おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「ものづくり白書」の14ページ「図 112-9 「一般機械」の貿易収支の推移」を読みましたが、今日は15ページ「図 112-12 「電気機器」の貿易収支の推移」を見ます。
下図からエレクトロニクスを中心とする「電気機器」の直近 2017年の貿易黒字を見ると、約 1.6 兆円と、3年連続で増加していますが、それでも 2010 年の4割弱の水準にとどまっていることが分かります。
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この結果について白書は、2010 年と 2017 年の主な構成品の変化を見ると、「通信機」の貿易赤字額が約 1.8 兆円拡大(2010 年:- 0.6 兆円から- 2.4 兆円)しており、また「半導体など電子部品」の黒字額が約 0.8 兆円縮小(2010 年:+ 2.0 兆円から+ 1.2 兆円)している。
両者(「通信機」と「半導体など電子部品」)で合わせて約 2.5 兆円の貿易黒字縮小に寄与する。同期間における「電気機器」の黒字額の縮小額は約 2.9 兆円であることから、この2品目が大半を占めていることが分かる、とあります。
電機メーカー出身の私としては、この数字を見るのは寂しい限りですが、これも栄枯盛衰、時代の流れなのでしょうね!!
昨日は2018年版「ものづくり白書」の14ページ「図 112-9 「一般機械」の貿易収支の推移」を読みましたが、今日は15ページ「図 112-12 「電気機器」の貿易収支の推移」を見ます。
下図からエレクトロニクスを中心とする「電気機器」の直近 2017年の貿易黒字を見ると、約 1.6 兆円と、3年連続で増加していますが、それでも 2010 年の4割弱の水準にとどまっていることが分かります。
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この結果について白書は、2010 年と 2017 年の主な構成品の変化を見ると、「通信機」の貿易赤字額が約 1.8 兆円拡大(2010 年:- 0.6 兆円から- 2.4 兆円)しており、また「半導体など電子部品」の黒字額が約 0.8 兆円縮小(2010 年:+ 2.0 兆円から+ 1.2 兆円)している。
両者(「通信機」と「半導体など電子部品」)で合わせて約 2.5 兆円の貿易黒字縮小に寄与する。同期間における「電気機器」の黒字額の縮小額は約 2.9 兆円であることから、この2品目が大半を占めていることが分かる、とあります。
電機メーカー出身の私としては、この数字を見るのは寂しい限りですが、これも栄枯盛衰、時代の流れなのでしょうね!!