今日は、法華経の聖地として名高い七面山に登ってきた。七面山は南アルプスをめぐる山々のうちのひとつだが、山岳信仰の山として広く知られ標高は1982mもある。登拝口から山頂までの片道だけで、4~5時間もかかる険しい霊山である。
今回も直前になって参加者が増え、N山さん、kazukawaさん、INAさん、ひさやんさん、モコさん、あだち。さんと私で7名も集まった。前日のマラニックの後だが、早寝をして朝3時過ぎに起床して我が家を出たのは4時だった。その後、磐田IC、清水で全員をピックアップすると乗車定員一杯となり、七面山の表参道登山口の羽衣へ向かった。
登山口には7時半ごろ到着する。支度を済ませ、登山口の茶店でトイレを借りたりして歩き始める。
少し上に上がっていくと、七面山表参道入口の門があり、元丁目の灯篭が立っている。ここが表参道の入り口である。
表参道入口の反対側に「白糸の滝」があり、少し寄り道してそちらを見ていくことにした。白糸の滝前には「お萬の方像」がある。七面山はもともと女人禁制の山だったが、徳川家康の側室であるお萬の方が、この白糸の滝にうたれて祈念をこらし、衆僧の阻止をふりきって登詣をはたし女人にもその道を開いたという。それ以来、女人禁制がとかれ、七面大明神の威光や霊験がますます広く響くようになったので登詣者が増加し、この法勲を永くたたえるために銅像がたてられたという事だ。女性は、特にお萬の方には敬意を持たねばならないだろう。
白糸の滝から戻り、改めて元丁目から上り始める。二丁目は神力坊と呼ばれ、本堂には日蓮聖人の木造とともにお萬の方の木像が安置されている。また七面山の守護神であり、七面山登詣者の守護神でもある伽藍坊大善神の木像が登詣道をはさんだ向かいの堂にまつられているそうだ。
以後、要所要所に何丁目という灯篭が建てられているので、その数字を数えながら上っていく。しばらくは、鬱蒼としたスギ林の中を歩く。
二十一丁目に着く。いたるところにベンチや屋根の付いた休憩所があり、疲れた時は休みやすい。
富士山が木立の間からきれいに見えてきた。
二十三丁目の中適坊の小屋には、いろんな有名人の札が貼り付けられている。まずこちらは、相撲取りの四股名がいろいろある。大鵬とか柏戸なんて四股名も見える。
北島三郎が目立つ。
こんな名前もあった。
木立が少なくなった場所からは、南アルプスの北岳や間ノ岳といった3000m級の山々が見える。
三十丁を過ぎたあたりから、積雪が多くなってきた。このところ温かい日が続いたせいか、雪が一旦解けて氷にかわってきている為、滑りやすい道になってきた。危ないので、アイゼンを装着する。
四十六丁目の和光門が見えてきた。
なかなか立派な門なので、その前で記念写真を撮る。
和光門から上りきると、七面山本社の入り口だ。
七面山本社の敬慎院の伽藍は七面大明神をまつる七面山本社を中心に、池大神宮、願満社、参籠殿からなっている。こんな山の上に、立派な寺院を立てたものだと感心する。境内には車が何台か走っていたが、すべてヘリコプターで釣り上げたという事だ。
本社の前に五十丁目の石碑が立っている。七面山信仰の信者はここが最終地点である。
石段を上り、随身門の前に立つとその中に富士山が、まるで額に入った絵のように映し出されていた。(残念ながら、写真は今一つ富士山がはっきり写ってないが、肉眼で見た景色は思わず歓声を上げたくなるほどの美しいものだ)
随身門を正面から見たところ。右大臣・左大臣の御神像を安置した二間半の大きな門で、この随身門の前で御来光を拝するそうだ。霊峰富士から昇るご来光は、さぞ見事なものだろう。
こちらが、随身門前から見た富士山だ。たしかに素晴らしい御来光遥拝所である。
もちろん富士山をバックに記念写真だ。
上り始めてちょうど4時間となり、お腹がすいてきた。七面山の本当の山頂は、まだこの先だが、その前に昼食にすることにした。
2013七面山(後半)に続く。
今回も直前になって参加者が増え、N山さん、kazukawaさん、INAさん、ひさやんさん、モコさん、あだち。さんと私で7名も集まった。前日のマラニックの後だが、早寝をして朝3時過ぎに起床して我が家を出たのは4時だった。その後、磐田IC、清水で全員をピックアップすると乗車定員一杯となり、七面山の表参道登山口の羽衣へ向かった。
登山口には7時半ごろ到着する。支度を済ませ、登山口の茶店でトイレを借りたりして歩き始める。
少し上に上がっていくと、七面山表参道入口の門があり、元丁目の灯篭が立っている。ここが表参道の入り口である。
表参道入口の反対側に「白糸の滝」があり、少し寄り道してそちらを見ていくことにした。白糸の滝前には「お萬の方像」がある。七面山はもともと女人禁制の山だったが、徳川家康の側室であるお萬の方が、この白糸の滝にうたれて祈念をこらし、衆僧の阻止をふりきって登詣をはたし女人にもその道を開いたという。それ以来、女人禁制がとかれ、七面大明神の威光や霊験がますます広く響くようになったので登詣者が増加し、この法勲を永くたたえるために銅像がたてられたという事だ。女性は、特にお萬の方には敬意を持たねばならないだろう。
白糸の滝から戻り、改めて元丁目から上り始める。二丁目は神力坊と呼ばれ、本堂には日蓮聖人の木造とともにお萬の方の木像が安置されている。また七面山の守護神であり、七面山登詣者の守護神でもある伽藍坊大善神の木像が登詣道をはさんだ向かいの堂にまつられているそうだ。
以後、要所要所に何丁目という灯篭が建てられているので、その数字を数えながら上っていく。しばらくは、鬱蒼としたスギ林の中を歩く。
二十一丁目に着く。いたるところにベンチや屋根の付いた休憩所があり、疲れた時は休みやすい。
富士山が木立の間からきれいに見えてきた。
二十三丁目の中適坊の小屋には、いろんな有名人の札が貼り付けられている。まずこちらは、相撲取りの四股名がいろいろある。大鵬とか柏戸なんて四股名も見える。
北島三郎が目立つ。
こんな名前もあった。
木立が少なくなった場所からは、南アルプスの北岳や間ノ岳といった3000m級の山々が見える。
三十丁を過ぎたあたりから、積雪が多くなってきた。このところ温かい日が続いたせいか、雪が一旦解けて氷にかわってきている為、滑りやすい道になってきた。危ないので、アイゼンを装着する。
四十六丁目の和光門が見えてきた。
なかなか立派な門なので、その前で記念写真を撮る。
和光門から上りきると、七面山本社の入り口だ。
七面山本社の敬慎院の伽藍は七面大明神をまつる七面山本社を中心に、池大神宮、願満社、参籠殿からなっている。こんな山の上に、立派な寺院を立てたものだと感心する。境内には車が何台か走っていたが、すべてヘリコプターで釣り上げたという事だ。
本社の前に五十丁目の石碑が立っている。七面山信仰の信者はここが最終地点である。
石段を上り、随身門の前に立つとその中に富士山が、まるで額に入った絵のように映し出されていた。(残念ながら、写真は今一つ富士山がはっきり写ってないが、肉眼で見た景色は思わず歓声を上げたくなるほどの美しいものだ)
随身門を正面から見たところ。右大臣・左大臣の御神像を安置した二間半の大きな門で、この随身門の前で御来光を拝するそうだ。霊峰富士から昇るご来光は、さぞ見事なものだろう。
こちらが、随身門前から見た富士山だ。たしかに素晴らしい御来光遥拝所である。
もちろん富士山をバックに記念写真だ。
上り始めてちょうど4時間となり、お腹がすいてきた。七面山の本当の山頂は、まだこの先だが、その前に昼食にすることにした。
2013七面山(後半)に続く。