中辺路編の2回目となった。今回は、前日から紀宝町ウミガメ公園で車中泊してから朝早く那智駅まで向かう。那智駅には何度も来ており、勝手知った場所となった。7時半、支度をして中辺路に向けてスタートする。
補陀落山寺を経て那智大社方面に向かう。しばらく国道を進み、途中から“曼荼羅のみち”に入る。
川の堤防を歩き森の中に進んで行く。
山道を進む。
尼将軍供養塔に到着する。尼将軍とは、源頼朝の妻、北條政子のことで、この塔は尼将軍が我が子の供養のために建てたとされている。
ちょうど尼将軍供養塔前で休んでいた青年と出会う。彼は、ヒッチハイクで日本一周をしているという。コロナ禍の世で、ヒッチハイクも大変じゃないかなと心配してしまった。
市野々王子に到着する。那智駅から熊野那智大社・那智山青岸渡寺への参詣道では、最初にある王子社だ。
市野々は八咫烏の子孫が住むといわれている。市野々王子の近くにある市野々小学校の校章は八咫烏だという。
最初の王子社なのでお詣りしていく。
いよいよ那智山の入り口となる「大門坂」が見えてきた。前に見える山が那智山だ。
大門坂の大きな石柱の前で記念撮影。
夫婦杉が見えた。樹齢800年と推定される杉の巨木が2本並んでいる。
熊野古道の中でも、当時の面影を特に美しく残している「大門坂」から聖地「那智山」へと約640mの石畳が続いている。
大門坂を上り切ると、まずは「那智大滝」に向かう。
石段を下り、飛瀧神社に向かうと目の前に大きな滝が視界に飛び込んでくる。那智山の奥山、大雲取山から流れ出る本流にいくつもの流れが重なり合い、原生林を切り裂くように落下しているのがこの「那智大滝」だ。
滝の水柱は落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの名瀑で、落差は日本一だ。銚子口の岩盤に3つの切れ目があって、三筋になって落下し始めるところから「三筋の滝」ともよばれている。
那智山青岸渡寺三重塔。
西国一番札所で世界遺産に指定されている那智山青岸渡寺。那智山青岸渡寺は、一千日(3年間)の滝篭りをされた花山法皇が、永延2年(988)に御幸され、西国三十三ヶ所第一番札所として定めたとされる。
青岸渡寺の境内から眺めた三重塔と那智大滝。この組み合わせは、絶好の撮影スポットだ。
青岸渡寺に隣接しているのが熊野那智大社だ。主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)。夫須美は「結び」を意味することから、多くの人がご縁や願いを「結ぶ場所」として参拝している。そして、那智大滝は、熊野那智大社の御神体として祀られているのだ。
雨が降り出してきていたが、鳥居や神殿の朱色が眩しい。
八咫烏(やたがらす)は熊野の神様のお使いである三本足の烏だ。より良い方向へ導く、お導きの神様とされ、熊野那智大社の境内にある御縣彦社(みあがたひこしゃ)でお祀りされている。
この後、青岸渡寺横から“かけぬけ道”を通り、妙法山を経て大雲取越に向かう。
「2021第6回熊野古道ジャーニーマラニック:中辺路編その2-1日目(かけぬけ道~大雲取越~小口)」に続く。
補陀落山寺を経て那智大社方面に向かう。しばらく国道を進み、途中から“曼荼羅のみち”に入る。
川の堤防を歩き森の中に進んで行く。
山道を進む。
尼将軍供養塔に到着する。尼将軍とは、源頼朝の妻、北條政子のことで、この塔は尼将軍が我が子の供養のために建てたとされている。
ちょうど尼将軍供養塔前で休んでいた青年と出会う。彼は、ヒッチハイクで日本一周をしているという。コロナ禍の世で、ヒッチハイクも大変じゃないかなと心配してしまった。
市野々王子に到着する。那智駅から熊野那智大社・那智山青岸渡寺への参詣道では、最初にある王子社だ。
市野々は八咫烏の子孫が住むといわれている。市野々王子の近くにある市野々小学校の校章は八咫烏だという。
最初の王子社なのでお詣りしていく。
いよいよ那智山の入り口となる「大門坂」が見えてきた。前に見える山が那智山だ。
大門坂の大きな石柱の前で記念撮影。
夫婦杉が見えた。樹齢800年と推定される杉の巨木が2本並んでいる。
熊野古道の中でも、当時の面影を特に美しく残している「大門坂」から聖地「那智山」へと約640mの石畳が続いている。
大門坂を上り切ると、まずは「那智大滝」に向かう。
石段を下り、飛瀧神社に向かうと目の前に大きな滝が視界に飛び込んでくる。那智山の奥山、大雲取山から流れ出る本流にいくつもの流れが重なり合い、原生林を切り裂くように落下しているのがこの「那智大滝」だ。
滝の水柱は落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの名瀑で、落差は日本一だ。銚子口の岩盤に3つの切れ目があって、三筋になって落下し始めるところから「三筋の滝」ともよばれている。
那智山青岸渡寺三重塔。
西国一番札所で世界遺産に指定されている那智山青岸渡寺。那智山青岸渡寺は、一千日(3年間)の滝篭りをされた花山法皇が、永延2年(988)に御幸され、西国三十三ヶ所第一番札所として定めたとされる。
青岸渡寺の境内から眺めた三重塔と那智大滝。この組み合わせは、絶好の撮影スポットだ。
青岸渡寺に隣接しているのが熊野那智大社だ。主祭神は熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)。夫須美は「結び」を意味することから、多くの人がご縁や願いを「結ぶ場所」として参拝している。そして、那智大滝は、熊野那智大社の御神体として祀られているのだ。
雨が降り出してきていたが、鳥居や神殿の朱色が眩しい。
八咫烏(やたがらす)は熊野の神様のお使いである三本足の烏だ。より良い方向へ導く、お導きの神様とされ、熊野那智大社の境内にある御縣彦社(みあがたひこしゃ)でお祀りされている。
この後、青岸渡寺横から“かけぬけ道”を通り、妙法山を経て大雲取越に向かう。
「2021第6回熊野古道ジャーニーマラニック:中辺路編その2-1日目(かけぬけ道~大雲取越~小口)」に続く。