おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2014年版ものづくり白書の 169ージ「図133–8 我が国におけるM&A実績の推移」をみましたが、今日は171ージ「図133–14 M&A に関する実績の有無及び関心の有無」をみます。
下図によりM&Aの実績の有無(過去3年間)をみると、大企業では「実績がある」との回答比率が 38.5%を占める一方、中小企業では 7.6%に留まっていることが分かります。
次に、M&Aの実績が無い理由をみると、「実績がない」企業の内、実績はなくとも関心がある企業の比率が高いのは大企業であり、中小企業では関心自体が無いことがわかります。
M&Aの実績が無い理由としては、「関心はあるが、実績がない」企業では、「M&Aの相手先となる魅力的な企業が見つからない」との回答比率が高く、特に大企業では73.0%に達しています。
一方、「実績がなく、関心もない」という企業では回答が分散しており、「M&Aの相手先となる魅力的な企業が見つからない」との回答の他、ノウハウや資金など経営資源の欠如が挙げられています。
中小企業は「自社単独で競争に勝てる」との回答比率が31.2%に上っているところが興味深いところですが、では、そもそもM&Aの目的はどのようなことでしょうか?明日、みていきます!
昨日は2014年版ものづくり白書の 169ージ「図133–8 我が国におけるM&A実績の推移」をみましたが、今日は171ージ「図133–14 M&A に関する実績の有無及び関心の有無」をみます。
下図によりM&Aの実績の有無(過去3年間)をみると、大企業では「実績がある」との回答比率が 38.5%を占める一方、中小企業では 7.6%に留まっていることが分かります。
次に、M&Aの実績が無い理由をみると、「実績がない」企業の内、実績はなくとも関心がある企業の比率が高いのは大企業であり、中小企業では関心自体が無いことがわかります。
M&Aの実績が無い理由としては、「関心はあるが、実績がない」企業では、「M&Aの相手先となる魅力的な企業が見つからない」との回答比率が高く、特に大企業では73.0%に達しています。
一方、「実績がなく、関心もない」という企業では回答が分散しており、「M&Aの相手先となる魅力的な企業が見つからない」との回答の他、ノウハウや資金など経営資源の欠如が挙げられています。
中小企業は「自社単独で競争に勝てる」との回答比率が31.2%に上っているところが興味深いところですが、では、そもそもM&Aの目的はどのようなことでしょうか?明日、みていきます!