おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「ものづくり白書」の2ページ「危機感及びその欠如」を読みましたが、今日は6ページ「図 111-6 業績の増減理由」を見ます。
下図から営業利益の増減の理由を見ると、増加・減少のいずれにおいても、「既存取引の増加 / 減少」が最も多く、既存取引先との関係が営業利益の増減に直結していることが分かります。

これについて白書は、営業利益増の理由については第2位が「新規取引の増加」となっており、利益を伸ばしている企業は既存取引先との関係強化に加え、新たな販路開拓に取り組んでいることがうかがえる。
一方、営業利益減の理由については、「原材料 ・ 調達コストの増加」「人件費の増加」「価格競争の激化」が多く、コストアップ・価格競争といったコスト面が利益減に及ぼす影響が大きいことがうかがえる、とあります。
最近、中小企業経営者と話をしていると、既存取引先が急速に減少している、という話を頻繁に耳にします。経営者の高齢化と後継者難による廃業が原因です。人口の減少、市場の縮小という言葉はこれまであまり実感がなかったですが、最近は、この問題ばかりです。なんとかしないといけませんね。。。
昨日は2018年版「ものづくり白書」の2ページ「危機感及びその欠如」を読みましたが、今日は6ページ「図 111-6 業績の増減理由」を見ます。
下図から営業利益の増減の理由を見ると、増加・減少のいずれにおいても、「既存取引の増加 / 減少」が最も多く、既存取引先との関係が営業利益の増減に直結していることが分かります。
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これについて白書は、営業利益増の理由については第2位が「新規取引の増加」となっており、利益を伸ばしている企業は既存取引先との関係強化に加え、新たな販路開拓に取り組んでいることがうかがえる。
一方、営業利益減の理由については、「原材料 ・ 調達コストの増加」「人件費の増加」「価格競争の激化」が多く、コストアップ・価格競争といったコスト面が利益減に及ぼす影響が大きいことがうかがえる、とあります。
最近、中小企業経営者と話をしていると、既存取引先が急速に減少している、という話を頻繁に耳にします。経営者の高齢化と後継者難による廃業が原因です。人口の減少、市場の縮小という言葉はこれまであまり実感がなかったですが、最近は、この問題ばかりです。なんとかしないといけませんね。。。