位山で一番興味を引いたのは、古代文明と密接にリンクしているらしい巨石群の存在だった。昭和初期に調査団がこの山域に入り、この辺りで神器を祀ったらしい跡や太陽祭祀の場としての巨石群を発見したということが知られている。
巨石群はこちらに地図が紹介されている
「位山巨石群探訪」
http://suzuki-t.hp.infoseek.co.jp/kuraimap.htm
スキー場から登山口を登っていくと、位山頂上と祭壇岩を示す看板がある。まずは祭壇岩を見たいので荷物を置いて左側に進んだ。しばらくは道があるが、目指す祭壇岩がどこにあるか判らなくなり、地図を頼りにゲレンデを直登してみる。リフトの脇にあるが見つけにくい場所だと資料に書いてあったとおり、良くわからない。ちょっと大きい岩があったので、多分ここかなと無理やり決め付けて元に戻ろうとゲレンデを下っていったら樹木と草に覆われた一角にあきらかにこれだ!とわかる祭壇岩があった。付近には何の案内もなく不親切だが、階段状に組まれた巨石には神聖な場所という雰囲気を感じた。
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これが巨石群探訪の一歩だった。まずは最初が肝心なので一安心して元の登山道に戻った。
スキー場の最上部まで着くと、いよいよそこから普通の登山道になる。そこから、巨石群が所々に現れてくる。岩の名前の謂れ等書いてあるといいのだが、名前だけしかなく、なんでこんな名前がついてるのだろうと考えながら登った。途中にあった巨石をいくつか挙げておく。
「六稜鏡岩」
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「御手洗岩」
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「門立岩」
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「尻立岩」
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そして山頂間近になって「天の岩戸」に着く。巨石が重なり合い中が洞窟になっている。ただ、社の上には無粋な青いトタン屋根がかけられているのが残念だった。「位山には大蛇がいて入った者は生きては帰らない」という伝説があり、昔は地元の人々は祟りを恐れてほとんど山に入らなかったそうだ。ここは古墳時代の墓石で、天照大神のご神陵であると推測されているらしい。まさに古代からのパワースポットなのである。賽銭をいれ登山の安全を願った。
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しばらく先に行くと山頂になり国土地理院の三角点があるが、その横には磐座と記された石があり、ストーンサークルだと言われているそうだ。
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さて、巨石群は、「天の岩戸」からさらに水無神社までの下山道に続いている。
「御霊岩」非常に存在感のある巨石。
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「八重雲岩」石が何層にも重なっている。
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「餅ノ岩」
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「豊雲岩」先端が尖っているが方向石のように道標の役割があるのかも知れない。
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「朧岩」
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「日抱岩」日を抱く岩。岩の上に木の根がくっついている。
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「御門岩」これも存在感のある巨石。
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「禊岩」禊ぎ(みそぎ)をするためにある岩かもしれない。
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まだまだ、他にも巨石があるが、たくさんなので一部割愛した。登山道に沿っていたるところにあることからして人為的なものを感じる。これは自然に出来た巨石群ではなく、人間が信仰等のために配置したものだろうという気がする。ただ、古代人が如何にして巨石を運んだのか謎である。
巨石群はこちらに地図が紹介されている
「位山巨石群探訪」
http://suzuki-t.hp.infoseek.co.jp/kuraimap.htm
スキー場から登山口を登っていくと、位山頂上と祭壇岩を示す看板がある。まずは祭壇岩を見たいので荷物を置いて左側に進んだ。しばらくは道があるが、目指す祭壇岩がどこにあるか判らなくなり、地図を頼りにゲレンデを直登してみる。リフトの脇にあるが見つけにくい場所だと資料に書いてあったとおり、良くわからない。ちょっと大きい岩があったので、多分ここかなと無理やり決め付けて元に戻ろうとゲレンデを下っていったら樹木と草に覆われた一角にあきらかにこれだ!とわかる祭壇岩があった。付近には何の案内もなく不親切だが、階段状に組まれた巨石には神聖な場所という雰囲気を感じた。
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これが巨石群探訪の一歩だった。まずは最初が肝心なので一安心して元の登山道に戻った。
スキー場の最上部まで着くと、いよいよそこから普通の登山道になる。そこから、巨石群が所々に現れてくる。岩の名前の謂れ等書いてあるといいのだが、名前だけしかなく、なんでこんな名前がついてるのだろうと考えながら登った。途中にあった巨石をいくつか挙げておく。
「六稜鏡岩」
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「御手洗岩」
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「門立岩」
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「尻立岩」
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そして山頂間近になって「天の岩戸」に着く。巨石が重なり合い中が洞窟になっている。ただ、社の上には無粋な青いトタン屋根がかけられているのが残念だった。「位山には大蛇がいて入った者は生きては帰らない」という伝説があり、昔は地元の人々は祟りを恐れてほとんど山に入らなかったそうだ。ここは古墳時代の墓石で、天照大神のご神陵であると推測されているらしい。まさに古代からのパワースポットなのである。賽銭をいれ登山の安全を願った。
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しばらく先に行くと山頂になり国土地理院の三角点があるが、その横には磐座と記された石があり、ストーンサークルだと言われているそうだ。
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さて、巨石群は、「天の岩戸」からさらに水無神社までの下山道に続いている。
「御霊岩」非常に存在感のある巨石。
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「八重雲岩」石が何層にも重なっている。
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「餅ノ岩」
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「豊雲岩」先端が尖っているが方向石のように道標の役割があるのかも知れない。
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「朧岩」
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「日抱岩」日を抱く岩。岩の上に木の根がくっついている。
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「御門岩」これも存在感のある巨石。
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「禊岩」禊ぎ(みそぎ)をするためにある岩かもしれない。
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まだまだ、他にも巨石があるが、たくさんなので一部割愛した。登山道に沿っていたるところにあることからして人為的なものを感じる。これは自然に出来た巨石群ではなく、人間が信仰等のために配置したものだろうという気がする。ただ、古代人が如何にして巨石を運んだのか謎である。