おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は小規模企業白書(2015年版)の31ページ「小規模事業者の1事業者あたり売上高と付加価値額」をみましたが、今日は35ページ「個人事業者と法人の「経営(事業活動)」と「法務」上の違い」をみます。
下表は、個人事業者と法人の「経営(事業活動)と法務」上の違いをまとめたものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/73/2d4f7d0a52252039af6432138da5953a.png)
この表について白書は、経営面の違いは、個人事業者は、個人が主体となって自己責任で事業活動を行い、事業活動の全責任は「個人事業
者自身」が負うのに対し、法人は、個人とは切り離し、法人格が認められた「法人」が事業活動を行い、その事業活動から生じる責任も個人から切り離して「法人自身」が負うものである。
法務面の違いは、個人事業者は、個人事業者本人が主体となって自己責任で事業活動を行うので、取引について「無限責任」を負うのに対し、法人は、法人格法律上の権利義務の主体が認められているので取引の責任は個人から切り離して「法人自身」が負うこととなり、個人は自分が法人に出資した範囲で「有限責任」を負うこととなる、とあります。
同じ人間なのに、個人か法人かで対応が異なることに不思議さを感じることがありますが、法人を設立するメリットはなんと言っても一個人では決して得ることができない信用力です。
表を見ると、法人は設立の手続きが手間というありますが、手続きを分かりやすく説明するサイトも多く、また、それらを代行する格安の業者もあるので、簡単に設立することができます!
昨日は小規模企業白書(2015年版)の31ページ「小規模事業者の1事業者あたり売上高と付加価値額」をみましたが、今日は35ページ「個人事業者と法人の「経営(事業活動)」と「法務」上の違い」をみます。
下表は、個人事業者と法人の「経営(事業活動)と法務」上の違いをまとめたものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/73/2d4f7d0a52252039af6432138da5953a.png)
この表について白書は、経営面の違いは、個人事業者は、個人が主体となって自己責任で事業活動を行い、事業活動の全責任は「個人事業
者自身」が負うのに対し、法人は、個人とは切り離し、法人格が認められた「法人」が事業活動を行い、その事業活動から生じる責任も個人から切り離して「法人自身」が負うものである。
法務面の違いは、個人事業者は、個人事業者本人が主体となって自己責任で事業活動を行うので、取引について「無限責任」を負うのに対し、法人は、法人格法律上の権利義務の主体が認められているので取引の責任は個人から切り離して「法人自身」が負うこととなり、個人は自分が法人に出資した範囲で「有限責任」を負うこととなる、とあります。
同じ人間なのに、個人か法人かで対応が異なることに不思議さを感じることがありますが、法人を設立するメリットはなんと言っても一個人では決して得ることができない信用力です。
表を見ると、法人は設立の手続きが手間というありますが、手続きを分かりやすく説明するサイトも多く、また、それらを代行する格安の業者もあるので、簡単に設立することができます!