前日宿泊した二岐温泉の柏屋旅館さん。玄関が4階となり、3階、2階が客室で1階が風呂というつくりだ。5つの源泉に5つの湯があり、全ての温泉が自然湧出の源泉かけ流しで、質の良い温泉だ。特に、足元湧出の自噴巌風呂は、湯船の底から生まれたての“湯玉”がぽこりぽこりと外気に触れず噴き出し、新鮮そのものの全国的にも珍しい風呂だった。
車で1時間半ほどの場所に住んでいる知り合いのAさんが、急遽山登りに参加してくれることとなり、宿まで車で来てくれた。二岐山は4人で登る事となった。
当初は、旅館から歩いて二岐山を周回する予定だったが、せっかく車が2台あるので、登山口と下山口のそれぞれに車を置くことにして、私が乗ってきた車を下山口に回し、その後、全員Aさんの車で登山口に向かった。
この登山口は風力発電登山口といい、風力発電施設が近くにあるらしい。二岐山の二つのピークの内の女岳から登るコースとなる。
やはり、この辺りもクマが出没するらしい。
鳥居をくぐり、ブナの森に入っていく。
しばらくは、緩やかな女岳坂を進む。
看板の前で一休みだ。
女岳坂を過ぎると一気に急登となる。
ほぼ真っすぐ坂を上がって行く。ロープがずっと張られており、ロープを掴まないととても登って行けない。
やっと急坂が終わったと一安心して看板を見ると、地獄坂と書いてあった。まさにそのものズバリのネーミングだと思い至った。ここから女岳山頂は間近だ。
休憩して遠望すると、雪を被った大きな山塊が見えた。去年登った飯豊山のようだ。東北のアルプスともいっていい山並みだ。
少し視線を転ずると、猪苗代湖と磐梯山や安達太良山などが見える。東北の名だたる名山が一望出来てよかった。
さて、女岳を目指して進み始めると、一面雪渓になっている場所が出てきた。
まだ、山開きしていないとの事で、雪が多少あるのは覚悟していたのだが、思っていたより積雪が多い、アイゼンを持参していなかったので、慎重に雪渓の上を進んで行く。
雪に埋もれて山頂の標柱が見えないので、多分ここだろうと、山頂記念写真を撮る。
続いて、男岳へのルートを探して、雪渓の上を歩き回る。周辺をしばらくうろうろしていると、女岳山頂1504mの標柱を見つける。最初の場所は、やはり間違っていた。
女岳山頂からは、ルートがはっきりしていたので、迷うことなく男岳を目指して進んで行く。目の前には、大きなピークがどっしりと構えている。
雪渓の端を歩いていく。
女岳から20分ほどで男岳山頂1544mに到着する。二岐山の最高峰だ。二岐山には、男岳、女岳と二つの山頂があるが、その昔、ダイダラボッチという大男がこの山をまたいだとき、股間の一物を頂上に引っ掛け、山が2つに裂けてしまったという、とてつもない巨人伝説が伝わっているという。
南側には、那須連山の最高峰・三本槍岳も見える。
男岳で昼食休憩をしてから、男岳坂を下っていく。
ブナ平には大きなブナの森が広がっている。
あすなろ坂。御鍋登山口まであと430mだ。
八丁坂。御鍋登山口まであと220m。こういう距離表示があるとありがたい。
12:41。御鍋登山口に無事到着する。所要時間3時間49分と、周回で予定していた5時間半を大幅に短縮して下山できた。二つのピークがあり、雪渓歩きや急登を楽しみ、展望がすばらしい面白い山だった。
その後、会津若松市内に向かうが、時間に余裕が出来たので会津若松の観光をしていくことにした。
参考1.二岐山のコースマップ
参考2.二岐山の高低図&コースタイム
「2021福島・日本三百名山登山ツアー:2日目会津若松・飯盛山観光」に続く。
車で1時間半ほどの場所に住んでいる知り合いのAさんが、急遽山登りに参加してくれることとなり、宿まで車で来てくれた。二岐山は4人で登る事となった。
当初は、旅館から歩いて二岐山を周回する予定だったが、せっかく車が2台あるので、登山口と下山口のそれぞれに車を置くことにして、私が乗ってきた車を下山口に回し、その後、全員Aさんの車で登山口に向かった。
この登山口は風力発電登山口といい、風力発電施設が近くにあるらしい。二岐山の二つのピークの内の女岳から登るコースとなる。
やはり、この辺りもクマが出没するらしい。
鳥居をくぐり、ブナの森に入っていく。
しばらくは、緩やかな女岳坂を進む。
看板の前で一休みだ。
女岳坂を過ぎると一気に急登となる。
ほぼ真っすぐ坂を上がって行く。ロープがずっと張られており、ロープを掴まないととても登って行けない。
やっと急坂が終わったと一安心して看板を見ると、地獄坂と書いてあった。まさにそのものズバリのネーミングだと思い至った。ここから女岳山頂は間近だ。
休憩して遠望すると、雪を被った大きな山塊が見えた。去年登った飯豊山のようだ。東北のアルプスともいっていい山並みだ。
少し視線を転ずると、猪苗代湖と磐梯山や安達太良山などが見える。東北の名だたる名山が一望出来てよかった。
さて、女岳を目指して進み始めると、一面雪渓になっている場所が出てきた。
まだ、山開きしていないとの事で、雪が多少あるのは覚悟していたのだが、思っていたより積雪が多い、アイゼンを持参していなかったので、慎重に雪渓の上を進んで行く。
雪に埋もれて山頂の標柱が見えないので、多分ここだろうと、山頂記念写真を撮る。
続いて、男岳へのルートを探して、雪渓の上を歩き回る。周辺をしばらくうろうろしていると、女岳山頂1504mの標柱を見つける。最初の場所は、やはり間違っていた。
女岳山頂からは、ルートがはっきりしていたので、迷うことなく男岳を目指して進んで行く。目の前には、大きなピークがどっしりと構えている。
雪渓の端を歩いていく。
女岳から20分ほどで男岳山頂1544mに到着する。二岐山の最高峰だ。二岐山には、男岳、女岳と二つの山頂があるが、その昔、ダイダラボッチという大男がこの山をまたいだとき、股間の一物を頂上に引っ掛け、山が2つに裂けてしまったという、とてつもない巨人伝説が伝わっているという。
南側には、那須連山の最高峰・三本槍岳も見える。
男岳で昼食休憩をしてから、男岳坂を下っていく。
ブナ平には大きなブナの森が広がっている。
あすなろ坂。御鍋登山口まであと430mだ。
八丁坂。御鍋登山口まであと220m。こういう距離表示があるとありがたい。
12:41。御鍋登山口に無事到着する。所要時間3時間49分と、周回で予定していた5時間半を大幅に短縮して下山できた。二つのピークがあり、雪渓歩きや急登を楽しみ、展望がすばらしい面白い山だった。
その後、会津若松市内に向かうが、時間に余裕が出来たので会津若松の観光をしていくことにした。
参考1.二岐山のコースマップ
参考2.二岐山の高低図&コースタイム
「2021福島・日本三百名山登山ツアー:2日目会津若松・飯盛山観光」に続く。