グーグルでも地図検索ができるが、しばらく前からストリートビューという機能が追加されている。グーグルが世界各地の大都市圏でカメラを屋根に載せた自動車多数を走らせて撮影した道路沿いの風景が、Google マップおよびGoogle Earth上でほぼ目の高さからの360度のパノラマ写真で表示されるのである。当初はアメリカの主要都市のみ対応していたが、現在はパリ、シドニー、日本の主要都市など世界各国の主要都市もカバーしている。日本では札幌、仙台、東京、横浜、京都、大阪など12都市を対象にサービスが提供されている。大都市だけであるが、細い道まで詳細な映像が公開されており、初めて行く場所を事前にパソコンでチェックできるという便利さがあり、不動産業者が物件紹介に活用する動きが広まるなど利用する側も役立っている点は評価できる。ただ、公道から撮影し、被写体の地域・個人への告知はしていない。画像からは、個人住宅の表札や中の様子、人の姿、車のナンバー等が読めたりしてしまうので、プライバシー保護の点から改善やサービスの中止などを求める声もあると聞いている。
自分もストリートビューを見てみたが、たしかにすごいツールである。人や車がはっきり写っており建物の配置や状況がわかってしまうのだ。ただ、自分の家も写されているとなると、はなはだ遺憾である。まさに「犯罪者にとって素晴らしいツール」といえる。これが広がって全国各地の状況が手に取るようにわかってしまうとなると、防犯上問題がある。
グーグルは「通行人の顔などには自動画像認識装置でぼかしを施したり、要請に応じて写真を削除するなどして対応している」といっているが、パソコンを持っていない高齢者や、削除方法を知らない人は対応できないとの意見がある。今後規制が掛けられるかもしれないが、今のところは継続して公開中である。使う人はくれぐれも悪用しないで欲しい。
自分もストリートビューを見てみたが、たしかにすごいツールである。人や車がはっきり写っており建物の配置や状況がわかってしまうのだ。ただ、自分の家も写されているとなると、はなはだ遺憾である。まさに「犯罪者にとって素晴らしいツール」といえる。これが広がって全国各地の状況が手に取るようにわかってしまうとなると、防犯上問題がある。
グーグルは「通行人の顔などには自動画像認識装置でぼかしを施したり、要請に応じて写真を削除するなどして対応している」といっているが、パソコンを持っていない高齢者や、削除方法を知らない人は対応できないとの意見がある。今後規制が掛けられるかもしれないが、今のところは継続して公開中である。使う人はくれぐれも悪用しないで欲しい。