報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

“私立探偵 愛原学” 「宴会の終わり」

2023-02-06 20:27:59 | 私立探偵 愛原学シリーズ
[10月2日19時00分 天候:晴 東京都墨田区菊川 うしくろ菊川店]

 店員「失礼します!こちら、スペシャル肉ケーキでございます」
 リサ「おー!」

 生肉を積み重ね、その上に花火を差した肉ケーキが届く。

 善場「17歳の誕生日、おめでとうございます」
 高橋「見た目は中坊、実年齢はアラフィフのオバハンw どこがセブンティーンだ」
 リサ「ガァッ!」
 愛原「はいはい。花火の火が消えたら、早速焼こう」
 リサ「え?生じゃないの?」
 愛原「生じゃない生じゃない。生で食べていいのは、さっきのユッケだけ」
 リサ「なーんだ」
 善場「暴走を防ぐ為のガス抜きだから、少々の生肉食は仕方が無いとはいえ、限度を超えると、暴走しやすくなりますからね?気を付けて」
 リサ「はーい……」
 愛原「限度ってどのくらいなんでしょうね?」
 善場「具体的にどのくらいとは言えませんが、例えばお店で出される馬刺しやユッケの1人前分くらいは大丈夫でしょう。人間でも、あれくらいなら平気ですからね」
 愛原「なるほど。昔は牛刺しとかもあったんだけどな」
 リサ「そうなの!?」
 愛原「そうだよ。俺が子供の時とか、よく父親がビールのつまみに食ってたもんだ」
 リサ「美味しそう!今はダメなの?」
 愛原「ああ。今はダメだ。食中毒の問題とかあったからさ」

 厳密に言えば、牛刺しが無くなったのは狂牛病の影響で、牛肉ユッケが無くなったのは食中毒の問題による。
 馬刺しや桜ユッケは未だに残っているが、狂馬病なる病気は今のところ存在しないし、桜ユッケによる食中毒も今のところ発生していないからである。
 馬の体温は牛よりも高い為、食中毒菌が元から少ないのだそうだ。

 高橋「こいつなら、O157まみれの肉も平気で食うと思いますけどね」
 善場「実際、日本アンブレラの研究資料を押収したところ、TウィルスやGウィルスは、そういった病原菌をも捕食してしまうという研究結果が出ています」

 通りでTウィルスに感染したゾンビが、生肉を捕食しても、何ともないわけである。

 リサ「だから、生で食べても平気w」
 善場「暴走する危険が高くなるから、ユッケ以外はやめなさい」
 リサ「はーい……」
 善場「ああ、そうそう。忘れてたわ。はい、誕生日プレゼント」

 善場主任は、リサに図書カードを渡した。

 善場「少しでも人間に戻る為には、しっかり勉強すること。あなたもアンブレラの研究所とかで見てきたと思うけど、化け物になればなるほどバカになるから。そうならない為にも、頭は良くしておきなさい」
 リサ「うん、確かに。皆バカだったね」

 それに気づいた一部の日本版リサ・トレヴァー達もいたが、手遅れになってしまった。
 『1番』は善戦したが、結局は自らのGウィルス侵食を抑えることができず、最終的にはラスボスとして私達と対峙した。

 善場「それと愛原所長」
 愛原「何でしょう?」
 善場「今月中に、リサの検査をしたいのです。現在のウィルスの状態とか……」
 愛原「なるほど。それなら、来週の3連休は……」
 リサ「ムリ!」

 と、リサ。

 愛原「どうしてだ?」
 リサ「来週のスポーツの日は、体育祭があるから」
 愛原「あ、そうか。PTA会長代行だけど、すっかり忘れてた」
 善場「仕方ありませんね。その次の週はどうですか?」
 リサ「うん、それならまあ……」
 善場「それは良かったです。それでは、再来週よろしくお願いします」
 愛原「分かりました。再来週になっても、こいつの免停は解除にならんと思いますけどね」
 高橋「さ、サーセン……」
 善場「交通費は、お支払い致しますので」

 こうして、宴会は終了した。
 支払いは善場主任がしてくれたが、しっかり領収書は切っていた。
 今はレシートとは別に、レジで領収書を発行することができる。

 愛原「善場主任、今日はご馳走様でした」
 高橋「ごちっした!」
 リサ「ご馳走様でした!」
 善場「いいえ。こちらこそ、“青いアンブレラ”の国内活動防止のお役に立って下さっていますので、その労いです」
 愛原「どうも、BSAAとは水と油のようですな」

 まるで日蓮正宗内における、元顕正会員と元学会員みたいだ。

 善場「活動が認められている国外で活動する分には、全く構わないのです。しかし、日本国内では活動が認められておりません。にも関わらず、活動しようとするのですから、取り締まる必要があるわけです」
 愛原「高野君が問題なんですね?」
 善場「彼女は間違いなく、エイダ・ウォンのコピーです。本物のエイダ・ウォンがどこにいるのかは分かりません。ですが、彼女を捕えれば、何か分かるかもしれないのです」
 愛原「それは私達に依頼されても、手に余るでしょうね」
 善場「はい。なので、正式に依頼はしません。ただ、有力な情報を得られた時に、こちらに流して頂ければ結構です。もちろん、謝礼はさせて頂きます」
 愛原「分かりました。駅までお送りしましょう」
 善場「いえ、結構です。このお店は、ちょうど森下駅からも近いようですね」
 愛原「そうです。ちょうど、菊川駅と森下駅の間くらいでしょうか?」
 善場「でしたら、私は都営大戸線で帰ります」
 愛原「そうですか。主任は大江戸線沿線にお住まいなのですか?」
 善場「内緒です。もしかしたら、政府直轄の秘密研究所の地下室暮らしかもしれませんよ?」
 愛原「ま、まさか!?主任は既に人間に戻られているでしょう!?」

 私の狼狽を期待していたのか、いつもはポーカーフェイスの主任が、少し微笑を浮かべた。

 善場「冗談ですよ。もちろん、今はちゃんとした家に住んでいます。しかし、何故私は未だにナンバリングを受けているのかを考えますと、完全に人間に戻れたとは思われていないということですよ」
 愛原「主任……」
 善場「それでは、失礼します」
 愛原「お、お疲れ様でした」
 高橋「先生、俺達も帰りましょう」
 愛原「そ、そうだな」
 高橋「帰って一服と……あと、食後のコーヒーでも入れましょう」
 愛原「ああ、頼むよ」
 リサ「あの人……たまに、BOWの臭いがすることがあるの」
 愛原「リサ!」
 リサ「特に、私に言う事を聞かせようとする時にね。黒い瞳の奥が、赤く光るのが見えるの」
 愛原「それは御本人には内緒だぞ?」
 リサ「分かってる」

 善場主任は、元日本版リサ・トレヴァー『12番』だった。
 それが『0番』になっている。
 0番は元は無かったナンバリングだ。
 それを作ったのは、政府機関の方。
 確かに善場主任の言う通り、彼女は表向き人間に戻ったとはされていても、裏では監視対象のままだということなのだろう。
 もしもリサが表向きでも人間に戻れたとしても、やはり監視は続けられるのだろう。
 番号は……『00』番ってところか。
 まるで、プロ野球選手の背番号みたいだな。

 リサ「それよりね、体育祭、『魔王軍』はチアリーディングやるんだよ。観に来てね」
 愛原「チアリーディングやるのか!大丈夫なのか?中には体力に自信が無いコもいるだろう?」
 リサ「それは大丈夫。大きな動きをするコと、そうでないコに分かれてる」
 愛原「そうなのか」
 リサ「来年はアイリッシュダンスでもやろうかな……」
 高橋「魔女が出てくる別の世界と被るんじゃねーのか、それ?」
 愛原「メタ発言をするんじゃない!」

 私は高橋に注意をした。
 そして、マンションに帰宅したのだった。
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“私立探偵 愛原学” 「打ち上げ」

2023-02-06 15:11:20 | 私立探偵 愛原学シリーズ
[10月2日13時00分 天候:晴 東京都墨田区菊川 愛原のマンション→珈琲館菊川店]

 リサ「先生、お腹空いた」

 私が部屋で事務作業をしていると、隣の部屋からリサがやってきた。

 愛原「ああ、分かった。昼飯、食いに行くか」
 リサ「おー!」

 それにしても、高橋はまだ帰って来ない。
 夜は善場主任主催の打ち上げがあるというのに。
 リサは黒いTシャツに、デニムのショートパンツを穿いていた。
 さすがに出かける日は、体操服にブルマという恰好にはならない。
 これなら、このまま出られそうだ。

 愛原「夜は宴会だから、昼は軽くな?」
 リサ「分かったー」

 マンションを出て、菊川駅前の珈琲館に入る。
 高橋にはLINEを送っているのだが、運転中なのか、返信が来ない。
 まあ、家の鍵は高橋も持っているので、入れ違いになっても大丈夫だろう。
 今朝、カレーを食べたリサは、昼もカレーとは行かなかったが、それでもカツサンドを注文した。
 私はミックサンドで良かったのだが。
 向かい合って座ると、リサの口元には牙が覗くのが分かる。
 人間に化けている第0形態でさえ、完全に化け切れない状態だ。
 このくらいなら、まだ生まれつきという言い訳もできるだろうが……。

 愛原「おっ!」

 やっと高橋から返信が来た。

 高橋「今、首都高の大黒パーキングっス!ここで流れ解散の予定なんで、もうすぐ帰ります!」

 とのことだった。
 大黒パーキングから、どうやって戻るつもりだ?
 私の想像では、1時間近く掛かるようなイメージだ。
 もっとも、高橋達は飛ばすから、もっと早く到着できるのだろうが、それでも……。

 愛原「まあ、14時ぐらいってとこか」

 私は時計を見て言った。

 リサ「お兄ちゃんが帰って来る時間?」
 愛原「そう。まあ、宴会には余裕で間に合うな」
 リサ「ふんふん」
 愛原「部屋で何してたの?」
 リサ「宿題。全部片づけてた」
 愛原「さすが、オマエは仕事が早いな」
 リサ「エヘヘ……」

 リサは照れ笑いを浮かべた。
 こういう所は、可愛げがあるんだがな。

[同日14時00分 天候:晴 同地区 愛原のマンション]

 昼食を取ってから家に戻ると、本当に高橋は予定時刻に戻って来た。

 愛原「お帰り。首都高、混んでなかった?」
 高橋「いや、混んでましたよ。さすが日曜っス。でもまあ、俺らのすり抜けテクで、ちょちょいのちょいっスよ」
 愛原「あ、そう」
 高橋「つーわけで、これ、お土産です」
 リサ「おー!」

 足柄サービスエリアや、大黒パーキングエリアで買ってきたと思われる菓子類。

 高橋「で、俺からの誕プレな?」
 リサ「あざざざざーっす!」

 高橋がリサに渡したのは、どこかのステーキハウスの招待券。

 高橋「俺の友達の店なんです。『妹分の誕生日だ』って言ったら、そいつがくれたんです」
 愛原「そりゃあいい。場所はどこだ?」
 高橋「……同じ、都内ですよ」
 愛原「だから、どこだよ?」
 高橋「八王子っス」
 愛原「遠いな!」
 高橋「お、俺が車出しますんで、どうか1つ……」
 愛原「オマエねぇ……!」
 リサ「先生、わたし、行きたい」
 高橋「ほ、ほら!リサも行きたがってますよ!?」
 愛原「何かのついでに行く用事ができたらな。有効期限は?」
 高橋「特に無いっスね」
 愛原「じゃあ、それでいいじゃん」
 高橋「は、はあ……」
 愛原「とにかく、今日は善場主任主催の宴会なんだから、そっちに集中して」
 高橋「わ、分かりました」

[同日18時00分 天候:晴 同地区 うしくろ菊川店]

 私達は予約した店に向かう前に、まずは菊川駅に向かった。
 そこで、善場主任と合流する為である。
 善場主任は1人で着ていた。

 高橋「のこのこ1人で来るとは、いい度胸だな」
 善場「は?何ですか?」
 愛原「おい、高橋!」
 高橋「サーセン。1度言ってみたかったんです」
 善場「ケンカのセリフなら、過去に何度も言っているのでは?」
 高橋「そうなんだけど、ヘタレばっかでよぉ……。たまには、タイマンしろってんだ」
 善場「刑事事件に発展しないように、お願いしますね」
 愛原「それはもう、私の口からも何度も……」
 善場「東名高速、大井松田インター付近で警察に取り締まられたことは報告しましたか?」
 愛原「ファッ!?」
 高橋「わーわーわー!」
 愛原「オマエ、やっぱり警察の御厄介に!」
 善場「もう点数無くなったんじゃありませんでしたっけ?」
 高橋「勘弁してくれ、姉ちゃん!」
 愛原「そんなんでオマエ、よく『車出す』とか言ったな!?ああっ!?」
 善場「免停中の運転は禁止されております」
 高橋「ま、また免停解除になったら、車出しますんで」
 愛原「もういいよ!……あ、善場主任、お店はこちらです」
 善場「よろしくお願いします」

 私は何度目かの免停を食らった高橋は置いといて、先に予約した店へと向かった。

 リサ「おー、焼肉!食べ放題!?」
 愛原「残念ながら、食べ放題ではない。飲み放題ではあるがな。但し、リサへの誕生日も意識してるから、『肉ケーキ』なんかも出るぞ」
 リサ「肉ケーキ!?」

 リサのピンク色のマスクに、染みが出来た。
 もう涎が出たようだ。
 尚、リサのマスクの色は、穿いている下着の色と同じにしてあるそうだ。
 なので今日は、ピンク色のショーツを穿いているということ。
 上はデニムなので、さすがにその下にブルマを穿くことはない。

 店員「いらっしゃいませ!」
 愛原「4名で予約していた愛原です」
 店員「愛原様ですね!どうぞ、こちらへ!」

 と、私達はテーブル席へ案内された。

 善場「先に飲み物を頼みましょう。何がいいですか?」
 愛原「私はやはりビールですな」
 高橋「じゃあ、俺もそれでオナシャス」
 リサ「わたしもー」
 善場「あと3年待ちなさい」
 リサ「……はーい」
 高橋「3年待ったところで、体型がロリのままじゃ、飲めねーんじゃねーの?」
 善場「法律上は、何も問題はありません」
 愛原「確かに」

 仕方が無いので、リサはオレンジジュースを注文した。
 そして、まずは乾杯した。
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物語の途中ですが、ここで添書登山のもようをお伝えします。

2023-02-06 11:55:12 | 日記
 昨日の御登山が、私のとっての初登山である。
 1月は実家に帰省したり、仕事が忙しかったりした為。
 広布唱題会があった日なので、登山者数は日曜日の割には少なかったと思う。
 あと何より、得度試験の合格発表日というのもあるだろう。

 

 スタート地点はここから。
 JR東海の為、看板の色にオレンジが使われている。

 

 発車標。
 私が乗ったのは7時27分発、“こだま”705号、名古屋止まりの“こだま”は空いている。
 車両はN700A“Advance”。
 まあ、鉄オタの話。
 東海道新幹線内においては、中堅の形式になるのか?
 普通車でも、ヘッドレストが大きいという特徴がある。

 

 新富士駅に着いた。
 それにしても、車両よりも駅名看板撮るの、好きだね~。
 グーグルマップに投稿しているからか、『動く物』より建物の特徴を撮る事の方が多い。

 

 新富士駅からはこのバス。
 8時45分発に乗った。
 イオン富士南から来るバスなので、先客はいる。
 だいたい、中型バスまたは小型バスで運転されることが多いようだ。
 狭い道を走るからというよりは、大型バスで運転されるほど客が多いわけではないからだろう。

 

 因みに正規のルートとしては、こちら。
 登山バスが発車する停留所。
 これに乗ると、富士駅を経由して、あとは大石寺まで直行。
 普通はこれに乗るのだが、もっと早く大石寺に行きたく、また、金銭的に余裕があって、乗り換えの体力や気力もある場合は私の鉄道ルートを使いましょう。

 

 登山バスは車内精算でも良いのだが、往復割引乗車券を買いたい場合は、新富士駅構内にある観光案内所で購入しましょう。
 私は片道しか乗らないので、利用しない。

 

 富士駅・身延線ホーム。

 

 立ち食いソバ屋があったようだが、今は廃業しているようだ。
 代わりに、パンの自販機がある。

 

 富士駅を発車する身延線の時刻表。
 西富士宮駅までなら、まあまあの本数がある。
 が、ほとんどの普通列車が2両編成ワンマン運転であることが分かる。
 313系という車両だが、東海道本線のそれが通勤電車のようなロングシートなのに対し……。

 

 ボックスシート。
 ただ、あまり広いわけではない。
 若い頃はこれで何時間も旅したものだが、よくできたものだ。
 今は無理だな。
 私もだいぶ、鉄分が減ったようだ。

 

 発車標。
 2両編成ワンマン運転。
 2番線には特急“ふじかわ”号の案内が出ている。
 これは静岡始発で、2番線だけが東海道線と繋がっている為。
 車両も373系というもので、外観も内装も違うから、普通列車との区別は鉄オタでなくても付くだろう?
 創価学会在りし頃の急行列車時代は西富士宮にも停車したのだが、創価学会破門後は集客が見込めないと判断したか、JR東海も特急格上げの際に西富士宮を通過にしてしまった。

 

 西富士宮駅。
 本数が多いのはここまで。
 創価学会在りし頃の名残は、こういう運転本数でも分かる。
 西富士宮駅から大石寺までは、駅前のタクシー乗り場からタクシーで。

 

 タクシー料金は、だいたいこんな感じ。
 私は三門まで乗ったが、登山事務所までなら、もう少し安くなるかも。

 

 報恩坊入口の佇まいは、特にいつもと変わりませんな。

 

 大石寺境内にある唯一の郵便ポスト。
 もちろん、現役である。
 誰もイジらないから私がイジるが、昭和レトロ好きの方なら、注目して下さるのでは?

 

 客殿。
 大講堂から、恐らく『大客殿』を目指していたという学会員の生き霊がここで立ち往生していたので写真撮影したのだが、私の霊感では心霊写真にならなかったようだ。
 但し、山形から来たという信徒さん夫婦に記念撮影を頼まれ、彼らのスマホで記念撮影をしたのだが、もし仮にそっちに写っていたとしても知らんよw
 このように、少し霊感があると、学会員の生き霊が時折見えることがある。
 怨霊と同じく、怨念の塊なのであるが、死霊との違いは、元となっている人間が今も存命であること。
 そりゃそうだろう。
 かつて大石寺に御登山していた学会員が破門後、“呪いの唱題”とかやってりゃ、生き霊となって現れるのは当然だ。
 但し、妙観講が大講堂を使用している場合は、何故か現れない。
 で、生き霊の元である本人を直撃すると、鬼の形相の如く折伏者を怨執し、その前後で激しい罰に苛まれるというのは大方のセオリーのようである。
 因みに、顕正会員の生き霊は今のところ見たことがない。
 さすがの彼らも、“呪いの唱題”など、宗門を『呪う』ような行為まではしていないから、生き霊とならずに済んでいるのかもしれない。
 なので、私にとっては顕正会員の方が救いやすいし、ぶっちゃけ学会員は放っておいていいくらいに思ってる。

 

 因みに客殿の前には、こんなポールも立っている。
 これは何なのかと言うと……。

 

 客殿についての説明を伝えるQRコードのポールだった。
 他にも、三門の前とかに建っていたりする。
 全てのポールのQRコードをスキャンすると、クエストクリアです(何の?)

 

 登山者数は日曜日にしては少なかった。
 広布唱題会があるので、各末寺の信徒さんはそこに参加することが優先なのだろう。
 あと、来年度以降の結集誓願が……ゲフンゲフン。
 あー、失礼。
 日曜日なので15時発のバスも運転されたが、殆どの下山者が14時40分発に乗ってしまった為、15時のバスに乗った乗客は私だけだった。
 ……何か、以前にもそんなことあったな。
 因みにバスは、どちらもワンステップバスのワンロマ。
 14時40分発がいすゞのエルガで、15時発が三菱ふそうのエアロスターと書けば、分かる人には分かるだろう。

 

 新富士駅からは16時13分発、“こだま”730号に乗る。
 1番空いている最後尾の1号車に乗り込んで、新富士駅の時点では確かにガラガラだったが、次の三島駅で旅行客がドカドカと乗ってきて、殆どの席が埋まり、その次の熱海駅では完全に満席となって、立ち客が出たほどだ。
 特徴的なのは、それがインバウンド客ではなく、日本人客であったこと。
 それも、金に任せた年寄達ではない。
 もちろん、外国人もそれなりに見かけたが、アジア系はそんなでもなく、白人達の方が目立っていたことだ。
 個人的には、その方がいいんだがな。
 大石寺とは大違い。
 混雑していたのは新横浜駅まで。
 そこでようやく混雑が解消され、品川駅でもそれなりに降りて、東京では……といった感じ。
 なので、ホームを歩くのは面倒だが、自由席は1号車の方が良いと思う。

 こんな所でいいかな?
 因みに自宅最寄り駅下車後は、トチロ~さん、かりぶさんと新年会をやった。
 殆どのテーマは、私の結婚についてだったね。
 何せ私の婚活、鳴かず飛ばずだから……。
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