おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2014年版ものづくり白書の 173ージ「図133–22 M&A の実施後の課題」をみましたが、今日は174ージ「図133–23 M&A に伴う従業員処遇」をみます。
下図により、M&Aに伴う従業員の処遇をみると、「従業員はほぼそのまま雇用している」との回答が86.6%に達しており、雇用面に十分配慮している様子が分かります。
次に、雇用維持のための取組について、「従業員はほぼそのまま雇用している」と回答した企業に対して、雇用維持のために取り組んだことを尋ねると、「給与・賃金の引き下げ」が 10.7%、「他事業所への配置転換」が 68.4%であり、主に賃下げではなく配置転換によって雇用を維持していることがわかります。
この結果を見て、「建物を壊さずに人間のみを殺す中性子爆弾」と呼ばれたジャックウェルチの「ニュートロンジャック」を思い出しました。
M&Aを仕掛ける企業は投資に対するリターンを追求しなくてはならないので雇用維持は二の次になるのでしょうが、世知辛いですよね。。。
昨日は2014年版ものづくり白書の 173ージ「図133–22 M&A の実施後の課題」をみましたが、今日は174ージ「図133–23 M&A に伴う従業員処遇」をみます。
下図により、M&Aに伴う従業員の処遇をみると、「従業員はほぼそのまま雇用している」との回答が86.6%に達しており、雇用面に十分配慮している様子が分かります。
次に、雇用維持のための取組について、「従業員はほぼそのまま雇用している」と回答した企業に対して、雇用維持のために取り組んだことを尋ねると、「給与・賃金の引き下げ」が 10.7%、「他事業所への配置転換」が 68.4%であり、主に賃下げではなく配置転換によって雇用を維持していることがわかります。
この結果を見て、「建物を壊さずに人間のみを殺す中性子爆弾」と呼ばれたジャックウェルチの「ニュートロンジャック」を思い出しました。
M&Aを仕掛ける企業は投資に対するリターンを追求しなくてはならないので雇用維持は二の次になるのでしょうが、世知辛いですよね。。。