らびおがゆく Vol.3

山形県を中心とした演奏活動等

山形交響楽団~村山定期

2009年02月27日 23時11分03秒 | 山形交響楽団
 モーツァルト定期2年目(第6回)の最後のプログラムになりました。

プログラム : W.A.モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番イ長調 K.488
               /交響曲第6番ヘ長調 K.43
               /交響曲第27番ト長調 K.199

 明日は山形テルサで正真正銘の「アマデウスの旅2年目」の最後の日です。

 最後のプログラムで毎年恒例の村山定期が本日行われました。

 村山市は、人口約28000人の山形県~村山地方の北側にある市です。山形の創立指揮者の村川千秋氏の出身地で、その関係から昔から毎年山形響の定期演奏会が行われていました。

 山形響を創立時から支援してくださっている市です。

 会場となる村山市民会館は、県内でも歴史があるホールです。古いとも言えますが・・。笑。

 私達も村川千秋シベリウス交響曲全曲演奏シリーズなど印象に残る演奏を、この会場で沢山してきました。

 ほとんどが、冬に行われる定期演奏会なので、寒い会場というイメージなのですが、お客様は本当にクラシック音楽好き・山形響好きな方が集まるので、毎年ホットな会場になります。

 この3日間のリハーサルで自分自身本当に悩んで、一時は演奏できないのじゃないか?位色々悩みました。今日も自分の中で「なぁ~んとなく」という気持ちでゲネプロを終えてしまって、どうしたら良いだろうというグチャグチャな頭で、近くにある東沢バラ公園に頭を冷静にするために行きました。

 この村山市東沢バラ公園は、毎年秋のローズフェスティバルで山形Qの演奏でお世話になっている~良い印象しかないとっておきの場所です。

 ちなみにこの東沢バラ公園は、環境省から平成13年に「かおり風景100選」に選ばれていて、東日本一をほこる規模です。
      

 当然今はバラは咲いていませんが、このスッキリしない頭を何とかするには、どう演奏するか?自分の考えをまとめなくてはいけません。ので、気分転換の意味で歩くことにしました。

 とにかくボ~~と歩くことで良い考えが浮かぶかもしれません。今の時期は無料の散歩コースとなっている無人の園内をとにかく歩きました。
     

 会場であれやこれや悩んでいるより、どうするか?考えた方がやはり良かったようです。
      

 1年で1回だけみんなに綺麗だねと言われるためにバラの苗も雪囲いに守られながら、必死に雪と寒さから必死に耐えています。ふむふむそうこうしているうちに考えがまとまりました。

 会場に戻ってくるとさっきまでのもやもや感はなく、演奏できそうです。

 きれいな酸素と雄大な風景が自分に力を与えてくれたようです。
      

 バラが咲いていない時期にバラ公園に行ったのですが、充分に私は楽しめました。気分がスッキリしますよ。少々寒いですが、頭をキリっと起こしてくれます。みなさまもどうですか?帰りに村山市民会館から少し下った「沢」のラーメンも最高です。

 そんな休日の過ごし方を提案してみます。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~

 今回ソリストの田村響君(って言っていいかな?まだ22才だそうです)があまりにも素晴らしくて、演奏後に勢いに乗って写真を撮ってもらいました。ちなみにカメラマンはうちの音楽監督です。

 こういう事をするのは、人生でも2回目です。(珍しい)
     

 ~~~~~~~~~~~~~~~~

 今宵の演奏会にも、ともちゃんと蘭ちゃん親子さんが聴きに来てくれました。小学校2年生の蘭ちゃんは興味を持って演奏会に来てくれたのだと思います。自分がその年の頃は、母親によく演奏会に連れて行ってもらってましたけど、いつも「ねぇ~帰ろうよ~~」とだだを捏ねるだけでしたから、蘭ちゃんがいかに優秀なお子さんであるか!先生はビックラこいています。

 最近の私のブログが暗くて、マイナスだったこともあって心配してくれたのか、お酒を持ってきてくれました。
     
 
 今日は少しだけいただいて、すっきり眠るとしますか・・・・・。

 本当にありがとうございました。>ともちゃんさん
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一人で歩く・・・・。

2009年02月25日 23時53分23秒 | 音楽
 街のネオンや最終電車に乗りこむおじさん達をみると

 妙に寂しい気持ちになる。

 煙草の火をつけて

 はぁ~とため息混じりに吐くと

 白い煙と共にのぼっていく・・・・・。

 今日も何もかも理解することは出来なかった。

 明日はどんな日がくるのだろう。
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頭の中はグチャグチャ!

2009年02月24日 22時19分09秒 | 山形交響楽団
 最近はスケジュールが込み入っているせいで、今日何をするのか?明日はどんな事をしなくてはいけないのか?少々頭が回っていません。大きなポカをしないように気をつけないと・・・・。

 本日も朝から県議会130周年のためのミニ演奏会に出演のために県庁に行き・・・。

 ゲネプロをして・・・・。

 演奏会の本番をして・・・・・・。

 コンビニのおにぎりを食べながら移動して・・・・・・。

 夕方から夜まで今年度最後のモーツァルト定期のリハーサルでした。

 モーツァルト定期で降り番の団員さんがいるのに何故俺たちだけ、いつもダブルのスケジュールなんだぁ??という文句はさておき・・・・・。数年前の議場コンサートも弦楽アンサンブルだったもんな・・・。各セクションで順番に行うと言っていたその誰かの口に、この世の中で一番辛い唐辛子でもいれてやりたい!団員の拘束日だけで見た負担の差がありすぎるよ。こっちは頭がグチャグチャだよ・・・。

 結果的には良い演奏会だったのだけどさ・・・。

 そんな中でも唯一救いなのは、今度のモーツァルト定期のプログラム~K.43、K.199、K.488は、曲が良いこと!!

 作曲家が書いた作品だけが心を和ませてくれます。

 私みたいな「文句たれ蔵」はしょうがないにしろ、同僚の弦楽器奏者達は本当によくやっていると思うよ。それでも今年度一番の演奏会になる予感がします。
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Trio Resonance 活動再開!!

2009年02月23日 22時10分02秒 | 音楽
 昨年の1月20日に文翔館議場ホールで正式デビューを飾った
Trio Resonanceの第2回演奏会が行われます。

 メンバーは、山形響のオーボエ奏者・斎藤真美(マナミ)さんと山形響のホルニストで山形北高校の音楽科でも教えている・岡本和也さん。そして山形響にも時々手伝いに来ていただいているピアニストの小林路子さんの3人です。


 まずは、詳細から下記に記します。
2009年4月29日(水、祝)
文翔館議場ホール 2000円
開場 午後4時30分・開演 午後5時

曲目
H.ヘルツォーゲンベルク
 オーボエ、ホルンとピアノの為の三重奏曲

A.アルチュニアン
 オーボエ、ホルンとピアノの為の三重奏曲
                    他

 また演奏会に向けたメンバーによるブログも再開しましたので、そちらも参照していただきまして演奏会にご来場ください。
Trio Resonance

 山形響の木管楽器奏者や金管楽器奏者として、若手と思われがちですが・・笑。 すでに2人とも20年前後のキャリアです。長年、山形響のサウンドを支えてきた方々で、オーケストラ活動だけではなく新しいアンサンブル集団を結成した事は、ものすごい音楽に対する情熱を持っている2人だなぁ~と再認識しました。

 1回だけの自主演奏会をやることは、酒の勢いとか人間関係ののりとかで実行することは、ここだけの話たやすいことです。しかし、例えば、お互いの音楽に対する思いが食い違ったり、演奏会が大きく赤字でお金のことで少々嫌な気分になったり・・・。ということでお祭り的に1回で演奏会が終わることがほとんどです。

 忙しい山形響というお仕事で常に顔を合わせなくてはいけないので、その仲間達だけでお金にならない(ここが基本ね!)常設アンサンブルを組むというのは、よほど仲間との色んな意味での相性が良くないと出来ません。

 山形QもこのTrio Resonanceもメンバーの中に山形響メンバーではない人が入っているというのがミソかもしれません。笑。

 先日の鶴岡音楽祭のゲネプロ前に、斎藤真美さんが「Trio Resonance」でまた演奏会やるのよぉ~とうれしそうに話していました。

 何はともあれ、継続は力なのですから彼らには、頑張ってもらいたいものです。

 前回も大変好評だったようで、室内楽活動はつくづく良いなぁと思ったのでした。知らない作曲家に出会うまたとないチャンスですよ!!

 余談ですが、このオーボエ・ホルン・ピアノという編成ではオリジナル曲が多くありません。

 しかし、「演奏するオリジナル曲が無くなったら寂しいけど解散かも~」と言ってましたが、お客様の盛り上げがあれば山形の貴重な管楽アンサンブルは活動継続しますので!(俺がこんな事言っていいのか??)

 是非、応援含めて文翔館にいらっしゃってくださいね。

 あまり聴くことの出来ない音色に酔いしれましょう。

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宣伝です。
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鶴岡音楽祭2009

2009年02月22日 23時40分15秒 | 音楽
 今年で24回目を迎えた鶴岡音楽祭2009。

 2日間のリハーサルで本日本番でございました。

 来年には25回目!!四半世紀も続いた地方都市の音楽祭です。鶴岡市は山形県の(日本海側)庄内地方の南の大きい都市でございます。平成の合併特例法の期限内に合併して更に大きい市になりました。

 行政が音楽祭を主催するにしても、鶴岡市民がそれを望んでこなければこんなに長く続くはずがありません。鶴岡市は実は全国に誇る合唱の街なのです。レベルは全国トップレベルで、我々プロの山形響でも印象が霞んでしまう位~合唱のレベルは高いです。

 それもこれも市民の合唱に対する愛情とその多数の合唱団のレベルを維持・上昇させているK先生や他多数の合唱指導者の力も忘れてはいけません。合唱に対する熱意は誰にも負けないK先生!いつも頭が下がる思いです。

 鶴岡音楽祭は、一番最初から山形響がかかわってきたのではないのですが、この10年以上音楽祭に参加させてもらい山形響も色々なものを経験させてもらいました。

 一番は、合唱のレベルが高いので、難しい合唱曲や有名なソリストを交えてのオペラの抜粋などです。山形響では、東京のオケなどのようにオペラを演奏する機会は少ないので、貴重な経験となります。

 オケピットに入らない普通のコンサートなので、全曲というわけではないのですが、それでも今年はヴェルディの「椿姫」からハイライトとなりました。このオペラは、フリーの時に何度か全曲を演奏した経験があるのですが、今日のソリスト達の演奏はとてもすばらしくて、演奏しながらも「ブラヴォ~~!」と叫んでました。笑。

 それにしても毎回この音楽祭の時期は大雪が降ります。「雪の降る町を」を毎回最後に歌うのですから季節がら良いのですが、我々山形の方からの移動は、月山越えをしなくてはなりませんから、おおげさですが命がけです。笑。

 お客様も毎回大勢入場して、市民に愛される音楽祭と言えるでしょう!!

 いつまでも開催して欲しいです。

 山形響の鶴岡定期演奏会もいつかは、この音楽祭のようにたくさんの人に喜ばれ、愛されたいものです。

 宣伝が足りない気もします。うちの場合・・・。苦笑。

 熱いゲネプロの後にほっと一息~文化会館の近く「芝楽」で寿司ランチを食べました。
      

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明日は鶴岡音楽祭2008
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Probe

2009年02月19日 02時54分03秒 | 山形弦楽四重奏団
 クァルテットは教育を受けなくては弾けない!とはよく聞く言葉です。実は先日も幸松先生にも似たようなことを言われました。

 個人的には学生時代からこのジャンルに大きい興味を持ち、学生時代の仲間とイソ弦楽四重奏団の磯良男先生やマルシュナー=コッホ四重奏団でも活躍していたU.Koch先生にクァルテット音楽演奏法などを師事したことはあります。

 現武蔵野音楽大学のチェロ科の先生のドル氏ともクァルテットをやった経験もございます。

 山形に居を構えてから約10年~山形Qを結成してから約9年は、自分達だけで~違う言い方をすれば、創立メンバーの2人が年長者のため他メンバーと喧々囂々とやってきた経緯があります。

 田舎のクァルテット活動をオケ活動の休みほとんど使い、練習してきながら、様々なクァルテットの本を読み直して、とにかくも自分達だけでセルフレッスンをしながら活動してきました。

 ただうすうす山形Qとしてレッスンをうけなくちゃならないな!という思いは漠然とありました。

 そこで、以前から山形響に2ndVn首席として客演いただいていたニューアーツ弦楽四重奏団の平尾先生にお願いしたのでした。氏は山形から日本のクァルテット業界の親方まで上り詰めた黒沼先生ともご一緒して、晩年は黒沼先生のペグを回すのを手伝っていただけだと笑っていましたが、山形Qとしては師事するならこの方しかないとの思いで今日からレッスンが始まりました。

 私としては初のヴァイオリン奏者からのクァルテットレッスンでございます。

 ヴィオラの先生は悪く言えば、ヴィオラの事情に熟知していますから多少のことがあっても考慮していただけます。笑。日本の室内楽界で走ってこられた平尾先生ならではのレッスンで、高級チョコレートのようでした。

 ここが、ずれている!ここが、音程が合わない!ここが、弾けていない!という普通のレッスンではございませんで、演奏家として2ndVn奏者として色々な日本の室内楽奏者達と共に戦ってきた氏ならではの経験など・・・。

 話される言葉は正直、理解出来ることと理解出来ない事というのが、山形Qメンバー個々に個人差があるのは当然でしょうね。はっきり言って、今の我々には難しい事ばかりです。

 長く色々な言葉で話されていましたけど、私達のクァルテットに言いたいことは1つか2つ。多くて3つでしょうね。今日教えていただいたものは・・・・・・。本当のことは教えてあげられませんが。

 以下は冗談です。笑。
1.とにかく継続は力!
2.酒を飲めないとクァルテットは演奏できない!
3.ケンカしろよ!

 色々私としては学びましたけど、今後のクァルテット活動に是非生かす所存です。

 
 (写真)カメラ忘れたので、ニューアーツ弦楽四重奏団のCDジャケットでも。

 祈り。感謝。
 
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神隠し

2009年02月18日 23時50分50秒 | 読書
 昨日はここ大江町左沢では44cm降ったそうです。

 日常茶飯事の事ながら、風邪からの生還した体には少々堪える雪かきでした。

 なまくら中年体には、ちょうど良い運動になったかもしれません。

 何トンもの雪を運び、下ろし・・・。

 雪かき最中は何も考えなくて良いです。無心になれるような気がして。

 達成感だけがあります。


 恥ずかしい話ですが、先日遊佐町で終了したオペラ「小鶴」。

 何回も演奏しているのですが、昨日やっと原作本を買って読みました。

 来年からもこの企画は続きそうなので、良い機会です。

 そう言えば実家に先日帰ったら、親父が藤沢周平にはまっていました。

 私も少しずつ読みますか・・・・・・。
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最近苛ついていること・・・。

2009年02月17日 23時23分59秒 | 雑記
 仕事である山形響の主たる練習場が重要文化財である文翔館議場ホールであること。

 本来議場である文翔館の議場ホールは、見た目こそヨーロッパかどこかの西洋建築風で対外的にも練習場ですというのは、格好良い事なのかもしれないが・・・・・・。

 オーケストラの練習場としては狭すぎて、響きすぎる事。

 響きのベクトルが混沌としていて、大音量になればなるほどグッチャリする事。

 本番をやる会場の方が、響かない場合が多いこと。
 **これは、一番の問題!練習はシビアに、本番はのびのびとが理想!
  今は逆!練習でのびのびで、本番は怖くて演奏できなくなる場合がほとんど。

 山形響の場合~暗いところで練習しすぎ。まぶしいという理由でカーテンを閉めたがるし、ライティングにも五月蠅い人が多いようです。だから誰かの譜面が見にくくなってしまう。譜面を独占できる管楽器より、二人で一つの譜面を見ている方が大変だよ!

 響きは一切無くても良いから、蛍光灯の明るい光の下で練習したい。譜面さえ見えれば頭も痛くならないし。

 ~~~~~~~~~~~

 と我がままにとられてしまうような事を書きました。お金さえあれば、ホールで練習したい。ちゃんと本番用の明かりの下でね。実際は難しい問題がたくさんあります。

 ~~~~~~~~~~~

 とうとう眼鏡にお世話になってしまいそうです。

 反対側の譜面は全然見えなくなって、久しいです。

 定期演奏会なんかは、反対側の譜面を3日間で暗譜してしまう事は多いですよ。

 そこらへんの音~?としか自分は認識できませんからね。

 シャープだか?ナチュラルだか?フラットだか?

 とにかく全然見えません!

 最近の眼鏡屋さんはどうして視力を高めに合わせ過ぎるのでしょうか?

 眼鏡すると世の中見えすぎて、怖くて歩きづらいよ・・・・・。

 0.8位で良いのだけど・・・・・。

 
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NEBRASKA

2009年02月16日 21時39分01秒 | お気に入りのCD
 Woody Guthrieの後継者とも言われるBruce Springsteen(1949~)。

 ちょうど中高生の頃に熱狂的に聴いた記憶がある。

 アメリカを代表する社会派のロックンローラである彼は、父は混血・母は移民というごく普通の家庭に育った。

「BORN IN THE U.S.A.」 という全米・全英で1位になったアルバムが有名だが、彼の真骨頂はパワーで押し切るアコースティックギターと歌で勝負した楽曲である。

 日本でも長渕剛や尾崎豊など彼に影響を受けたアーティストは多い。

 高校時代1982年に発売になったこの「NEBRASKA」~ネブラスカ~がハーモニカとギターだけで勝負しているのが耳に心地よい!!

 Springsteenの気分を高揚させる音楽はどこかに陰を潜めて、歌詞の内容が分からずとも心静かにどこか懐かしい気持ちにさせてくれる名アルバムだ。

 既に20年以上も経っているのに関わらず、永遠の男の切なさみたいなものを中年になった今、より感じる。このアルバムは一人スタジオにこもって、こつこつレコーディングしたそうである。コンサートをドロップアウトしてレコーディングしていたグレン・グールドを何故か連想させる。

 60才近い今も現役バリバリで、かっこいい中年おやじである。こんなかっこいい中年おやじに憧れます。
HMVジャパン
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獄門島

2009年02月15日 23時55分11秒 | DVD鑑賞(主に映画)
 良いです!!

 1977年に公開された横溝正史原作・市川崑監督による金田一耕助シリーズの中の1本です。

 出演者
 石坂浩二(金田一)、加藤武(橘捜査主任)、大原麗子(早苗)、司葉子(勝野)、太地喜和子(巴)、ピーター(鵜飼)、浅野ゆう子(月代)、中村七枝子(雪枝)、一ノ瀬康子(花子)、草笛光子(お小夜)、内藤武敏(与三松)、武田洋和(千万太)、大滝秀治(儀兵衛)、上條恒彦(清水巡査)、松村達雄(幸庵)、稲葉義男(荒木村長)、小林昭二(竹蔵)、辻萬長(阪東刑事)、坂口良子(お七)、三木のり平(床屋の清十郎)、東野英治郎(嘉右衛門)、佐分利信(了然)、池田秀一(了沢)、荻野目慶子(少女時代の勝野)、三谷昇(復員服姿の男)、他。

 原作と違う犯人に変更している本作品。

 石坂浩二の金田一はもちろん良いのですが、若い頃の大原麗子・坂口良子の美しさやかわいさに目を奪われ、そしてデビュー間もない浅野ゆう子の少し頭の弱い役も目を引きつけます。

 結局、頭の弱い3姉妹は次々に殺されるのですが、その死体のシーンも残酷さだけではなく女優さんの美しさも市川崑監督の名カメラワークによって納められています。

 シリアスなシーンの連続を経て、後半にやはり三木のり平演じる役が、事件を解く鍵を握っていて、加藤武の演じる刑事役も映画の中で笑いを誘います。ワンパターンのようでいて、そうじゃないのが安心できるところでしょうか?

 ワンパターンといえば、東野英治郎の黄門様でない役というのも見所かもしれません。
HMVジャパン
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明日は遊佐町でオペラ

2009年02月14日 21時13分39秒 | 雑記
 本日は、酒田市に宿泊です。夜の酒田は魅力的です。

 少々飲んだ後に山茶花へ・・・。

 しばらくしたら、練習が終わった酒田フィルの方々がドヤドヤと・・・・。

 何人かと挨拶して、ホテルに帰りました。
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R.シューマン弦楽四重奏曲全集

2009年02月12日 23時08分25秒 | お気に入りのCD
 2009年は、ハイドン没後・メンデルスゾーン生誕200周年の記念の年です。

 山形Qも第32回定期演奏会で彼らだけの曲を演奏する機会があります。

 少し早いようですが、2010年は、どんな作曲家の記念の年でしょうか?

 H.ヴォルフなどいますが、一番盛り上がりそうなのは・・・

 R.シューマンの生誕200周年記念かもしれません。

 R.シューマンはもともとピアニストで、妻のクララもピアニスト。作品もピアノ関連の曲が高く評価されています。しかし、交響曲も弦楽四重奏曲も書いています。

 ただ、弦楽四重奏曲はCDの世界では定番とは言えないですし、私もそんなに所有しているCDではありません。

 東京Qのライヴ盤~第3番だったか・・。ゲヴァントハウスQの何枚かを持っているのですが、
 3曲まとまったCDというのは、それほど多くありません。

 そんな中、このLotus String Quartet(ロータス・カルテット)のCDに出会いました。

 どちらかというと(やはり)地味な弦楽四重奏曲というジャンルながら、彼女たちの演奏には、大きく心を奪われてしまいます。R.シューマンの弦楽四重奏曲という~ある種の聴きにくさが、ありません。

 緻密な練習で勝ち得た、すばらしい演奏がそこには展開されています。

 日本人として誇りに思えるクァルテットが、ドイツ・シュトゥットガルトで活躍しています。

 みんなで応援しましょう!
HMVジャパン
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実家から持たされたもの vol.3

2009年02月10日 23時07分05秒 | 雑記
 今回親に持たされた物の中で一番意味不明な物は、これです。

 これについては、詳細についてはほとんど憶えていません!

 確かチョコレート菓子か何かのオマケで、(ラムネだったかな?)お菓子に1個だけ付いていたものです。その後、駄菓子屋などでバッタ物が発売されて、お菓子のオマケとバッタ物では作りが違うなどと、当時の子供達の間では話題になったオモチャです。

 昨日より更に「これどうしようかなぁ~??」という代物です。笑。
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実家から持たされたもの vol.2

2009年02月09日 22時09分14秒 | 雑記
 昨日記事に書いた「面子」と一緒に持たされた物です。

 子供の頃に何故こんなものにすごい執着心があったのか?

 今は全く忘れてしまっていますが、これは全て

 ゴム人形。

 駄菓子屋さんやお祭りの時の屋台で売っていたたぐいの物です。

 蛇やら蜘蛛やら毛虫など・・・。

 かなりリアルなものもあり・・・・・。

 我ながら驚く収集をしていたものだと・・・・・・・・。

 ほとんどのものが、小学生時代までに集めた物だと思われます。

 面子以上に処理に困ってしまいます。

 

 この「おけら」なんて、リアルです。笑。
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実家から持たされたもの vol.1

2009年02月08日 22時41分09秒 | 雑記
 いくつになっても親は親である。

 先週山形響の演奏旅行のおりに、2泊だけ親の所に泊まった。

 既婚者の中年親父に向かって「ちゃんと食べているのかい?」など心配しなくて良いことまで、とにかく口に出す。いくつになっても息子は息子だろうけど・・・・。

 帰り際にいつも「これ持っておいで~」と大量の食料品を差し出す。

 「山形だって食料はあるって!!」

 江戸のお煎餅は美味しいからまだ良い。

 今回は車に一つのミカン箱(ダンボール)が積まれた。

 山形に着いて開けてみると・・・・・・・・・。

 30~40年以上前から(兄貴の代から引き継いだ)近所の子供達から巻き上げた「面子」が大量に入っていた。所有していた面子はほとんどが戦利品なのだが、一緒に面子遊びをした友達のその後は誰一人としてわからない。今は元気にお父さんとかやっているのだろうか??都市開発が進んで、大きい環状線が出来たり、新しい駅が出来たり、都営住宅(当時は所謂長屋)もなくなり団地になってしまってるし。 昔懐かしい風景は全く見あたらない。

 普通の面子・丸面子・チビ面子など・・・・。

 懐かしい気持ちもわくのだが、この面子(何百枚も)を今後どうしようか頭を悩ませた。

 民芸品として価値のあるものもありそうだが・・・・。
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