とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015遠州三山エンジョイラン(秋)

2015-09-23 23:00:32 | マラソン
正月と春分の日、秋分の日に行っている「遠州三山エンジョイラン」に久しぶりに参加してきた。遠州三山とは、静岡県袋井市内の由緒ある三つの寺院の事である。このエンジョイランでは、秋のお彼岸の時期に可睡斎、油山寺、法多山の三山を参拝しながら走る。

午前8時半。袋井駅前に集合する。参加者は、40名近く集まり、思ったより集まったなという感じだった。9時のスタート前に、駅前で集合写真を撮る。


9:30。可睡斎に到着する。この寺の11代目の住職は、幼い徳川家康とその父を戦乱の中から救い出しかくまったという。その後、浜松城主になった徳川家康が、和尚を招いたところ、その席上でコクリコクリと無心に和尚はいねむりをしてしまった。徳川家康は、「和尚我を見ること愛児の如し。故に安心して眠る。われその親密の情を喜ぶ、和尚、眠るべし」と申し、それ以来11代目和尚は「可睡和尚」と称せられたことが、寺号に由来しているそうだ。


本堂の前で、集合写真を撮る。


10:00。油山寺に到着する。まずは、山門からまっすぐ進み宝生殿で参拝する。ほとんどの人は、そこまで行ってから次の法多山へ向かってしまったが、私は、数人の仲間たちとさらに山の上にある薬師本堂まで向かった。まず最初に現れるのが、「瑠璃(るり)の滝」だ。孝謙天皇が眼の病になった時、この滝の霊水で病が治ったとされ、眼病に効果がある寺院としても知られている。また、この滝で行をすることもできるそうだ。


薬師本堂は、今から約千三百年前に行基大士が本尊薬師如来を奉り開山されたと言われている。また、昔、この山から油が出ていたので通称「あぶらやま」と呼ばれたのが油山寺の由来でもある。


この三重塔は、桃山時代のもので国指定重要文化財になっている。


油山時を出ると、最後尾になってしまう。エコパスタジアムを抜け、法多山本堂に着いたのは11:50くらいになっていた。


お腹も空いてきたので、うっちゃんと一緒に法多山名物厄除け団子を食べてから先に進む。


13:00。ゴールの和の湯に到着する。袋井市には、こんな萌えキャラクターがあるとは知らなかった。


温泉に入り、2時間ほど宴会を楽しんだ後、残ったメンバーで集合写真を撮って解散する。


今回は、26キロの距離を4時間ほどで回り秋分の日を一日楽しんだ。3日前53キロを走ったばかりで、ちょっとお疲れモードだったが、終わってみればちょうどいいリハビリになったかもしれない。