おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2015年版ものづくり白書の83ページの「図 122-59 海外生産拠点の移転・増設時に考慮すること」を見ましたが、今日は84ページの「図 122-60 海外生産拠点の新設・増強前後での変化」を見ます。
下図から最も新しい海外生産拠点の新設・増強前後の国内拠点の変化を見ると、ほとんど変化がないと回答している企業が最も多くなってはいるが、「国内取引先からの調達額の変化」と「国内生産量の変化」においては、減少が増加を10ポイント以上上回っており、「国内雇用数の変化」や「国内利益の変化」と比較して国内事業に与える影響が大きいということが分かります。
次に、上右図から、正規雇用者数が減少すると回答した企業が実際に行っている雇用調整を見ると、「新規採用を抑制した」が65.3% と最も多く、「希望退職を募った」が31.6% と続いているのに対し、「海外拠点への配置転換を行った」は10.5% に留まっていることが分かります。
海外生産拠点の増強は必要と思いますが、それが雇用調整に繋がることも学ばなくてはなりませんね!
昨日は2015年版ものづくり白書の83ページの「図 122-59 海外生産拠点の移転・増設時に考慮すること」を見ましたが、今日は84ページの「図 122-60 海外生産拠点の新設・増強前後での変化」を見ます。
下図から最も新しい海外生産拠点の新設・増強前後の国内拠点の変化を見ると、ほとんど変化がないと回答している企業が最も多くなってはいるが、「国内取引先からの調達額の変化」と「国内生産量の変化」においては、減少が増加を10ポイント以上上回っており、「国内雇用数の変化」や「国内利益の変化」と比較して国内事業に与える影響が大きいということが分かります。
次に、上右図から、正規雇用者数が減少すると回答した企業が実際に行っている雇用調整を見ると、「新規採用を抑制した」が65.3% と最も多く、「希望退職を募った」が31.6% と続いているのに対し、「海外拠点への配置転換を行った」は10.5% に留まっていることが分かります。
海外生産拠点の増強は必要と思いますが、それが雇用調整に繋がることも学ばなくてはなりませんね!