまりました。平均視聴率25.9%(最高視聴率34.4%)というお化け番組でもありました。当時、子供達の中で「フィリピン人だ!!」というのが流行った時期がありました。この番組からきてたんですね。

 細かい設定(登場人物・演者・脚本など)は、38年ぶりに見たのですから覚えていない部分もありましたが、杉谷善住坊や石川五右衛門の処刑のシーンは、子供心に深く刻まれておりました。

 栗原小巻、竹下景子、李礼仙、夏目雅子、名取裕子、島田陽子などの女優さん達の美しいこと。俳優達の名演技も光ります。あらためて見て面白いと思ったのは石田三成がもの凄く好人物に描かれているところ・・・通常は融通の利かない頭は切れるけど真面目一本槍、なおかつ冷たい人物に描かれることが多いのに・・・。

 何度見ても面白いドラマです。
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NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」

2016年01月30日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)
 1976年に放送された大河ドラマです。

 親父が毎週見ていたのに付き合ったのが、このドラマを見始めたきっかけで。小学校高学年だった私は、その頃までまったく歴史には興味を持っていなくて、このドラマ~次の「花神」、「黄金の日日」と見続けて、日本の歴史を好きになって行きました。

 日本テレビの「笑点」が50周年を迎えてお祝いしていましたが、NHKの大河ドラマも50年を越えていて、このキャスティングが嫌、この演出が嫌、この脚本が嫌、視聴率どうのこうのとよく話題をまいていますが、私はこの長寿番組にめっぽう肩入れしていて、どうであろうと毎年楽しく見させてもらっています。その原点がこの「風と雲と虹と」。

 一昨年までNHK大河ドラマの再放送を土曜日にBSでやっていたので、期待していたのですが・・・いつの間に終わってしまい、我慢できなくて購入してしまいました。

 さすがに40年経っているとキャスティングなど忘れている部分も多く、あらためて見ると面白くてしょうがありません。

 日本の歴史に興味を持つきっかけになったドラマですので、私にとってヒーローは織田信長や徳川家康、はたまた幕末の志士達ではなくて、やはり平将門なんですよね。

 加藤剛演じる将門は、海音寺潮五郎の原作のイメージとは(私にとって)少し違いますが、好きな俳優さんなので(先のお話を知っていますが・・・)、そうじゃないんだってば、そんなことしたら後で怖いよ~とか、ドラマにのめり込ませてくれます。

 日をおいて、何度も見るので老後も楽しめそうです。
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風林火山

2015年03月30日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)
 1969年東宝映画。監督は、 稲垣浩。

出演者は以下の通り。
 三船敏郎(山本勘助)、中村錦之助(武田信玄)、 石原裕次郎(上杉謙信 )、佐久間良子(由布姫)、大空真弓(於琴姫)、中村勘九郎~十八代目中村勘三郎(武田勝頼)、中村賀津雄(板垣信里)、田村正和(武田信繁)、志村喬(飯富虎昌)、香川良介(長坂頼弘)、中谷一郎(内藤修理)、清水将夫(横田高松)、久保明(馬場美濃守)、土屋嘉男(土屋右衛門尉)、瑳川哲朗(秋山伯耆守)、堺左千夫(山県三郎兵衛)、向井淳一郎(荻原常陸介)、村田吉次郎(戸田淡路)、山崎竜之介(甘利備前守)、中村梅之助(荻原弥右衛門)、緒形拳(畑中武平)、春川ますみ(武平の妻)、久我美子(三条氏)、高瀬一樹(義信)、寺田広巳(龍宝)、南原宏治(青木大膳)、平田昭彦(諏訪頼茂)、東郷晴子(諏訪岩根)、沢井桂子(諏訪茅野)、富田仲次郎(高田節頼)、戸上城太郎(村上義清)、月形龍之介(笠原清重)、中村翫右衛門(板垣信方)

 音楽は佐藤勝。

 年度末、久しぶりのお休みだったので、約3時間に及ぶ大作を鑑賞。井上靖の小説「風林火山」の映画化で、三船プロダクションが元気な頃の作品で、豪華キャストや戦闘シーンでのもの凄い数のエキストラなど、CGが無い時代の景気の良い映画。上杉謙信役の石原裕次郎などは、武田側を睨む演技だけで、台詞らしい台詞もなくその存在感を示すなど、今では考えられない演出もある。武田の軍師~山本勘助の活躍のうちにストーリーが進むのだが、歴史は覆らず最後は戦死してしまう。こういう映画は、本当に見ていて興味がわくし、今後は制作が難しいだろうと容易に想像がつく。名作として殿堂入りさせて欲しい。
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武士の一分

2014年04月12日 22時08分47秒 | DVD鑑賞(主に映画)

 2006年の松竹映画。監督は山田洋次。

出演者は以下の通り。
 木村拓哉(三村新之丞)、檀れい(三村加世)、笹野高史(徳平)、岡本信人(波多野東吾)、左時枝(滝川つね)、 綾田俊樹(滝川勘十郎)、桃井かおり(波多野以寧)、緒形拳(木部孫八郎)、赤塚真人(山崎兵太)、近藤公園(加賀山嘉右衛門)、歌澤寅右衛門(藩主)、大地康雄(玄斎)、小林稔侍(樋口作之助)、坂東三津五郎(島田藤弥)。

 音楽は、冨田勲。

 受賞歴が多く興行収入も40億円を越えたらしい。藤沢周平原作の映画。木村拓哉主演の時代劇。これまた楽しめました。
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隠し剣 鬼の爪

2014年04月05日 23時59分15秒 | DVD鑑賞(主に映画)

 2004年の松竹映画。監督は山田洋次。

出演者は以下の通り。
 永瀬正敏(片桐宗蔵)、松たか子(きえ)、吉岡秀隆(島田左門)、小澤征悦(狭間弥市郎)、田畑智子(島田志乃)、高島礼子(狭間桂)、田中邦衛(片桐勘兵衛)、倍賞千恵子(片桐吟)、笹野高史(医師)、田中泯(戸田寛斎)、綾田俊樹(島田門左衛門)、小林稔侍(大目付・甲田)、緒形拳(家老・堀将監)、神戸浩(直太)、光本幸子(伊勢屋のおかみ)、松田洋治(教官)、赤塚真人(矢崎)、香川耕二(奥戸)、近藤公園(数馬)、北山雅康(長谷川)、小市慢太郎(広田)、山村嵯都子(粂)、斉藤奈々(ぶん)、笠井一彦(須藤)、佐藤亮太(番小屋の小者)、前田淳(長吉)、水野貴以(かね)、その他:志乃原良子、松野太紀ほか

 音楽は、冨田勲。

 藤沢周平の小説を原作とした時代劇映画が数多く制作されていますが、(以前見た「たそがれ清兵衛」など)公開されて話題になっていた頃の私は、毎年毎日時間に追われてゆとりがありませんでした。今更感はありますが、少しずつ見ている最中です。黒澤明監督亡き後の時代劇映画は、少し沈滞していたように思えますが、山田洋次監督が細部まで拘り映画を撮影してくれているのがよく分かり、時代劇の火が再び灯った気がします。山形に住んでいる私は、海坂藩の話には、親近感を持って見ることが出来ますので、これからも楽しみです。
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25年目の弦楽四重奏

2014年03月11日 23時59分59秒 | DVD鑑賞(主に映画)

 弦楽四重奏ファンなら見たい映画。

 弦楽四重奏の世界に関わっていると、わかるわかる!!と頷く回数が多い映画です。話の内容は昼ドラのような「ありえねぇ~!」と突っ込みたくなるところもありますが、それは現実の自分達に置き換えて見ているからで、世界のどこかに同じような事が起きるクァルテットがあるかもしれなし・・・・??笑。L.v.ベートーヴェンの Op.131が劇中の音楽として重要な扱いなのは、とてもまる!!

 のだめの時のようにこういう映画でクァルテットがブームになるかも!なりません!!

出演者は以下の通り。
 フィリップ・シーモア・ホフマン(ロバート・ゲルバート)、クリストファー・ウォーケン(ピーター・ミッシェル)、キャサリン・キーナー(ジュリエット・ゲルバート)、マーク・イヴァニール(ダニエル・ラーナー)他
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