おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「ものづくり白書」の190ページ「図 212-4 人材育成方針の社内での浸透度」を読みましたが、今日は194ページ「図 212-5 日常業務における人材育成の取組」を見ます。
下図から日常業務における人材育成の取組(OJT)(複数回答)についてみると、人材育成の「成果あり企業」、「成果なし企業」ともに「日常業務の中で上司や先輩が指導する」が最も高く、「作業標準書や作業手順書を活用する」 、「身につけるべき知識や技能を示す」と続いており、上位は同様の順位となっていますが、「何も行っていない」は、人材育成の「成果あり企業」では該当がなく、「成果なし企業」においても極めて低くなっている(図212-5)ことが分かります。
この結果について白書は、それぞれの取組ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果あり企業」の方が、「現場での課題について解決策を検討させる」、「個々の従業員の教育訓練の計画をつくる」、「身につけるべき知識や技能を示す」といった取組を挙げる割合がより高い、とあります。
OJTはついつい現場任せにしがちなような気がしますが、人材育成の方針が必要ということなのですね。納得ですね!
昨日は2018年版「ものづくり白書」の190ページ「図 212-4 人材育成方針の社内での浸透度」を読みましたが、今日は194ページ「図 212-5 日常業務における人材育成の取組」を見ます。
下図から日常業務における人材育成の取組(OJT)(複数回答)についてみると、人材育成の「成果あり企業」、「成果なし企業」ともに「日常業務の中で上司や先輩が指導する」が最も高く、「作業標準書や作業手順書を活用する」 、「身につけるべき知識や技能を示す」と続いており、上位は同様の順位となっていますが、「何も行っていない」は、人材育成の「成果あり企業」では該当がなく、「成果なし企業」においても極めて低くなっている(図212-5)ことが分かります。
この結果について白書は、それぞれの取組ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果あり企業」の方が、「現場での課題について解決策を検討させる」、「個々の従業員の教育訓練の計画をつくる」、「身につけるべき知識や技能を示す」といった取組を挙げる割合がより高い、とあります。
OJTはついつい現場任せにしがちなような気がしますが、人材育成の方針が必要ということなのですね。納得ですね!