久能山東照宮を下山して通常コースで行く人たちは、そのまま左折して三保半島を目指す。オプションコースの「いちご狩り」を申し込んだ人たちは、右折して1キロほど先にあるイチゴ農園に向かった。予約した時間の関係もあって全員集まってから入園する。農園の人に案内され、たくさんある温室の中でも上のほうにある広い温室に入った。「いちご狩り」は初めてという人も何人かいて楽しみであったようだ。
早速、大きくて真っ赤に熟れたいちごに目が向くと皆さんパクパクと食べ始めた。ミルクも無しでいくらでも食べることが出来る。1パック何個入りだと幾らで、何個食べると元がとれるかなんて計算しながら、賑やかである。ウルトラランナーは食欲旺盛な人たちばかりなので、このメンバーだと農園の人が困っちゃうかもと余分な心配もする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/cf/ba9747771e2fa066433793a52c535aba.jpg)
農園の人の話では、美味しいいちごを見つけるコツは、ヘタの部分が白くなって爆ぜそうな感じのものを選ぶといいとのことだった。下記の写真は、僅かだがヘタの下が白っぽくなっている。本当は、もっといい見本のいちごがあったのだが、カメラに撮ることも忘れて食べてしまったので、残念ながらいい見本の写真がない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/fd/b5d930a204911b282aa425e0f18c9917.jpg)
皆さん、たくさん食べて満足げな様子だ。
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30分ほど「いちご狩り」を楽しみ農園を出ると、いちご街道を走り三保半島へ向かう。この辺りは、いちご狩りや久能山東照宮に向かう車で大混雑である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/e4/46d31593a678e18312c614d648bdfd7a.jpg)
いちご街道から、更に海岸沿いの自転車専用道に入る。こちらは車が通らないので、安心して走ることが出来る。テトラポッドに打ち寄せる波しぶきや、青い駿河湾の海面の先には伊豆半島の山並みがくっきり見える。
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自転車専用道が終わると松並木の中を走る。この辺りが、日本新三景の名勝地に選ばれ三大松原の一つに数えられる「三保の松原」である。約7kmの海岸線に5万4千本の松が茂る見事な松原だ
。
松原の中ほどにある、茶店にたどり着く。ここがCP2の「羽衣の松」前の茶店である。いちご狩りの後とはいえ、お腹もすいていた。ビールとおでん、焼そば等で腹ごしらえである。
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茶店の先が羽衣伝説で有名な「羽衣の松」がある。三保の羽衣伝説は次のような話だ。
「昔々、三保の村に伯梁という漁師がおりました。ある日のこと、伯梁が松の枝にかかっている美しい衣を見つけて持ち帰ろうとすると、天女が現れて言いました。「それは天人の羽衣です。どうかお返しください。」ところが伯梁は大喜びして返す気配を見せません。すると天女は「その羽衣がないと天に帰ることができません」と言って泣き出しました。伯梁は天上の舞を見ることを条件に羽衣を返しました。天女は喜んで三保の春景色の中、羽衣をまとって舞を披露。やがて空高く天に昇っていきました。」
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砂浜に出ると、三保の松原越しに臨む富士山がこれまた素晴らしい。この構図は、よく観光パンフレットで見かける写真そのままである。
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三保の松原と富士山をバックに次郎長一の子分「大政」と記念写真だ。
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こちらも、三保海岸からの富士山の展望だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/a7/e3927eafd5d30c377a23b2cf762246ae.jpg)
明治45年に鉄筋コンクリート造としては日本で初めて建てられた灯台だという「三保灯台」の横を通る。
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三保半島の先端が真崎である。ここがCP3でとっても小さな真崎灯台がある。
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真崎灯台の先からも富士山が見える。午後の時間になっても、雲の間から山頂がしっかり頭を出しており一日中富士山と一緒である。
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三保内浜海水浴場を抜け、三保造船所裏から旧三保線跡の歩行者専用道を走っていく。まだゴールまでは10キロ近くあった。この辺りから結構きつくなってきていた。それでもみんな快調に走っていくので、頑張って後を付いていく。
なんとか、CP4の鉄舟寺についた。ここで約30キロである。鉄舟寺はもと久能寺と称し今の久能山山頂にあったのだが、武田信玄の駿河侵攻にあってこの地に移転させられた。その後、明治初期に廃寺同前だった寺を、山岡鉄舟と有志の手により再興して、名前が鉄舟寺と改められたという。
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鉄舟寺からは残り5キロだが、これがかなり辛い。みんなに置いて行かれないよう、必死に走るが脹脛がパンパンになってきた。狐ヶ崎の坂を見たときは、愕然とする。平時だったら僅かな坂だが、これが結構応える。坂を上りきると僅かに下るのでちょっと元気になって走り出す。草薙の湯の看板が見えたときは、ほっとする。踏切を渡り駐車場に入って「草薙の湯」にゴールインだ。
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温泉に入った時はフラフラの状態だったが、温浴と冷水浴を何回かして下半身をケアしたおかげか、パンパンだった脹脛が元に戻り、帰路についたときは気にはならなかった。その後はいつものように懇親会で話が弾む。
今回も、清水のいいとこを巡るマラニックで楽しい一日を過ごすことができた。ヒロボーさんはじめ、参加した皆さんお疲れ様です。楽しい一時を皆さんと過ごせたことに感謝しています。
早速、大きくて真っ赤に熟れたいちごに目が向くと皆さんパクパクと食べ始めた。ミルクも無しでいくらでも食べることが出来る。1パック何個入りだと幾らで、何個食べると元がとれるかなんて計算しながら、賑やかである。ウルトラランナーは食欲旺盛な人たちばかりなので、このメンバーだと農園の人が困っちゃうかもと余分な心配もする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/cf/ba9747771e2fa066433793a52c535aba.jpg)
農園の人の話では、美味しいいちごを見つけるコツは、ヘタの部分が白くなって爆ぜそうな感じのものを選ぶといいとのことだった。下記の写真は、僅かだがヘタの下が白っぽくなっている。本当は、もっといい見本のいちごがあったのだが、カメラに撮ることも忘れて食べてしまったので、残念ながらいい見本の写真がない。
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皆さん、たくさん食べて満足げな様子だ。
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30分ほど「いちご狩り」を楽しみ農園を出ると、いちご街道を走り三保半島へ向かう。この辺りは、いちご狩りや久能山東照宮に向かう車で大混雑である。
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いちご街道から、更に海岸沿いの自転車専用道に入る。こちらは車が通らないので、安心して走ることが出来る。テトラポッドに打ち寄せる波しぶきや、青い駿河湾の海面の先には伊豆半島の山並みがくっきり見える。
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自転車専用道が終わると松並木の中を走る。この辺りが、日本新三景の名勝地に選ばれ三大松原の一つに数えられる「三保の松原」である。約7kmの海岸線に5万4千本の松が茂る見事な松原だ
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松原の中ほどにある、茶店にたどり着く。ここがCP2の「羽衣の松」前の茶店である。いちご狩りの後とはいえ、お腹もすいていた。ビールとおでん、焼そば等で腹ごしらえである。
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茶店の先が羽衣伝説で有名な「羽衣の松」がある。三保の羽衣伝説は次のような話だ。
「昔々、三保の村に伯梁という漁師がおりました。ある日のこと、伯梁が松の枝にかかっている美しい衣を見つけて持ち帰ろうとすると、天女が現れて言いました。「それは天人の羽衣です。どうかお返しください。」ところが伯梁は大喜びして返す気配を見せません。すると天女は「その羽衣がないと天に帰ることができません」と言って泣き出しました。伯梁は天上の舞を見ることを条件に羽衣を返しました。天女は喜んで三保の春景色の中、羽衣をまとって舞を披露。やがて空高く天に昇っていきました。」
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砂浜に出ると、三保の松原越しに臨む富士山がこれまた素晴らしい。この構図は、よく観光パンフレットで見かける写真そのままである。
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三保の松原と富士山をバックに次郎長一の子分「大政」と記念写真だ。
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こちらも、三保海岸からの富士山の展望だ。
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明治45年に鉄筋コンクリート造としては日本で初めて建てられた灯台だという「三保灯台」の横を通る。
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三保半島の先端が真崎である。ここがCP3でとっても小さな真崎灯台がある。
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真崎灯台の先からも富士山が見える。午後の時間になっても、雲の間から山頂がしっかり頭を出しており一日中富士山と一緒である。
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三保内浜海水浴場を抜け、三保造船所裏から旧三保線跡の歩行者専用道を走っていく。まだゴールまでは10キロ近くあった。この辺りから結構きつくなってきていた。それでもみんな快調に走っていくので、頑張って後を付いていく。
なんとか、CP4の鉄舟寺についた。ここで約30キロである。鉄舟寺はもと久能寺と称し今の久能山山頂にあったのだが、武田信玄の駿河侵攻にあってこの地に移転させられた。その後、明治初期に廃寺同前だった寺を、山岡鉄舟と有志の手により再興して、名前が鉄舟寺と改められたという。
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鉄舟寺からは残り5キロだが、これがかなり辛い。みんなに置いて行かれないよう、必死に走るが脹脛がパンパンになってきた。狐ヶ崎の坂を見たときは、愕然とする。平時だったら僅かな坂だが、これが結構応える。坂を上りきると僅かに下るのでちょっと元気になって走り出す。草薙の湯の看板が見えたときは、ほっとする。踏切を渡り駐車場に入って「草薙の湯」にゴールインだ。
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温泉に入った時はフラフラの状態だったが、温浴と冷水浴を何回かして下半身をケアしたおかげか、パンパンだった脹脛が元に戻り、帰路についたときは気にはならなかった。その後はいつものように懇親会で話が弾む。
今回も、清水のいいとこを巡るマラニックで楽しい一日を過ごすことができた。ヒロボーさんはじめ、参加した皆さんお疲れ様です。楽しい一時を皆さんと過ごせたことに感謝しています。