おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「ものづくり白書」の208ページ「図 212-14 労働生産性が向上した具体的な事象」を読みましたが、今日は208ページ「図 212-15 労働生産性の向上分の配分先」を見ます。
下図から「労働生産性が向上した」と回答した企業における労働生産性の向上分の配分先(複数回答)をみると、人材育成の「成果あり企業」では、「賃金などの処遇の改善」 が最も高く、「設備投資の増強」、「作業環境の整備」、「採用・人材育成の強化」と続きますが、「成果なし企業」では、「設備投資の増強」が最も高く、次に「賃金など処遇の改善」が続いている(図 212-15)ことが分かります。
この結果について白書は、配分先ごとに、人材育成の「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、「成果あり企業」の方が、「採用・人材育成の強化」、「作業環境の整備」、「賃金など処遇の改善」といった分野に配分したとする割合がより高い。
人材育成の「成果あり企業」では、労働生産性の向上分が「採用・人材育成の強化」や「賃金など処遇の改善」といった人材への投資により配分されている傾向がうかがえる、とあります。
労働生産性が向上したら、まずは「賃金など処遇の改善」した方が良さそうですね~!!
昨日は2018年版「ものづくり白書」の208ページ「図 212-14 労働生産性が向上した具体的な事象」を読みましたが、今日は208ページ「図 212-15 労働生産性の向上分の配分先」を見ます。
下図から「労働生産性が向上した」と回答した企業における労働生産性の向上分の配分先(複数回答)をみると、人材育成の「成果あり企業」では、「賃金などの処遇の改善」 が最も高く、「設備投資の増強」、「作業環境の整備」、「採用・人材育成の強化」と続きますが、「成果なし企業」では、「設備投資の増強」が最も高く、次に「賃金など処遇の改善」が続いている(図 212-15)ことが分かります。
この結果について白書は、配分先ごとに、人材育成の「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、「成果あり企業」の方が、「採用・人材育成の強化」、「作業環境の整備」、「賃金など処遇の改善」といった分野に配分したとする割合がより高い。
人材育成の「成果あり企業」では、労働生産性の向上分が「採用・人材育成の強化」や「賃金など処遇の改善」といった人材への投資により配分されている傾向がうかがえる、とあります。
労働生産性が向上したら、まずは「賃金など処遇の改善」した方が良さそうですね~!!