中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

人材育成には「改善提案の奨励」を!!

2019年05月03日 09時04分04秒 | 2018年版ものづくり白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2018年版「ものづくり白書」194ページ「図 212-5 日常業務における人材育成の取組」を読みましたが、今日は195ページ「図 212-6 人材育成を促進させるために実施している取組」を見ます。

下図から人材育成を促進させるために実施している取組(複数回答)をみると、人材育成の「成果あり企業」、「成果なし企業」ともに、「改善提案の奨励」が最も高く、「資格や技能検定などの取得の奨励」、「研修などの OFF-JT(会社の指示による職場を離れた教育訓練)の実施」と続く(図 212-6)ことが分かります。

この結果について白書は、「特に何も行っていない」は、「成果あり企業」に比べて「成果なし企業」の割合が高くなっているものの、ほとんどの企業が人材育成を促進させるために、何らかの取組を行っていることが分かる。

それぞれの取組ごとに、「成果あり企業」と「成果なし企業」を比較すると、人材育成の「成果あり企業」の方が、「研修などの OFF-JT の実施」、「資格や技能検定などの取得の奨励」、「熟練技能者による専任指導や勉強会開催など技能伝承のための仕組みの整備」といった取組を挙げる割合がより高い。

なお、厚生労働省では、ものづくり分野で優れた技能、豊富な経験等を有する熟練技能者を「ものづくりマイスター」として認定し、企業・業界団体・教育訓練機関に派遣して若年技能者に対する実技指導を行っている(詳細は第 2 章第 2 節 5(2)に後述)、とあります。

GWにもかかわらず、ものづくり補助金の申請でワサワサしている方も多いと思います。人材を育成させるための取組には何があるかなと思い、「資格や技能検定などの取得の奨励」は思いついたのですが、「改善提案の奨励」が出てこなかったですね。こういう言葉を引用すると良い申請書になっていきますね~!

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