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【再考】 雨が降ってきたら走るべきか?否か?

2011-08-26 22:08:13 | 日々の疑問
前に書いた時は、濡れる量は時間に比例するので、走ったほうがいいと結論付けた。

コメントで「以前テレビで距離に比例するから、走っても意味がないという結論を聴いたことがある」というご指摘をセシリアさんから頂いていたので、雨模様の日になると決って考え直していた。


多分、こういう仮定と条件の元で考えると、そういうことになる。


条件1
まず、雨は常に垂直に落下するものとする。風などの影響で横殴りの状態は想定しない。

条件2
常にどの場所でも落下してくる雨の密度は一定で、1歩進む距離ごとに、常に等量の雨粒のカーテン(仮に30粒)に体の前面が当る、この雨の量を元に計算する。



上記2つの条件を元に計算すれば、1歩踏み出すことに体の前面に雨粒を一歩ごとに30粒ずつ受けるのだから、走ろうが歩こうが濡れる量は一緒だという結論になる。

だから車でスピードを上げると時間当りに通過する距離量が増えるとともに雨粒も時間的な密度を高めて当ってしまうため、一瞬雨を沢山拾ったような錯覚に陥るが、しっかり距離に比例するので、進む距離に応じて濡れる量は決るということになる。
だからスピードを上げて拾う雨の量が増えたのではなくて、時間的な密度が濃くなったということな訳である。


今度は別の濡れる部分を考えてみよう。

条件3
頭頂部や肩などの体の上面は、一定の雨粒を時間に比例して受けることになる。これが時間に比例する部分。

これは立ち止まっているならば延々と一定の量を上面に受け続けることになる。ゆっくり歩いても走るよりは濡れてしまう。距離に比例するのではなく、これは時間に比例するから。

また風の回り込みなどがあると立ち止まっていても体の前面や背面、側面にも雨を受けてしまうことになるため、立ち止まっていても頭頂部しか濡れないかというと条件次第では、他の部分も濡れてしまうということになる。


だから、結論。

頭にハンカチを載せながら走るのは、「主に体上面が濡れることを避けようとして」走っているためである。これだけは時間に比例するので理に適っている。

距離に比例するのは、体の前面に受ける雨のカーテンの通過距離量に比例するので、歩いても走っても一定の条件では変わらない。ここだけを採れば、雨の中で走っても意味はないということが言える。

けど、横風が吹けばそんなことはないはずなので、雨に晒されている時間を避けるために走るのである。


だから走る意味はある!とやっぱりなるのであーる!(笑)



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