中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

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宿泊客から見る、東日本大震災からの東北地方の復興状況は??

2018年11月25日 05時48分17秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」36ページ「図表Ⅰ- 37 都道府県別・宿泊施設タイプ別客室稼働率 2017 年(平成 29 年)」をみましたが、今日は37ページ「図表Ⅰ- 38 観光客中心の宿泊施設の日本人延べ宿泊者数」をみます。

第5節は東日本大震災からの復興の状況です。全国、東北計(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)、そのうち被災の激しかった3県計(岩手県、宮城県、福島県)及び東北各県の延べ宿泊者数について、東日本大震災発生以前の2010年(平成22年)を100として指数化して、東北地方における東日本大震災からの復興の進行状況を把握する、とあります。

これを踏まえ、下図について白書は、観光客中心の宿泊施設における日本人延べ宿泊者数については、全国では、震災のあった2011年(平成23年)には95.1まで低下したが、翌年の2012年(平成24年)は99.0にまで回復し、それ以降は震災前の2010年(平成22年)の水準を上回っている。

これに対し、東北計、3県計は、2011年(平成23年)に80台にまで低下し、2017年(平成29年)では、前年を若干上回ったものの、それぞれ83.2、83.4と80台前半で推移している、とあります。

全国に比べて東北の宿泊者は少ない。東北5県の中で青森が最も高く、秋田が低いということですね。青森がこれほど高いのは新幹線効果なのでしょうか。また宮城は一時に比べてホテルが取りやすくなったと感じるのはわたしだけでしょうか。風評被害が気になる福島県が回復傾向にあるのは良いことですね。それにしても秋田県は低迷してますね。お酒にお魚・・・美味しいものがたくさんあるので、頑張って欲しいですね!!

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