中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

需要が一巡した製品の海外移転

2014年10月29日 04時05分47秒 | 2014年版ものづくり白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2014年版ものづくり白書20ページ「コラム 価格帯に応じた自動車の貿易動向の変化」を見ましたが、今日は22ページ「図112-21 「一般機械」の貿易収支の推移」をみます。

下図により、「一般機械」の収支を見ると、2008年に9.85兆円、2010年に8.5兆円であった黒字は、直近の 2013年には7.4兆円へと減少していることが分かります。

この貿易黒字減少の原因として、白書は、「電算機類(含周辺機器)」としています。

具体的に数字を見ると、貿易赤字額が約0.5兆円拡大(2010年:-1.1兆円→-1.6兆円)しており、海外の生産拠点からの逆輸入が拡大しているものと考えられる。また、上右図のように、この内約0.3兆円程度をノートパソコンが占めています。

日本が得意とするノートパソコンも輸入が増加していますが、需要が一巡した製品が海外移転するのはやむを得ないとして、日本の貿易黒字を支えている製品分野は何なのでしょうか?

明日、見ていきます!

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