剱岳山頂から下山ルートに向かうが、下山ルートも気が抜けない鎖場がいくつも続く。下って行く途中で、平蔵の頭の下山ルートが見えたが、凄いところだというのが良く分かる。
さて、下りのしょっぱなは、10番目鎖場の「カニのよこばい」だ。
「カニのよこばい」は、一歩目の足場がどこにあるかわかりにくいので、怖さを感じるのだが、10センチほど足を延ばせば、確実に足を岩に載せることが出来る。先に下りた人が、足を誘導すれば、あとは鎖をしっかりつかんで横に移動できる。
「カニのよこばい」をクリアすると、長いステンレスの梯子を降下する。
さらに鎖で降下していくと平蔵のコルに戻る。
12番目鎖場にはいる。
平蔵の頭に向けて鎖を登る。
平蔵の頭を越え下って行くと、7番目鎖場との分岐に出る。上り時に渋滞していた場所だ。
天気がすっかり良くなって、立山黒部アルペンルートの美女平周辺が良く見えてきた。
雲がなくなり、青空が一面に広がってきた。
うろこ雲が現れ、空はもう秋の気配だ。
12:30。剣山荘に無事戻る。預けておいた荷物を回収し、テラスで昼食休憩とした。昼食用に買った弁当に、持ち寄ったレトルトカレーをかけてカレーライスだ。
北アルプスの山並みを眺めながらの展望テラスでのランチは、贅沢な気分にさせてくれる。風もなく暖かい日差しを浴びて、いつまでものんびりしていたくなる。
目の前のハイマツの林の中で、ホシガラスが餌を探して飛び回っていた。
いつまでものんびりしている訳にはいかない。この日の行程はまだ終わりではないのだ。池塘の横を抜け、先へとすすむ。
剣山荘、剱岳もこれで見納めだ。
行きとは別のルートで、剱御前小屋目指して進む。剣沢小屋やテント場が下に見えている。
暑くなってTシャツ1枚で歩く。
さらに進むと雪渓に出る。9月とはいえ、雪渓がこんなにも残っているとは!このまま秋を越し、そのまま万年雪として残っていくのだろう。雪が少ない地域に住んでいると、これだけの雪を見ると雪で遊んでみたくなるものだ。
遊びすぎて雪の上で転ぶのも楽しい。
早くもナナカマドが赤く色づいていた。
またもや次の雪渓を越えて進む。
剱御前小屋の建物が見えてきた。
14:45。剱御前小屋に無事到着する。
この日も、ビールやワインを飲んで気持ちよくなって午後7時過ぎにはみんな寝てしまう。3日目は、立山三山を縦走して室堂に下りる計画で、午前3時半くらいには起床することにしていた。天気予報によると、午後から天候が悪化すると伝えていたので、一抹の不安を抱えながらの就寝になった。
「2015剱岳登山:3日目剱御前小屋~扇沢」に続く。
さて、下りのしょっぱなは、10番目鎖場の「カニのよこばい」だ。
「カニのよこばい」は、一歩目の足場がどこにあるかわかりにくいので、怖さを感じるのだが、10センチほど足を延ばせば、確実に足を岩に載せることが出来る。先に下りた人が、足を誘導すれば、あとは鎖をしっかりつかんで横に移動できる。
「カニのよこばい」をクリアすると、長いステンレスの梯子を降下する。
さらに鎖で降下していくと平蔵のコルに戻る。
12番目鎖場にはいる。
平蔵の頭に向けて鎖を登る。
平蔵の頭を越え下って行くと、7番目鎖場との分岐に出る。上り時に渋滞していた場所だ。
天気がすっかり良くなって、立山黒部アルペンルートの美女平周辺が良く見えてきた。
雲がなくなり、青空が一面に広がってきた。
うろこ雲が現れ、空はもう秋の気配だ。
12:30。剣山荘に無事戻る。預けておいた荷物を回収し、テラスで昼食休憩とした。昼食用に買った弁当に、持ち寄ったレトルトカレーをかけてカレーライスだ。
北アルプスの山並みを眺めながらの展望テラスでのランチは、贅沢な気分にさせてくれる。風もなく暖かい日差しを浴びて、いつまでものんびりしていたくなる。
目の前のハイマツの林の中で、ホシガラスが餌を探して飛び回っていた。
いつまでものんびりしている訳にはいかない。この日の行程はまだ終わりではないのだ。池塘の横を抜け、先へとすすむ。
剣山荘、剱岳もこれで見納めだ。
行きとは別のルートで、剱御前小屋目指して進む。剣沢小屋やテント場が下に見えている。
暑くなってTシャツ1枚で歩く。
さらに進むと雪渓に出る。9月とはいえ、雪渓がこんなにも残っているとは!このまま秋を越し、そのまま万年雪として残っていくのだろう。雪が少ない地域に住んでいると、これだけの雪を見ると雪で遊んでみたくなるものだ。
遊びすぎて雪の上で転ぶのも楽しい。
早くもナナカマドが赤く色づいていた。
またもや次の雪渓を越えて進む。
剱御前小屋の建物が見えてきた。
14:45。剱御前小屋に無事到着する。
この日も、ビールやワインを飲んで気持ちよくなって午後7時過ぎにはみんな寝てしまう。3日目は、立山三山を縦走して室堂に下りる計画で、午前3時半くらいには起床することにしていた。天気予報によると、午後から天候が悪化すると伝えていたので、一抹の不安を抱えながらの就寝になった。
「2015剱岳登山:3日目剱御前小屋~扇沢」に続く。