韓国視察報告 7月14日〜20日。
facebookにはリアルタイムで報告済みですが、備忘録として残します。
14日〜17日はファソン市で親環境農産物(農薬ゼロの農産物)農家と学校給食の現場を。
17日〜20日はソウル市で福祉政策について、意見交換も交え視察をしてきました。
視察団団長は白石孝さん。(昨年9月 DVD「希望の給食」を制作。PARCで販売)
韓国サイドはカン・ネヨンさんがファソン市を、鈴木明さんがソウル市の各所と交渉。
綿密に視察先を組んでくださいました。
いつもながら、内容の濃いものとなりました。
まずは京畿道 ファソン(華城)市。
まず、京畿道はソウル市を取り巻くように位置しています。
ファソン市はソウル市の南に位置し、高速を1時間以上走ったところにあります。
海に面しており、
サムソンの城下町という事で、人口が驚異的に増加中の市です。
人口100万人(2015年の資料には56.5万人とあります)。平均年齢36歳、には驚きました。
親環境農業とは農薬はゼロ、化学肥料3分の1まで使用できる農法です。
学校給食の食材に取り入れ、無償給食とセットで推進してきたため、取り組む農家が増えてきました。
親環境無償給食運動の中心人物 イ・ビンパさん(ファソン市フード統合支援センター 前センター長)から話を聞きました。
きっかけは学校給食の食中毒事件。
保護者だったイ・ビンパさんは
原因の豆腐はどうやって作られ運ばれてくるのか、工場を見に行ったところ、
7時間もかかる田舎の工場から運んできたことがわかりました。
民間委託の学校給食は時々食中毒事件を起こし、不幸な事態を引き起こしていました。
全国のネットワークを立ち上げ、義務教育は無償となるのだから給食も無償にと
給食法の改正と各自治体での条例制定運動をにまでこぎつけた、というからそのバイタリティはすごいものです。
ファソンフード市民ネットワークの皆さんと
今回のファソン視察のコーディネートしていただいた3人さん。
ファソンフード市民ネットワーク常任代表のアン・ヨンジョンさん、通訳のカン・ネヨンさん、白石孝さん
左から3番目がイ・ビンパさん、その隣がファソン市フード委員会のハン・サンヨップ委員長
現在、韓国の学校給食は小・中・高校全部で11,743校の内98%が直営で運営されてます。
2021年現在年間予算は円換算で6500億円。
国が68%、自治体24% との事。
国が学校給食法を改正しながら、無償化、親環境農業にと進めてこれたのは、
キム・デジュン大統領、ノ・ムヒョン大統領、パク・ウォンスン ソウル市長、ムン・ジェイン大統領 の政策によること
を実感しました。
それには保護者の運動の力が大きく働いています。
歓迎の参鶏湯をいただきました。
それもノウタケという茸入り。聞けばマツタケよりも上位の茸とか。美味しかったです。
真夏の暑い時期にサムゲタンを食べます。
日本で言えば土用のウナギのようなものとか。
これは、前回来た時の白石さんから聞いた豆知識。
facebookにはリアルタイムで報告済みですが、備忘録として残します。
14日〜17日はファソン市で親環境農産物(農薬ゼロの農産物)農家と学校給食の現場を。
17日〜20日はソウル市で福祉政策について、意見交換も交え視察をしてきました。
視察団団長は白石孝さん。(昨年9月 DVD「希望の給食」を制作。PARCで販売)
韓国サイドはカン・ネヨンさんがファソン市を、鈴木明さんがソウル市の各所と交渉。
綿密に視察先を組んでくださいました。
いつもながら、内容の濃いものとなりました。
まずは京畿道 ファソン(華城)市。
まず、京畿道はソウル市を取り巻くように位置しています。
ファソン市はソウル市の南に位置し、高速を1時間以上走ったところにあります。
海に面しており、
サムソンの城下町という事で、人口が驚異的に増加中の市です。
人口100万人(2015年の資料には56.5万人とあります)。平均年齢36歳、には驚きました。
親環境農業とは農薬はゼロ、化学肥料3分の1まで使用できる農法です。
学校給食の食材に取り入れ、無償給食とセットで推進してきたため、取り組む農家が増えてきました。
親環境無償給食運動の中心人物 イ・ビンパさん(ファソン市フード統合支援センター 前センター長)から話を聞きました。
きっかけは学校給食の食中毒事件。
保護者だったイ・ビンパさんは
原因の豆腐はどうやって作られ運ばれてくるのか、工場を見に行ったところ、
7時間もかかる田舎の工場から運んできたことがわかりました。
民間委託の学校給食は時々食中毒事件を起こし、不幸な事態を引き起こしていました。
全国のネットワークを立ち上げ、義務教育は無償となるのだから給食も無償にと
給食法の改正と各自治体での条例制定運動をにまでこぎつけた、というからそのバイタリティはすごいものです。
ファソンフード市民ネットワークの皆さんと
今回のファソン視察のコーディネートしていただいた3人さん。
ファソンフード市民ネットワーク常任代表のアン・ヨンジョンさん、通訳のカン・ネヨンさん、白石孝さん
左から3番目がイ・ビンパさん、その隣がファソン市フード委員会のハン・サンヨップ委員長
現在、韓国の学校給食は小・中・高校全部で11,743校の内98%が直営で運営されてます。
2021年現在年間予算は円換算で6500億円。
国が68%、自治体24% との事。
国が学校給食法を改正しながら、無償化、親環境農業にと進めてこれたのは、
キム・デジュン大統領、ノ・ムヒョン大統領、パク・ウォンスン ソウル市長、ムン・ジェイン大統領 の政策によること
を実感しました。
それには保護者の運動の力が大きく働いています。
歓迎の参鶏湯をいただきました。
それもノウタケという茸入り。聞けばマツタケよりも上位の茸とか。美味しかったです。
真夏の暑い時期にサムゲタンを食べます。
日本で言えば土用のウナギのようなものとか。
これは、前回来た時の白石さんから聞いた豆知識。