宮から京北ふるさとバスで周山まで移動する。周山でバスを下りると、周山城の入り口に出る。周山城は丹波攻略を進める織田軍・明智光秀が東丹波の支配拠点として築いた山城で、急峻な山上に巨石を積み上げた総石垣の山城だ。周山城址の説明板を読んで、周山城に向かう。
民家の脇から、車止めのロープを跨ぎ、山道に入る。
急坂をいくつも越えて登っていくと、兵糧蔵と書かれた看板に出た。この辺りに兵糧蔵があったのだろうか。
さらに急坂を進む。
二の丸跡を通過。
歩き出して40分ほどで本丸があったと思われる周山城址に到着する。結構広い場所で、こんな山の上によくも城を築いたものだと戦国時代の人々の労力に感心する。
周山城(城山)まで行って、今回の京都トレイルの最終目的地となったので、元来た道を下山する。
紅葉もほとんど終わりだ。
落ち葉で覆われた急坂の道を、滑らないように慎重に下る。
ちょうどお昼近くになり、弓削川の畔にある道の駅「ウッディ京北」でランチ休憩する。
ランチの後、京都駅行きのバスの発車時間まで時間があったので、近くにある「慈眼寺」に立ち寄る。慈眼寺には、明智光秀公墨塗りの黒い坐像が祀られている。お寺のキャラクター「くろみつくん」を持って記念撮影。
慈眼寺の釈迦堂の中に、明智光秀公の容姿を示す貴重な黒坐像「くろみつ大雄尊」が祀られている。ただ、黒座像「くろみつ大雄尊」は白い幕の奥にあり、写真撮影は禁止だ。拝観料を払ってから、住職の説明を聞きながら「くろみつ大雄尊」を拝ませてもらった。
本能寺の変を起こし、逆臣の汚名を着せられた光秀公。しかし、善政の君主を慕う周山の民衆たちは、坐像に描かれた桔梗の家紋を墨で塗りつぶし、人知れぬ黒き秘像として今日まで守り伝えてきたという。黒坐像の厳しい表情と鋭い眼力は、難攻丹波の平定を見事成し遂げた光秀公の、どんな逆行をも跳ね返す信念を表しているそうだ。この場所にくるまで、そんな歴史のことなど知らなかったので、貴重なものを見ることが出来て良かった。
参考1.2日目(周山から城山往復)の高低図&コースタイム
参考2.2日目(周山から城山往復)のコースマップ
周山から京都駅まで戻り、解散としたが、帰るにはまだ時間が早かったので、有志だけで、京都鉄道博物館に寄っていく。駅のプラットホームをイメージした全長約100mのプロムナードに、“シロクニ”C62形蒸気機関車や“夢の超特急”0系新幹線電車などが、展示されている。
懐かしい電気機関車。
今は走っていない「トワイライトエクスプレス」。一度は乗ってみたかった。
広大な吹き抜け構造となる本館では、500系新幹線電車、寝台特急でも活躍した581形電車などのJR西日本を代表する車両が展示されている。
0系新幹線電車の後継機として活躍した100系新幹線電車。
懐かしい昭和の駅舎。
鉄道ジオラマショーの時間にうまく合ったので、ジオラマショーを見ていく。
模型の走行を通じて車両や施設など鉄道システム全体を楽しむことができる。鉄道マニアにとっては、夢のような場所なんだろう。
ドクターイエローが走り出すと、子供たちが歓声を上げていた。
現存する日本最古の鉄筋コンクリート造りの扇形車庫に、動態保存車両8両(営業運転車両3両)を含む蒸気機関車20両が保存・展示されている。これほど多くの蒸気機関車が揃っているのは壮観だ。
転車台の奥には、実際に蒸気機関車が煙を吐いていた。
一度は行ってみたかった京都鉄道博物館も見学出来、京都トレイル:第1回京北コースの旅が終わった。次回は、来年春、桜を見ながら残りの京北コースを一周する予定だ。
民家の脇から、車止めのロープを跨ぎ、山道に入る。
急坂をいくつも越えて登っていくと、兵糧蔵と書かれた看板に出た。この辺りに兵糧蔵があったのだろうか。
さらに急坂を進む。
二の丸跡を通過。
歩き出して40分ほどで本丸があったと思われる周山城址に到着する。結構広い場所で、こんな山の上によくも城を築いたものだと戦国時代の人々の労力に感心する。
周山城(城山)まで行って、今回の京都トレイルの最終目的地となったので、元来た道を下山する。
紅葉もほとんど終わりだ。
落ち葉で覆われた急坂の道を、滑らないように慎重に下る。
ちょうどお昼近くになり、弓削川の畔にある道の駅「ウッディ京北」でランチ休憩する。
ランチの後、京都駅行きのバスの発車時間まで時間があったので、近くにある「慈眼寺」に立ち寄る。慈眼寺には、明智光秀公墨塗りの黒い坐像が祀られている。お寺のキャラクター「くろみつくん」を持って記念撮影。
慈眼寺の釈迦堂の中に、明智光秀公の容姿を示す貴重な黒坐像「くろみつ大雄尊」が祀られている。ただ、黒座像「くろみつ大雄尊」は白い幕の奥にあり、写真撮影は禁止だ。拝観料を払ってから、住職の説明を聞きながら「くろみつ大雄尊」を拝ませてもらった。
本能寺の変を起こし、逆臣の汚名を着せられた光秀公。しかし、善政の君主を慕う周山の民衆たちは、坐像に描かれた桔梗の家紋を墨で塗りつぶし、人知れぬ黒き秘像として今日まで守り伝えてきたという。黒坐像の厳しい表情と鋭い眼力は、難攻丹波の平定を見事成し遂げた光秀公の、どんな逆行をも跳ね返す信念を表しているそうだ。この場所にくるまで、そんな歴史のことなど知らなかったので、貴重なものを見ることが出来て良かった。
参考1.2日目(周山から城山往復)の高低図&コースタイム
参考2.2日目(周山から城山往復)のコースマップ
周山から京都駅まで戻り、解散としたが、帰るにはまだ時間が早かったので、有志だけで、京都鉄道博物館に寄っていく。駅のプラットホームをイメージした全長約100mのプロムナードに、“シロクニ”C62形蒸気機関車や“夢の超特急”0系新幹線電車などが、展示されている。
懐かしい電気機関車。
今は走っていない「トワイライトエクスプレス」。一度は乗ってみたかった。
広大な吹き抜け構造となる本館では、500系新幹線電車、寝台特急でも活躍した581形電車などのJR西日本を代表する車両が展示されている。
0系新幹線電車の後継機として活躍した100系新幹線電車。
懐かしい昭和の駅舎。
鉄道ジオラマショーの時間にうまく合ったので、ジオラマショーを見ていく。
模型の走行を通じて車両や施設など鉄道システム全体を楽しむことができる。鉄道マニアにとっては、夢のような場所なんだろう。
ドクターイエローが走り出すと、子供たちが歓声を上げていた。
現存する日本最古の鉄筋コンクリート造りの扇形車庫に、動態保存車両8両(営業運転車両3両)を含む蒸気機関車20両が保存・展示されている。これほど多くの蒸気機関車が揃っているのは壮観だ。
転車台の奥には、実際に蒸気機関車が煙を吐いていた。
一度は行ってみたかった京都鉄道博物館も見学出来、京都トレイル:第1回京北コースの旅が終わった。次回は、来年春、桜を見ながら残りの京北コースを一周する予定だ。