鑓温泉分岐から天狗平まで足を延ばしてみる。天狗平からの景色がいいと聞いていたので、分岐から20分程度歩き、少し寄り道しようと思っていたからだ。この登山道で、初めてウサギギクを見つける。

11:15。雪渓を渡ると天狗山荘が見えてきた。

白馬三山を過ぎると登山者の数は少なく、静かな雰囲気の山小屋だ。周りには雲がかかり、残念ながら展望は効かなかった。

朝から前後して歩いていたオジサンと天狗平で別れる。不帰ノ嶮を通って唐松岳まで行くという。まだまだ先が長そうなので気を付けて行ってほしいものだと後ろ姿を見ながら思った。

我々は、天狗平で写真を撮って鑓温泉分岐まで引き返す。先行している5人のメンバーに追いつけるかどうか。

鑓温泉分岐から白馬鑓温泉までは約2時間かかる。昔、歩いたことがあったがどんな道だったかあまり記憶がない。実際歩いてみると、けっこうきつい下りが続いていた。分岐から下りだして10分ほどで、雪渓の上に飛び出ている丘の上に、仲間の姿らしき人影を見つける。

丘に着くと仲間の姿はなかったが、温泉マークを見つける。鑓温泉への道である事は間違いない。

上のほうには白馬鑓ヶ岳の険しい岩峰が見える。

さらに下って行くとコバイケイソウの群落が見えてきた。今回の登山では、初めて見つける。年によっては、大群落となる事もあるのだが、ここではそれほどでもない。このあたりでイノさん、ヨーコさんに追いつく。

ナナカマドも白い花を咲かせていた。

ハクサンコザクラも発見。

チングルマの群落。ところどころにハクサンコザクラ。

イワカガミ。

急峻な沢の脇を下る。

“危険な鎖場があり、ストックはしまって降りるように”と注意書きがあった。岩が濡れて滑りやすく、確かに危険な鎖場だ。こんな所があったのは全く記憶がなかったが、ともかく慎重に下った。


ニッコウキスゲの咲く道を下る辺りで、Wさん、Iさん、Kさんに追いつく。

きつい下りが続く中、やっと鑓温泉小屋が見えてきた。

小屋は間近だが、キツイところが続き気を抜けない。


雪渓の下は、大きな空洞になっており、その上はもう歩いてはいけない。

13:00。鑓温泉小屋に到着する。宿泊手続きを済ませると、すぐに露天風呂に直行だ。山小屋に風呂があるというのは、とてもありがたい。みんな風呂で汗を流したあと、食堂で風呂上がりのビールを頂く。この日のビールも本当に美味しい。何時になく、飲み干したビールの空き缶が多かったような気がする。

部屋でひと眠りした後、17時からは夕食。この日も良く飲んで食べた。

夕食後、露天風呂の下にある足湯で団らん。疲れた足を癒すには足湯がいい。

就寝までには、まだ時間がある。折角鑓温泉に来たのだから、露天風呂を何度も楽しみたい。白馬鑓温泉は、標高2100mに位置し雲海を眺めながら湯船に浸かる事が出来るという“歩いてしかたどり着けない北アルプスの絶景温泉” なのである。湯量は豊富で、源泉かけ流しだ。

湯が流れ落ちていく先には、テント場があり、浴槽から良く見える。

温泉三昧で疲れたのか、この日も就寝は20時前だった。翌日は最終日。もうこれで下山と思うと寂しいような気もしてくる。
「2015白馬三山縦走:3日目猿倉荘まで下山」に続く。

11:15。雪渓を渡ると天狗山荘が見えてきた。

白馬三山を過ぎると登山者の数は少なく、静かな雰囲気の山小屋だ。周りには雲がかかり、残念ながら展望は効かなかった。

朝から前後して歩いていたオジサンと天狗平で別れる。不帰ノ嶮を通って唐松岳まで行くという。まだまだ先が長そうなので気を付けて行ってほしいものだと後ろ姿を見ながら思った。

我々は、天狗平で写真を撮って鑓温泉分岐まで引き返す。先行している5人のメンバーに追いつけるかどうか。

鑓温泉分岐から白馬鑓温泉までは約2時間かかる。昔、歩いたことがあったがどんな道だったかあまり記憶がない。実際歩いてみると、けっこうきつい下りが続いていた。分岐から下りだして10分ほどで、雪渓の上に飛び出ている丘の上に、仲間の姿らしき人影を見つける。

丘に着くと仲間の姿はなかったが、温泉マークを見つける。鑓温泉への道である事は間違いない。

上のほうには白馬鑓ヶ岳の険しい岩峰が見える。

さらに下って行くとコバイケイソウの群落が見えてきた。今回の登山では、初めて見つける。年によっては、大群落となる事もあるのだが、ここではそれほどでもない。このあたりでイノさん、ヨーコさんに追いつく。

ナナカマドも白い花を咲かせていた。

ハクサンコザクラも発見。

チングルマの群落。ところどころにハクサンコザクラ。

イワカガミ。

急峻な沢の脇を下る。

“危険な鎖場があり、ストックはしまって降りるように”と注意書きがあった。岩が濡れて滑りやすく、確かに危険な鎖場だ。こんな所があったのは全く記憶がなかったが、ともかく慎重に下った。


ニッコウキスゲの咲く道を下る辺りで、Wさん、Iさん、Kさんに追いつく。

きつい下りが続く中、やっと鑓温泉小屋が見えてきた。

小屋は間近だが、キツイところが続き気を抜けない。


雪渓の下は、大きな空洞になっており、その上はもう歩いてはいけない。

13:00。鑓温泉小屋に到着する。宿泊手続きを済ませると、すぐに露天風呂に直行だ。山小屋に風呂があるというのは、とてもありがたい。みんな風呂で汗を流したあと、食堂で風呂上がりのビールを頂く。この日のビールも本当に美味しい。何時になく、飲み干したビールの空き缶が多かったような気がする。

部屋でひと眠りした後、17時からは夕食。この日も良く飲んで食べた。

夕食後、露天風呂の下にある足湯で団らん。疲れた足を癒すには足湯がいい。

就寝までには、まだ時間がある。折角鑓温泉に来たのだから、露天風呂を何度も楽しみたい。白馬鑓温泉は、標高2100mに位置し雲海を眺めながら湯船に浸かる事が出来るという“歩いてしかたどり着けない北アルプスの絶景温泉” なのである。湯量は豊富で、源泉かけ流しだ。

湯が流れ落ちていく先には、テント場があり、浴槽から良く見える。

温泉三昧で疲れたのか、この日も就寝は20時前だった。翌日は最終日。もうこれで下山と思うと寂しいような気もしてくる。
「2015白馬三山縦走:3日目猿倉荘まで下山」に続く。