朝から ひさしぶりに この花を発見!
オオイヌフグリと 同じくらい大好きな花です。
以前 住んでいた 築35年の借家には 葉っぱの形がもう少しまるくて
「においすみれ」が 庭に広がっていました。
引っ越す時に 少しだけ 植え替えたのですが
夏場に 雑草などと間違えて 抜いてしまったのか残念な事に残っていません。
この花だけは どこかで見つけたら 敷地内に植えたいとずっと思っているのですが
なかなか お目にかかれません。
においすみれの季節を 見ては いつももうすぐ春だ。
もう少しの 辛抱と 自分に言い聞かせていました。(たぶん以前にも書いたけど)
何かの きっかけがないと なかなか書かないので・・・。
その代表 NO1
なんと いっても 妊娠初期のつわりです。
つわりって あまり感じない人もいるらしいのですが
私は とても辛かった記憶ばかりです。2月は一番 辛い時期で
3回とも あともう少しと、 においすみれの花が咲く頃は 少し楽になって
花の香りも手伝って 穏やかな気分になれた事を 思いだします。
その延長で 今日は 子どもを授かるということについて
妊娠 出産についても 年齢とともに感じ方が変わってくるものだと。
子育ての真っ最中は あの子のこういうところが心配で とか
その都度できわく事に 振り回されていて 母性本能でなんとかして
あげなくては・・・なあんて いろいろでした。
しかし 末子出産後 20年も立つと 私にとって子育ては どんな意味が
とそんな見方を してみました。
第一子から 学んだ事は 変化
女性から 母親に体が変化する。そして 産まれた子どもの変化
自信がなくて いつもおどおどしていて
それが 天然記念物と言われるほど 自信過剰な やつに変化する事
それを 身近で感じた母は 「人間は変われるんだ」 近頃そう思います。
つぎに 第二子から 学んだ事は 自信
第一子の子育ては まったく手探りでした。
だいたい赤ちゃんなるものを 見た事もない もちろん触った事もない
親戚付き合いもなかった 友人もいなかった私にとって赤ちゃんは
奇妙なる理解できない動物でした。
4720gで 普通分娩は 第一子出産の 10倍の痛み
痛みで気が遠くなりかけていた時
自分でも 想像以上の力が湧いてきたんですね。
それまで 人から 注目された事などない人間が
病院の先生方に褒められ 注目された事
この事に よって私は自信の第1歩を踏み出しました。
第三子から 学んだ事は 痛みを知る
生後 間もなく脳外科の手術を受け 障害者になるかも
その不安と戦った日々の 自分を こうやって思いだすようにしています。
そうすると 自由な時間を何に使おうか? どうしたら 成長できるか
何を吸収したら 変化するのか? 私のrea(変人)ともいえる向上心が
ここから来ているのが これまた疑う余地もありません。
変化 ・ 自信・ 痛みを知る
順番が 自分に必要な順番なのが 驚かされます。
今日も 茂木さんのブログで 「家族の失敗」という表現がありました。
どういう意味だろうと あれこれ 考えて・・・結果 まとまってはいないのですが
家族とは、人生の中で 一定の期間 同じ時間を共有して
親は子どもを通して 成長して 子どもは親から学び
夫婦も お互いに難度の高い人間関係を学び
どっちが 上とか下とか こんなに○○してやったとか、
子どもには こんな思いはさせたくない・・とか
夫婦も 、子どもも自分の思いどおりにしようとするのが
そもそも間違いなのでは と そう思うようになりました。
それぞれが 独立した個人であると考えると 感情的行動 言動が
もっと、少なくなるのかもしれません。
これまた 難しい問題に入りすぎて・・・・。
話題を変えます。
すみれの花から これだけ派生できるのですから まったく。
すみれの花の咲くころと言えば
15年前 椎間板ヘルニアになったのが この時期でした。
ちょうどその頃 近所にできた スーパーの面接を受けた後で
痛みをこらえながら 腰に手をやって話しを聞いていたら
聞く態度が悪いと お叱りを受けた事がありました。
1日に 2時間ぐらいなら 私にも 仕事とやらできるかも・・・
会社というものから お金をもらえる
単にその事が嬉しかった思い出があります。
あれから 15年 仕事無くしては 生きていけない人間に変化するとは・・
一番 驚いているのは 私です。
その数年後 やはりこの時期
夜バレーボールで 左のアキレス断裂 ギブス生活。
なぜ あの時 あれほどバレーに夢中だったのか?
子育て真っ最中の お母さんの気持が甦ります。
夕食の準備の最中 すみれから つわりの事など 想像していたら
夕食後 突然気分が悪くなりました。
怖ーぁですよ。 脳が その頃のイメージを回想すると
体まで その頃の反応をして 小さな匂いにまで 敏感になるんですね。
病は気から ・・・・あれって 本当なんでしょうね。
ついつい 子育てネタになると 長くなりますが
たまには・・・・若い時の自分に戻るのもいいものです。