[7月2日10時00分 天候:晴 群馬県吾妻郡東吾妻町大字岩下 ローソン吾妻岩島店]
私達を乗せた車は、まず国道沿いのローソンに立ち寄った。
そこで切手を買い、速達郵便の封筒に貼ってもらう。
ローソンならレジ付近にポストがあるので、そのまま投函できる。
一応、今日集配があるのかどうか確認しておいた。
地方だと土曜日や日曜日の集配が無い場合もある為。
ポストを確認すると、これから回収に来るそうなので、そのままそこに投函してもらった。
速達であれば、1日で配達されるだろう。
私の場合は帰宅してから手紙を作成し、普通郵便で送るので2日くらい掛かるだろう。
菊川から千葉刑務所のある千葉市内でも、普通郵便なら2日掛かる。
それが遠く離れた群馬からでも、速達なら1日なのだから早い。
尚、ローソンの向かい側には郵便局もあったりする。
日曜日だから休みであるが、もしも平日であれば、そのまま窓口で出すという手が使えた。
再び車に乗って群馬原町駅に向かった。
本当は岩島駅で降りるはずだったのだが、沖野氏は吾妻警察署に留められているオーナーの迎えに行く為、群馬原町駅まで乗せてくれることになった。
警察署もその近くにある為。
[同日10時10分 天候:晴 同町大字原町 JR群馬原町駅]
車は駅北側のロータリーに到着した。
こちら側には駅舎は無いが、国道で行こうとすると、ここに到着する。
駅舎にはロータリーに直結している跨線橋で向かう形となる。
沖野「到着致しました」
愛原「どうもありがとう。オーナーに宜しくお伝えください。あと……1つ謝っておきたいことが……」
沖野「何でございましょう?」
愛原「もしかすると、警察官2名を大浴場にダイブさせるギミックを作動させてしまったの、私かもしれません。だとしたら、オーナーにはとんでもない御迷惑をお掛けしてしまったなぁ……と」
沖野「そうでしたか。ですが、私はその仕掛けを存じ上げません。愛原様も、その仕掛けが作動した所は直接御覧になっておられないのでしょう?」
愛原「そ、そうです」
沖野「でしたら、証拠がありません。御主人様も警察も、設備の不具合によるものと思っておられるようですし。御主人様は公務執行妨害の疑いで連行されてしまいましたが、恐らくそれで立件は難しいでしょう。もしも警察がどうしても御主人様を立件したい場合、あの事故でケガをしたとして、業務上過失致傷罪で捜査することになるのでしょうが、見たところ警察官達はケガはしていませんでしたし、後に診断書が提出されたとしても、弁護士さんを介して示談に持ち込むおつもりかと思われます」
愛原「なるほど」
沖野「とはいえ、一応愛原様の御言葉は御主人様にお伝えはさせて頂きます」
愛原「ありがとう。宜しく」
沖野「では、また何かありましたら、いつでも御連絡願います」
愛原「どうもお世話様」
私達は車を降りて、跨線橋を昇った。
冷房の効いた車から、梅雨晴れの暑い日差しの中を歩くことになる。
梅雨晴れとはいえ、やや強い風は吹いており、大気の状態がけして安定しているわけではないことを物語っている。
天気は晴れているのだが、時折、太陽が雲に隠れたりしているので、快晴というわけではない。
リサ「おっと!」
階段を昇っているとピュウッと強い風が吹いて、リサの短いスカートが捲れ上がる。
リサはパッとスカートの裾を押さえたが、黒いカルバンクラインのショーツが一瞬見えた。
愛原「あれ?お前、ブルマはどうした?」
リサ「ん?先生に渡したじゃない」
愛原「あ……」
そういえば私の荷物に入っていた。
愛原「1着しか持って来てないのか?」
リサ「うん。『使い終わったら』返してよね?欲しかったらあげてもいいけど、その場合、お小遣いw」
リサは人間形態ながら、少し尖った爪が特徴の手を差し出した。
愛原「『後で』洗って返すよ」
リサ「今、ブルマもスパッツも穿いてない状態だから校則違反だね」
愛原「別に学校に行くわけじゃないからいいよ。これから帰るところだし」
リサ「そっか」
跨線橋を渡り切って、駅舎のあるロータリーに辿り着く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/09/5db2b0791a397e1537488d8dff72982f.jpg)
群馬原町駅は無人駅だが、こちら側の方は自販機やバス停、トイレもある。
かつては有人駅だったが、今では無人駅となっている。
有人駅だった名残で出札窓口が残っているが、今ではそこは地元の観光案内所の窓口となっており、乗車券の発売は行われていない(地元の路線バスの回数券などは取り扱っているもよう)。
乗車券はその横に1台だけある自動券売機で購入することになるが、近距離しか発売されておらず、Suicaなどの交通系ICカードにも対応していない。
まずはこの券売機で、高崎までのキップを購入した。
愛原「帰りは少し急ぐ必要があるから、高崎から新幹線に乗ろうと思う」
リサ「そう。新幹線のキップは?」
愛原「高崎駅で買えばいいさ。取りあえず、リサのキップな」
私はキップを2枚買うと、1枚をリサに渡した。
リサ「ありがとう」
この時、領収証を出すのも忘れない。
改札口はあるが、有人駅だった頃の名残であり、駅員はいないので、そのままホームに出ても良い。
愛原「10時33分発、普通列車の高崎行き、これに乗ろう。およそ1時間で高崎に着く」
リサ「すると、途中でお昼挟むかな?」
愛原「多分、昼頃の新幹線に乗ることになるだろうな。そこで駅弁でも買って、新幹線の中で食べればいいさ」
リサ「おー!」
私はその為、留守番しているパールにはお昼は要らないとLINEをしておいた。
その後は善場係長にメールを送った。
音声通話にしようかとも思ったが、日曜日だし、特に今、トラブルに巻き込まれているというわけでもないので。
パールと違ってすぐには返信は来なかったが、一応これで報告はできた。
私達を乗せた車は、まず国道沿いのローソンに立ち寄った。
そこで切手を買い、速達郵便の封筒に貼ってもらう。
ローソンならレジ付近にポストがあるので、そのまま投函できる。
一応、今日集配があるのかどうか確認しておいた。
地方だと土曜日や日曜日の集配が無い場合もある為。
ポストを確認すると、これから回収に来るそうなので、そのままそこに投函してもらった。
速達であれば、1日で配達されるだろう。
私の場合は帰宅してから手紙を作成し、普通郵便で送るので2日くらい掛かるだろう。
菊川から千葉刑務所のある千葉市内でも、普通郵便なら2日掛かる。
それが遠く離れた群馬からでも、速達なら1日なのだから早い。
尚、ローソンの向かい側には郵便局もあったりする。
日曜日だから休みであるが、もしも平日であれば、そのまま窓口で出すという手が使えた。
再び車に乗って群馬原町駅に向かった。
本当は岩島駅で降りるはずだったのだが、沖野氏は吾妻警察署に留められているオーナーの迎えに行く為、群馬原町駅まで乗せてくれることになった。
警察署もその近くにある為。
[同日10時10分 天候:晴 同町大字原町 JR群馬原町駅]
車は駅北側のロータリーに到着した。
こちら側には駅舎は無いが、国道で行こうとすると、ここに到着する。
駅舎にはロータリーに直結している跨線橋で向かう形となる。
沖野「到着致しました」
愛原「どうもありがとう。オーナーに宜しくお伝えください。あと……1つ謝っておきたいことが……」
沖野「何でございましょう?」
愛原「もしかすると、警察官2名を大浴場にダイブさせるギミックを作動させてしまったの、私かもしれません。だとしたら、オーナーにはとんでもない御迷惑をお掛けしてしまったなぁ……と」
沖野「そうでしたか。ですが、私はその仕掛けを存じ上げません。愛原様も、その仕掛けが作動した所は直接御覧になっておられないのでしょう?」
愛原「そ、そうです」
沖野「でしたら、証拠がありません。御主人様も警察も、設備の不具合によるものと思っておられるようですし。御主人様は公務執行妨害の疑いで連行されてしまいましたが、恐らくそれで立件は難しいでしょう。もしも警察がどうしても御主人様を立件したい場合、あの事故でケガをしたとして、業務上過失致傷罪で捜査することになるのでしょうが、見たところ警察官達はケガはしていませんでしたし、後に診断書が提出されたとしても、弁護士さんを介して示談に持ち込むおつもりかと思われます」
愛原「なるほど」
沖野「とはいえ、一応愛原様の御言葉は御主人様にお伝えはさせて頂きます」
愛原「ありがとう。宜しく」
沖野「では、また何かありましたら、いつでも御連絡願います」
愛原「どうもお世話様」
私達は車を降りて、跨線橋を昇った。
冷房の効いた車から、梅雨晴れの暑い日差しの中を歩くことになる。
梅雨晴れとはいえ、やや強い風は吹いており、大気の状態がけして安定しているわけではないことを物語っている。
天気は晴れているのだが、時折、太陽が雲に隠れたりしているので、快晴というわけではない。
リサ「おっと!」
階段を昇っているとピュウッと強い風が吹いて、リサの短いスカートが捲れ上がる。
リサはパッとスカートの裾を押さえたが、黒いカルバンクラインのショーツが一瞬見えた。
愛原「あれ?お前、ブルマはどうした?」
リサ「ん?先生に渡したじゃない」
愛原「あ……」
そういえば私の荷物に入っていた。
愛原「1着しか持って来てないのか?」
リサ「うん。『使い終わったら』返してよね?欲しかったらあげてもいいけど、その場合、お小遣いw」
リサは人間形態ながら、少し尖った爪が特徴の手を差し出した。
愛原「『後で』洗って返すよ」
リサ「今、ブルマもスパッツも穿いてない状態だから校則違反だね」
愛原「別に学校に行くわけじゃないからいいよ。これから帰るところだし」
リサ「そっか」
跨線橋を渡り切って、駅舎のあるロータリーに辿り着く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/09/5db2b0791a397e1537488d8dff72982f.jpg)
群馬原町駅は無人駅だが、こちら側の方は自販機やバス停、トイレもある。
かつては有人駅だったが、今では無人駅となっている。
有人駅だった名残で出札窓口が残っているが、今ではそこは地元の観光案内所の窓口となっており、乗車券の発売は行われていない(地元の路線バスの回数券などは取り扱っているもよう)。
乗車券はその横に1台だけある自動券売機で購入することになるが、近距離しか発売されておらず、Suicaなどの交通系ICカードにも対応していない。
まずはこの券売機で、高崎までのキップを購入した。
愛原「帰りは少し急ぐ必要があるから、高崎から新幹線に乗ろうと思う」
リサ「そう。新幹線のキップは?」
愛原「高崎駅で買えばいいさ。取りあえず、リサのキップな」
私はキップを2枚買うと、1枚をリサに渡した。
リサ「ありがとう」
この時、領収証を出すのも忘れない。
改札口はあるが、有人駅だった頃の名残であり、駅員はいないので、そのままホームに出ても良い。
愛原「10時33分発、普通列車の高崎行き、これに乗ろう。およそ1時間で高崎に着く」
リサ「すると、途中でお昼挟むかな?」
愛原「多分、昼頃の新幹線に乗ることになるだろうな。そこで駅弁でも買って、新幹線の中で食べればいいさ」
リサ「おー!」
私はその為、留守番しているパールにはお昼は要らないとLINEをしておいた。
その後は善場係長にメールを送った。
音声通話にしようかとも思ったが、日曜日だし、特に今、トラブルに巻き込まれているというわけでもないので。
パールと違ってすぐには返信は来なかったが、一応これで報告はできた。
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