今日は温かい日差しの中、地元の「浜松シティマラソン」を走ってきた。種目は3キロ、5キロ、10キロ、10マイルの4種目であり一番長い10マイルを走った。第1回の開催時はハーフの種目があったのだが、周辺の主要国道の交通規制の絡み等から、マラソンに理解ない人たちからのクレームにより10マイルという変則的な種目が設けられるようになった。本当は、ハーフにして制限時間も緩めにして欲しいのだが、マラソンにはあまり先進的でない浜松市なので仕方ない。
コースは陸上競技場をスタートして、国道を横切り航空自衛隊の広大な敷地の周りを半周ほどして折り返し、元に戻る単調なコースである。3キロ、5キロは既に終わっているが10キロの選手たちが折り返し戻ってくる頃、10マイルの選手達とすれ違う。折り返しコースは顔見知りを見つけることができるので、声をかけたり、かけられたりするのがいい。
10マイル(約16キロ)の制限時間は、96分なので1キロあたり6分のペースで走らなくてはならない。普段からマラニックやウルトラマラソンをやっているので10キロ前後の大会はどちらかというと苦手だ。ゆっくり長く走るのを主力にすると5キロ、10キロあたりは早く終わってしまいキツイだけで楽しくない。それでも、制限時間には間に合いたいので、今日はいつもよりずっとハイペースで走った。結果は1時間25分ほどで走ることができた。1キロあたり5分20秒くらいの計算になる。昔はもっと早く走れたときもあったがこの程度で走れば充分だ。走り終えた後もダメージはなく、久しぶりにメリハリの利いた練習になったと思う。
10マイルが終わる頃には、3キロ、5キロの選手たちは帰ってしまい、会場は潮を引くように寂しくなっていた。距離が短い大会は選手間の交流はほとんどない。みんな自分の種目が終わればさっさと帰ってしまう。思い出が残るのはやっぱり距離の長いウルトラマラソンだ。今はウルトラに向けて、短いレースにも出て走りこむしかない。