おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2014年版)の431ページ「第3-5-46図 家計の資産構成」をみましたが、今日は438ページ「ITを活用した資金調達の課題」をみます。
白書は、ITを活用した資金調達を行う場合の課題について取り上げており、とりわけ中小企業にとっては「資金調達目的の明確化」を挙げています。
ここで記載されていることを具体的に拾い上げると、以下が挙げられます。
・資金をどのように使うのか?
・どのぐらいの資金を募集するのか?
・何を作るのか?
・何を個人(出資者)に訴えかけるのか?
・いかに個人が出資したいという事業やプロジェクトを計画することができるか?
非常に基本的なことですが、この項目を構築するには、基本理念、経営戦略、商品コンセプトを固める必要があります。これを可視化するのはかなり時間を要します。
当たり前ですが、これらの部分が明確でないと、募集はおろか、資金調達サイト運営事業者の審査を通過することさえ困難となる場合があります。
これまで中小企業・小規模事者にとって、資金調達先と個人は全く別世界でしたが、今後は、個人に対する共鳴を打ち出して投資を募るスタイルが一般的となっていく可能性を感じますね。
昨日は中小企業白書(2014年版)の431ページ「第3-5-46図 家計の資産構成」をみましたが、今日は438ページ「ITを活用した資金調達の課題」をみます。
白書は、ITを活用した資金調達を行う場合の課題について取り上げており、とりわけ中小企業にとっては「資金調達目的の明確化」を挙げています。
ここで記載されていることを具体的に拾い上げると、以下が挙げられます。
・資金をどのように使うのか?
・どのぐらいの資金を募集するのか?
・何を作るのか?
・何を個人(出資者)に訴えかけるのか?
・いかに個人が出資したいという事業やプロジェクトを計画することができるか?
非常に基本的なことですが、この項目を構築するには、基本理念、経営戦略、商品コンセプトを固める必要があります。これを可視化するのはかなり時間を要します。
当たり前ですが、これらの部分が明確でないと、募集はおろか、資金調達サイト運営事業者の審査を通過することさえ困難となる場合があります。
これまで中小企業・小規模事者にとって、資金調達先と個人は全く別世界でしたが、今後は、個人に対する共鳴を打ち出して投資を募るスタイルが一般的となっていく可能性を感じますね。