らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

御近所の近況

2008年08月31日 15時53分53秒 | 大江町
 長雨による洪水や土砂災害と自然災害のニュースが流れるのを見ると心が痛みます。このブログを御覧の皆様の所は大丈夫ですか?家の近所にある月布川も濁った水で増水していました。幸い家の住宅地は高い所に有るので、その心配はありません。
    
 地球温暖化による異常気象か?毎年のように大雨や土砂災害のニュースが流れます。生活している一人一人の心使いでは、どうにもならないのですかね?

 気温はそう高くないものの、湿気が多くて不快指数は上がっています。今日で8月は終わり、県内では学校は既に始まっているのですが、とうとう全国的に夏休みは終わりです。明日からは9月で、秋というイメージなのですが残暑はきつそうです。

 暑い暑いで過ごしていても季節は少しずつ移り変わっているのですね。近所の稲穂もだいぶ黄金色になってきました。
    

 カメラを持って、近所を歩いている間も汗がにじんできます。

 目の前の林檎畑にはだいぶ色づいた林檎が実り始めました。ふじとは違う品種なのでしょうね。ふじより早く色づいています。
    

 毎日一個林檎を食べると病気知らずと言います。早く食べられるような季節になってほしいです。暑いのは本当に苦手ですから。
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響ホール開館10周年記念

2008年08月29日 15時01分13秒 | 山形交響楽団
 庄内町(旧余目町)にある響ホールが、2008年10月で開館10周年を迎えるそうです。山形県内にあるホールの中でコンサート向きなホールとしては、酒田市の希望ホール・山形市の山形テルサと県内の3本指に入るホールだと思います。私が山形響に入団したのと山形Qを結成したのとほぼ同じ時間をたどってきたホールです。残念な事に旧余目町の子供達のための音楽教室以外では、あまりそのホールで演奏する機会がないので残念だと思っていました。いつかは山形Qで演奏してみたいですね。

 この8/26~31まで第2回庄内国際ギターフェスティバルというのが開かれています。韓国・台湾・中国などアジア各国などから沢山のギターリスト達が、講習会や演奏会のために集まって来て行われています。フロアからは、クラシックやフラメンコなど沢山の練習する音が聴こえてきます。

 その開館10周年を記念したコンサートに山形響も昨日参加してきました。

 J.ロドリーゴの協奏曲を2曲、千住明氏の曲を1曲、L.ブローウェルの曲(日本初演!!)1曲。

 ギターの伴奏というのはあまりオーケストラは経験出来ない事です。だらだらと長くなってきてしまった私の経験でもJ.ロドリーコと吉松隆氏の曲など片手に余る位の経験しか有りません。譜面の未整備などもあり練習では苦労しましたが、演奏会はとても楽しく演奏出来ました。しかしギターという楽器はオーケストラと共演するためには、どうしてもPAの力を借りなければなりません。音量としては小さいですから。という事は、パガニーニやボッケリーニのギターと弦楽器の数々のアンサンブルは、当時どうやって演奏したのでしょう?弦楽器がず~とPPPで弾いているとか?ではないですねたぶん。当時の弦楽器は駒も低くて(所謂ピリオド楽器)音量が出なかったので、アンサンブルも普通に出来たのでしょう。今演奏するとしたら、やはりPAが必要なんでしょうかね?

 ギタリストというのは、(もちろんロックとかジャズとかブルースとかではなくクラシックの意)同じジャンルの音楽を奏でているのにも関わらず、随分違う人種のようです。良い意味で真面目ではないのです。笑。

 オーケストラ側はくそ真面目に書いてある譜面を通常追っていきますが、ギタリスト達はアバウト!くそ真面目にリズムを演奏するより、

 所謂のり

 の方が大事なのです。練習中も書いてある譜面のリズムも民族的なのりを要求される事がありました。基本的にはアンサンブルの楽器というより一人で演奏する時の

の方が大事なのでしょうから、ギタリストにとっては、もしかしたら指揮棒の示す拍子さえ邪魔なのかもしれません。自分の思うままにが、ギタリスト達の持ち味ですから。

 我々、クラシック音楽家にとっても少しは見習いたい事だと思いますが、受けてきた教育上~難しい事かもしれません。

 演奏会前後にスタッフとして関わっていた酒田フィルの団員さんの数名とお話をさせていただく機会がありました。なんか良いですね!庄内の地元を盛り上げるという志しが伝わってきます。佐藤敏直先生の息子さんも来ていたそうで、会えなくて残念でした。庄内地方のますますの音楽文化発展をお祈りします。
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引越

2008年08月28日 23時57分43秒 | 雑記
 いつもお世話になっているカイロプラクティクの先生が、以前開業していた場所から山形よりに引越して通うのが楽になりました。その医院は新興住宅地にあり、すぐ目の前に川が流れています。自然がたっぷり残っている所で、以前の小狭な住宅地より良い感じです。

 ドア to ドアで2時間かかっていたのが、30分位短縮されました。治療に行って疲れてしまうのでは本末転倒ですからね。本当に助かります。
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お盆過ぎると

2008年08月26日 23時52分31秒 | 雑記
 8/15の大江町花火大会が終わると涼しくなってきます。朝晩は寒いくらいです。20度切りますからね。日中との気温差が大きくて、体調管理が難しい所です。寒くなると近くの温泉施設~テルメ柏凌や柏凌荘が混み出します。これで体育館音楽教室が始まる頃にもう一度強烈な残暑がくるとは想像もできません。が、残暑は厳しいとの天気予報でした。涙。

 このブログというのは個人の放送局みたいなものですから、「今日は何々しました」みたいな日記調で書いても良いのですが、どうもひねくれ者の私は、そうなるのが嫌でして・・・・。ついつい自分の興味のあるマニアックな路線に行きがちです。読み返すと、うわぁぁぁ~マニアック!と思う事をもの凄く勝手な解釈で、読み辛い文章で書いてあるので後で恥ずかしくなる事はしょっちゅうです。

 今日は、最近自分が力いれてやっている事を書きましょうか?山形Qでレッスンを受けるという話をいつだったかしましたけど、どうも話の成りゆき上~課題がB.Bartok の弦楽四重奏曲第3番 Sz.85になってしまったようなんです。山形QではBartokは演奏した事がないのに・・・・。いや未来には演奏しようと思っていました。第1番か第2番からと思っていましたけど。

 この第3番~Bartok初心者にはかなり難しい!毎日毎日聴きまくって、全体の流れはだいぶわかるようになりました。で、第1番・第2番を聴くとロマンティックで。笑。先生のレッスンが受けられるようにオケと普段の山形Qの活動以外に勉強する時間を作るしかありません。

 B.Bartokが終わった後の、曲目も言われていますけど今は考えていられません。B.Bartokの第3番はいつ頃定期演奏会で披露できるのでしょうか??

 (写真)せっかく敷いた布団を自分の寝床にするためにめちゃくちゃにされました。ぴのこも寒さを感じとっているようです。
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清瀬保二

2008年08月25日 22時50分23秒 | 好きな作曲家(作品)
 お気に入りのCDのカテゴリーか好きな作曲家のカテゴリーか迷ったが、好きな作曲家に入れてしまえ!!山形Qでは郷土の作曲という事で、佐藤敏直氏(鶴岡市出身)の作品を以前取りあげたが(第29回定期演奏会でも演奏予定)、その佐藤敏直氏の師匠清瀬保二氏のCDがこのほど販売された。清瀬保二ピアノ独奏曲全集というものだ。

 清瀬保二氏のウィキペディアへのリンク
清瀬保二


 清瀬保二(1900~ 1981)氏は大分県出身の作曲家ながら琉球舞踊(1936)・東北のわらべ唄(1971)など日本各地の日本的旋律を使った独自の和声法で作曲を行った。もちろん管弦楽や協奏曲、弦楽四重奏曲なども作曲している。弟子には先ほどの佐藤敏直氏以外にも武満徹氏や仲俣申喜男氏、長沢勝俊氏などがいる。独自の和声法を使ったのにも理由があって、山田耕筰氏にごくわずかな期間師事しただけでほとんど独学で作曲をマスターしたらしい。

 このCDを聴いていて思うのは、きれいな旋律と和声で日本人の心を和やかにしてくれるような流れを持っているという事だ。CDを全集と言いながら(録音は全曲行われたらしい)東北のわらべ唄は収録の都合で17曲のみ収録されている。全部で102曲もあるそうなので、それだけで是非CD化してもらいたいだ。

 勝手な印象だが、武満徹氏よりは佐藤敏直氏の方がより師匠に影響を受けている印象だ。まだ聴かぬ清瀬保二氏の弦楽四重奏曲に大きい期待がわき上がる。譜面が手に入るなら是非演奏してみたい。

 昔、ジョージ・ウィンストンというピアニストが大流行した事があった。ピアノで聴く風景?ピアノの画家?だかのキャッチフレーズで「春」・「夏」・「秋」・「冬」という4枚のアルバムをヒットさせたピアニストだ。女の子を落とすカーステレオの音楽なんていうので大学生の間では爆発的にヒットした。

 清瀬保二氏のピアノ曲は、和製ジョージ・ウィンストンみたいだ。清瀬保二氏の方が元祖だが。とにかく美しく、古き良き日本の原風景を彷彿させる音楽達のような気もする。本人は作曲時そんな事は意識したかどうかはわからない。

 リラクゼーションや神経科の病室などに流れていたら、マッチすると思う。

 最後にこの作品群を演奏しているピアニスト花岡千春氏について。
 秋田大学助教授を経て、現在は国立音楽大学教授らしい。私の無知のせいだが、最初名前を見てCDを聴いて勝手に女の人だと思い込んでいた。中のブックレットを見て、男の人なのかぁ~とビックリした。繊細なタッチで、とにかく美しい音色を持っている。もの凄く貴重な活動をされているピアニストだ。山形響に呼ばないかなぁ~?
HMVジャパン
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Lionel Tertis

2008年08月24日 02時34分01秒 | お気に入りのCD
 昨晩の山形響の第191回定期演奏会には、沢山のお客様がご来場下さり大変感謝しています。首席客演指揮者の阪哲朗氏によるオールフランスプログラム!ちょっときつかったですが、大変楽しく演奏が出来ました。この方!実は私より2歳も若いのです。落ち着いていて練習中に指示されても「はい。わかりました」ってつい答えちゃうんですよね。力士と指揮者は自分がいくら年くっても年上に感じてしまいます。笑。稀にあるのですが、演奏会終了後に頭が興奮していて、体は疲れているのに眠れなくなる時があります。次の日も基本的には用事満載のスケジュールなので、寝ないと困るのですが。

 そんな時は、心を落ち着かせる音楽を聴こうっと。

 作品で選んでも良いのですが、好みの演奏家のCDをよく聴いています。

 それは、Lionel Tertis(1876~1975)のCDです。

 ターテイスは、プリムローズと並んで20世紀を代表するヴィオラ奏者です。録音はほとんどがSP時代の物なので、肝心の音質の方は悪く、チリチリとした針の音やボツッという音が聴こえてきます。しかしそれさえ良い味で聴こえてきます。それもこれもターティスという人の演奏が素晴らしいからです。プリムローズに比べて大きいヴィオラを愛したターティスのその甘いとろけるような音色は私を魅了し続けます。演奏方法も現代からは古くさいのですが、押し寄せる音楽の波に溺れてしまいそうになります。一人の夜にしんみり聴くのには大変良いですよ。

 実は、写真のアルバムではないものを聴いているのですが、このCDもターティスの魅力を楽しめると思うので載せておきました。

 聴きすぎて結局夜更かしです。本末転倒・・・・・・・。
HMVジャパン

ウィキペディア
ライオネル・ターティス
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第191回定期演奏会

2008年08月22日 21時23分02秒 | 山形交響楽団
 明日は山形響第191回定期演奏会が、山形県県民会館で行われます。

 指揮は首席客演指揮者の阪哲朗氏。

 プログラムは、
・C.ドビュッシー: 組曲「子供の領分」(管弦楽版)
・C.サン=サーンス: 交響詩「オンファールの糸車」作品31
・D.ミヨー: バレエ音楽「屋根の上の牛」
・P.デュカス: 交響曲ハ長調

 山形響には珍しくオールフランス物のプログラムが組まれています。フランスもの大好きなんですよね。若い頃にはわからなかった事が多かったけど、最近はその浮遊感がとてつもなく好きです。本日3日目のリハーサルを県民会館で行いました。練習後も阪氏は、新人オーボエ奏者の佐藤さんをつかまえて、熱心に指導してました。オーボエには沢山難しいソロがあるからね。でも明日はきっと良い演奏をしてくれると思います。

 ***(写真)本人達には内緒で載せてしまいます。盗写ですから・・・・。笑。
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酒田フィルハーモニー管弦楽団

2008年08月21日 22時56分21秒 | 音楽
 6月に山形響の「さくらんぼコンサート」で東京の実家に宿泊した際、私の古い荷物を山形に持って帰ってくれと両親から言われて、ダンボール何箱か持ち帰った。何が入っているかわからないが、「あなたのものだと思うものを入れておいたから」と言われて面倒くさい気持ちになりながら持ち帰ったのだ。

 酒田フィルハーモニー管弦楽団は日本有数の歴史がある活発な活動をしているアマチュアオーケストラであり・・・。

 いや待てよ。何故昔から、訪ねた事も無かった山形県のアマチュアオーケストラを知っていたんだ?実はこれ、自分の中で以前から疑問に思っていた事でだった??どうしてなんだろう?

 確かに大学オケでヴィオラに転向して、都内の大学オケや市民オケにちょくちょく顔を出して、所謂アマオケあらしを自認していた時期から「酒田フィルハーモニー管弦楽団」は知っていたのだ。出た事も無かったし、山形交響楽団の存在さえ知らなかった頃なのに・・・。

 それで先ほどの実家からのダンボールの話である。

 昭和61年に創刊したレッスンの友社の「ストリング」という月刊誌に「酒田フィルハーモニー管弦楽団」の記事が載っていたので憶えていたのだ。1988年6月号のアマ・オケ探訪(8)という記事である。


 それにしてもこの当時は山形交響楽団にお世話になるとは夢にも思わなかったし、酒田フィルハーモニー管弦楽団の団員さんと交流が持てるようになるとは・・・。

 ~~~~~~~~~~~~~~

 それにしてもこのマニアックな「ストリング」という雑誌は息が長い活動していますね。編集者の努力の賜物です。昔の雑誌を読み返すと今興味がわいている事の記事があったり、懐かしい記事に出会ったり。プロになった今の方が理解出来る記事が増えています。いつまでも所有し続けるしかありません。

 おぉ~ズスケ率いるゲヴァントハウス弦楽四重奏団が来日!!ベートーヴェンやモーツァルト、バーバー、ハイドンにストラヴィンスキーをやるぞ!!

 いやいや20年前の雑誌でした・・・・・・・。

 
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八木君ホルンリサイタル

2008年08月19日 19時25分53秒 | 音楽
 演奏会が始まりました。八木君が、演奏したかった曲を集めてのリサイタル開催です。お客様の入場数も上々!山形響の多くの仲間達も裏方で助けています。私達弦楽隊は、リサイタル最後のプログラムでモーツァルトの五重奏曲で登場します。山形響のメンバーが、近年リサイタルや室内楽の演奏会を開く事がだいぶ増えてきました。

音楽がある街!山形。

     とても良いことです。

 (写真)リハーサル中に入念に響きの確認を行う八木君。
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シュロス弦楽四重奏団

2008年08月18日 01時09分28秒 | クァルテット
シュロス弦楽四重奏団?東北地方ではほとんどその名前を聞いた事がある人はいないでしょう。それもそのはずです。この団体は名古屋の近辺で活動している2001年に出来た若いクァルテットだからです。実は私も聴いた事はありません。汗。

 では、なぜ私がその存在を知るのか?

 実は山形Qの創立メンバー鬼塚博道君がヴァイオリンのメンバーとして参加しているからです。鬼塚君は山形大学に在籍していた時に山形Qの創立に参加したのです。2000年10月の結成から第3回定期演奏会(2001年12月27日)に参加して、2002年の3月に山形大学卒業までメンバーでした(現在は、鬼塚君の先輩のだちゅ嬢にメンバーチェンジ)。彼は山形Qの定期演奏会ではおなじみのクラリネット奏者郷津隆幸さん(山形響の重鎮ですね?笑)に「山大に面白い奴がいるから面倒見てあげてよ」と言われたのがきっかけで、彼が大学3年生の時に初めて会いました。その時は、家に来てモーツァルトの協奏曲を弾いてたのを聴きました。当時の彼の人柄どおり真面目なモーツァルトで、何かはじけない自由度がない演奏でした。「僕は演奏家になりたいのです」という生真面目な言葉だけが私の脳裏にこびりついていました。と言われても私の権限で山形響に入団させる事は出来ないし、私はヴィオラ奏者ですから。

 ただ鬼塚君は立正大学という普通大学を経て、山形大学に入学して来ているので私の経歴とも似ている気がしていたので、何とか力になれる事があればという気持ちはありました。

 山形響に入団する以前からクァルテット活動を継続してやりたかった私は「男だけのクァルテット」をやりたかったので、同僚の中爺君を引っ張り込むのに成功して、もう一人男のヴァイオリニスト~~!と探していた時に「鬼塚君がいた!!」と思い出し、彼を誘ったのでした。

 学生だった彼にとってプロである私達と一緒に演奏をするという事は、すごく勇気のいる事だし~実際彼は誘ったときの第一声は「僕で良いんですかぁ~~??????」でした。

 もの凄く緊張をする人で、本番前は心臓が口から飛び出してしまうんじゃないかと毎回演奏会を行うたびに思っていました。毎回真っ赤な顔で「僕、緊張してま~す」と言って、みんなの笑いを誘ってました。

 結成当初の山形Qは、毎回の定期演奏会に15~20回くらい練習してました。ああでない!こうでない!のアホみたいな練習が鬼塚君の自信にも繋がったのかもしれません。

 その後の鬼塚君は、皆の勧めもあって卒業時にタイミング良くあったセントラル愛知交響楽団のヴァイオリンオーディションに合格したのでした。メンバー一同離れる寂しさと良くやったという祝福の気持ちがありました。

 そんな彼がまた名古屋でクァルテット活動しているわけですから、本当に嬉しさいっぱいです。

 それにしても学生時代かわいかった鬼っち(彼のあだ名です)がずいぶんと貫禄がついたなぁ~笑。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~

 もうひとり私と関係が深い人間がこのクァルテットには所属しています。

 ヴィオラ奏者の近藤健司君です。彼は武蔵野音楽大学時代に同級生だった友人です。4年間同じ釜の飯を食ったというか、お互い切磋琢磨して、当時は「プロの演奏家になれたら良いなぁ~」なんて夢を語り合う中でした。その彼が(地元は名古屋です)演奏家として活躍している事は嬉しい事です。

 弦楽四重奏団の活動を維持して行く事は大変な事ですが、是非とも継続して頑張って欲しいものです。お互いにね。
ちゃんとした後援会もあるし、凄いですねこの弦楽四重奏団!
 
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 現メンバーのだちゅ嬢は鬼っちのすぐ上の先輩です。メンバーが替わった頃に比べると、山形Qサウンドにはかかせない不動のメンバーになっています。最近は1stVnより2ndVnを弾く事が多いです。2ndVnはVaの上司的存在なので、最近は随分仲良くなりました。笑。
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今日誕生日

2008年08月17日 18時44分36秒 | 家族・親族
 本日8/17で、もきち君は6歳になりました。
早いもので家に来てからもう6年近くにもなるんですね。犬の年齢6歳という事は、そろそろ中年を通り越し、老犬になりはじめです。これからは何かと健康に気を使ってあげなければなりません。カロリーも計算してあげなくちゃいけないし、過度な運動も駄目だし。もともとインドア派なので心配ないですが・・・・。まだまだ長生きしてもらって一緒に楽しく暮らしていきたいです。

お祝いというわけではありませんが、涼しくなって秋風を感じる中、散歩に連れ出しました。
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宿題を抱えて不安な気持ち

2008年08月16日 23時50分42秒 | 雑記
 山形県内はもうそろそろ学校の夏休みは終わりでしょうか?東京は8月いっぱいまでは普通夏休みです。山形は夏休みが少し短いのですね。私の夏休みも後3日になりました。終わりを意識し始めると、まるでやっていない宿題を抱えて新学期が来るのが不安な小学生になったようです。これと言って宿題なんてものはないのですが・・・・・。

 後3日間の休みは八木君のホルンリサイタルのお手伝いに2日間。後の1日は体のメンテナンスに使います。通院ですね。

 20日から始まる山形響の定期演奏会のリハーサル。それにしても4曲も演奏慣れていない曲を並べるとは・・・・。暑苦しい夏なので、ソフトで柔らかいフランス物づくし・・・・・。ただミヨーは暑苦しい曲です。サンバのような・・・・・。

 だんだん現実の世界に意識が戻って参りました。ふぅ~~~。

 
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今のうちにやっておく事。

2008年08月15日 18時43分24秒 | 山形弦楽四重奏団
 お盆だからといって実家のある東京に帰る事はないです。暑いですからね。山形響に入団してからは一回も無いですね。年末年始も帰らないです。毎年行われる「さくらんぼコンサート」の時ぐらいでしょうか??

 山形響が長期休暇になっているため、この夏はだいぶ余裕があります。9月からはまた怒濤のようなスケジュールなので、今のうちに英気を養わないと・・・・。なので、今のうちにしかなかなかやる事の出来ない事を最近はやっています。

 山形弦楽四重奏団の編曲譜面作りです。弦楽四重奏に編曲されたものを演奏する機会はそんなに無いですが、年に数回あるそういう機会のために自分たちのオリジナル編曲をしています。山形Qでは主にだちゅと私が編曲担当なのですが、私はどうも編曲を凝りすぎるきらいがあるようです。ひとりよがり的なものも多数今まで生まれてきました。いらない音を省くより、沢山装飾して原曲がわからなくなる傾向が・・・・。汗。

 時間がある今しかできない作業なので、頑張っています。

~~~~~~~~~~~~~~

 終戦記念日である8/15は、わが町大江町の「水郷大江夏まつり大会 灯ろう流し花火大会」がある日です。毎年たくさんの花火がうち上がり、出店が並びます。大江町ってこんなに人がいたっけ?という状態!町を出て行った若い子達がたくさん実家に帰って来て、歩いています。灯ろう流しは本当にきれいですよ。幻想的です。それじゃそろそろ花火があがるので見てきます。
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不満なのら

2008年08月13日 23時34分59秒 | 家族・親族
 久しぶりに登場なのら!最近のあたちは、アレルギーもアトピーもあゆから夏は特に体がかゆいのら。
 
 でもこの間ママさんが買って来た薬が効いていゆみたいで、最近は少し落ち着きぎみなのね。体はあまりかゆくないのら。毎日この暑さであたちはダラダラ扇風機の前で寝るのが日課ね。パパさん、ママさんは毎日練習しているからちょっとうるさいのら!!たまには遊びに行って、静かに寝たいぴの子ら~~。

 パパさんは今日はブログネタが無いとかで、あたちを強引に写真撮って~~~!!あたちはもう少し治って顔に毛が生えそろってからが良いのら。ぶちゃいくを世界に発信しないでくだちゃい。

 それにしても、もきち兄ちゃんの寝姿は酷すぎゆね。
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Karl Amadeus Hartmann

2008年08月12日 23時54分31秒 | お気に入りのCD
 暑くなると現代音楽が聴きたくなると以前から書いているが、私が大好きな作曲家カール・アマデウス・ハルトマンの作品を紹介する。数年前に安永徹氏が山形響の定期演奏会に2年ごとに出演されていた時にヴァイオリン協奏曲「葬送協奏曲」を演奏した事がある。もちろん安永氏がソロヴァイオリンで、当時はトップを弾く事が多かった私にも難しいソロの部分が有ったように記憶している。今日はその曲ではなくて弦楽四重奏曲のCDを紹介。

 カール・アマデウス・ハルトマン(1905~1963)はドイツミュンヘンの作曲家。
この作曲家は番号付きでも8曲の交響曲がある。第二次世界大戦中、ナチスに翻弄された活動を強いられたが、20世紀ドイツ最大の作曲家と評される事もある。
彼の経歴等は、下記にウィキペディアのリンクを貼っておく。
カール・アマデウス・ハルトマン

 ハルトマンは番号付きの弦楽四重奏曲を2曲作曲している。
第1番は「カリオン」という名前もあり、1933年に作曲。第2番は戦後1945~46年にかけて作曲されている。第1番の冒頭の長いヴィオラソロを聴くとバルトークの第6番冒頭を思い出してしまう。この時代特有の暗い空気感を感じずにはいられない。詳しくないのでハルトマンがどう考えたかは知らないのを断っておく。例えばチャイコフスキーの「悲愴」がどんなに重く苦しい音楽であろうが、調性という枠をはずれ自由になった現代音楽という形で、一流の作曲家が悲惨な体験をして、それを譜面上に書き記し、優秀な演奏家で聴くと、胸の苦しさ~本気で怖くなる感情~いたたまれない気持ち等はかなわないと私は思っている。時代もコンセプトも違う作品達を比較してもしょうがないけど・・・・・。このCDの演奏者VOGLER QUARTET BERLINはドイツの中堅~ベテラン?の団体だが、~本当にすみませんベタで~これ以上無い良い演奏をしていると思う。聴いている間は、時代の寒気がする。チェロ奏者の好演が光る。ハルトマンという日本では些か耳慣れない作曲家の作品の紹介にはもってこいなCDだ。ここらの歴史に興味があり、(多少知識も必要だけど)肝を冷やしたい方には是非勧める。いつか山形Qでも演奏してみたい曲だ。
 なおこのCDには、Hanns Eisler(1898~1962)の弦楽四重奏曲Op.73も収録されている。
HMVジャパン
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