とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

東野圭吾公式ガイド―読者1万人が選んだ東野作品人気ランキング発表

2013-02-08 21:32:56 | 読書
東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ 東野作品人気ランキング発表 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社


東野圭吾作家生活25周年を記念した「東野圭吾公式ガイド―読者1万人が選んだ東野作品人気ランキング発表」
という本が出ている。
非公式のガイドブックは持っていて、東野作品を読む前の参考にしていたが、やはり公式のガイドブックも押さえておきたい。
こちらも、図書館の予約が最近やっと回ってきて読むことができた。

苦節25年。東野圭吾が、その作家生活の中でどのように小説に向かい、努力し、読者のことを考え続けたことや、
著者公認の人気作品ランキングの結果が発表されている。
また、著者による全作品解説に加え、加賀シリーズ、ガリレオシリーズ、<笑>小説シリーズなど、
人気シリーズの解説ページも収録されている。
まさに、最初で最後の「公式ガイド」といわれている本である。

ランキングの結果については本を読んでもらいたいが
上位20位までには、こんな作品が並んでいる。

・容疑者Xの献身
・白夜行
・流星の絆
・新参者
・マスカレード・ホテル
・手紙
・秘密
・赤い指
・時生(トキオ)
・真夏の方程式
・幻夜
・さまよう刃
・麒麟の翼
・天空の蜂
・聖女の救済
・悪意
・宿命
・夜明けの街で
・パラドックス13
・探偵ガリレオ

私自身は、ランキングの順位についてはどうでもいい。
どれをとっても、甲乙つけがたい作品が目白押しなので、あれもこれも入っていて良かったというしかない。
それぞれにコメント付け加えたら、とても書きおせないのでやめておくが
映画化されたもの、ドラマ化されたもの、ベストセラーになったものばかりである。
現在、東野作品は80作近くなっているはずだが、その全てを読みたいと思っている。
もちろん上位20作は、すべて読んでおり、今のところ55作品くらいは読み終えた。
あとは、エッセイや<笑>小説シリーズの一部が残っているくらいで、図書館の予約枠に
余裕ができたら一気に借りまくって読んでしまおうかと思っている。

東野作品は、どれも当たりはずれがなくクオリティが高い作品ばかりだ。
お馴染み、加賀恭一郎シリーズやガリレオシリーズは、映像化で、阿部寛の加賀恭一郎、
福山雅治の湯川が、まさにはまり役となった。
これらは、作品と映像のイメージが一致して、原作を読みながらも、彼らのイメージが頭に浮かんでくる始末だ。
また、スポーツ系、サイエンス系、SFぽいもの、怖い女性ものなど、ジャンルも幅広い。
今のところ図書館に予約しているのは、最近の作品「虚像の道化師」「禁断の魔術」のガリレオシリーズだが、
人気作品という事で、200人以上も予約が入っており、順番が回ってくるのは、相当先になりそうである。
半年くらい待たされるかもしれないが、読みだしたら一気に読んでしまうことだろう。
順番が来るのが待ち遠しい。