中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

外国人旅行者は為替変動の影響を受けていない!

2018年11月11日 05時00分00秒 | 平成30年版「観光白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は平成30年版「観光白書」22ページ「コラム図表Ⅰ-3-1 訪日外国人旅行者数と為替レートの相関」をみましたが、今日は23ページ「コラム図表Ⅰ-3-2 1人当たり旅行支出額の変動係数」をみます。

下図から、、2011 年(平成 23 年)4 - 6月期~2017 年(平成 29 年)10-12 月期の各四半期のデータを用いて、国籍・地域別の1人当たり旅行支出額について、円建て、各国籍・地域通貨建ての変動係数及び両者の差分をみると、中国、香港、シンガポール、ドイツ等において、円建ての変動係数が各国籍・地域通貨建ての変動係数を上回る傾向があり、中でも中国の差分が大きくなっていますが、韓国、ロシア、インドについては、各国籍・地域通貨建ての変動係数が大きくなっていることが分かります。

この分析の理由は、外国人が訪日旅行における具体的支出額を決定する際の為替レートの影響はどうか。これは、訪日外国人が訪日旅行の支出額を決定する際の「予算制約」をどちらの通貨(母国通貨か、それとも円か)で検討する割合が高いのか、と関連付けられるからとあります。要するに、変動係数が大きいということは、為替の影響は関係ないということですね!!

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