とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2021奥高尾縦走ツアー:2日目奥高尾縦走(高尾山口~高尾山山頂)

2021-12-21 22:52:48 | 山登り
2日目の早朝、八王子から高尾山口まで移動する。高尾山口駅で、高尾山をホームグランドにしているMちゃんと待ち合わせをする。


この日の気温は何と1℃しかない。寒い中、高尾山ケーブル駅に向かう。


高尾山ケーブル駅内に立っている金ぴかの銅像は、演歌歌手の北島三郎だ。金色のマスクをしているので、最初は誰だろうと思ってしまったが、上の方に名前が書いてあったのでやっとわかった。なんで北島三郎の銅像があるかというと、彼は高尾山に近い八王子に邸宅を構えており、2003年からは八王子観光大使を務めているという。2014年には「高尾山」という曲も発表したということで、高尾山とは縁が深いようだ。


ケーブル駅には寄っただけで、ケーブルには乗らず、その横にある6号路に入っていく。


お地蔵さんが、たくさん並んでいる。前の方は、七福神みたいだ。


6号路の横を、ケーブルカーが下ってきた。


しばらく進んで行くと、前方に滝が見えてきた。琵琶滝だ。


その昔、高尾山天狗信仰のはじまりとされる、俊源大徳(しゅんげんたいとく)がこの地で水行修業をおこない悟りをひらいたと伝えられている。琵琶滝は高尾山水行道場の場所としても使用され一般の方も滝にうたれる修業を体験することができるそうだ。


登山道の途中で、サルオガセが垂れ下がっているのを見つけた。サルオガセは、樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣類だ。広葉樹林や針葉樹林など、霧のかかるような森林の樹上に着生するといわれ、この6号路は、自然環境が豊かな場所のようだ。


ところどころ紅葉もまだ残っている。


登山道とはいえ、歩きやすい道が続いている。


広場で少し休憩。


その後、6号路から少し外れて薬王院の方に向かい、福徳弁財天が祀られている洞窟に寄っていく。


この福徳弁財天は洞窟の奥に安置されていて、ご利益は、商売繁盛、福徳円満だ(福徳円満とは、幸福と財産もどちらも満たされた状態)。


薬王院の裏手を通り抜ける。


この辺りも、少し前までは見事な紅葉だったようで、まだその名残が残っている。


薬王院には、木彫りのタコを持ち上げて祈念すると試験に合格するという合格祈願所がある。“置くとパス(オクトパス)”と言うわけだ。


高尾山のメインストリートを歩く。


一旦ぐるっと回って表参道から山門に入る。


立派な山門前で記念撮影。


高尾山は天狗の住む山とされ、立派な天狗の像が立ち並んでいる。


薬王院の本堂にお詣りしていく。


高尾山山頂近くにあるトイレ。第1回日本トイレ大賞を受賞したという、快適なトイレだ。


トイレの中に貼ってあったポスター。なんでもシモバシラという植物の氷の華がこの先で見られるという。どんなものだったかは、次の回でわかる。


そして、トイレの先は、高尾山山頂598mだ。


山頂からは、美しい富士山がくっきりと浮かび上がっていた。雲一つない青空と真っ白い雪を被った富士山は、まさに冬の風物詩だ。


「2021奥高尾縦走ツアー:2日目奥高尾縦走(高尾山山頂~陣馬高原下)」に続く。