ちょっと気になる文房具を見つけた。ミドリの「CL 厚みを測れる定規」だ。定規の片側にスライドする目盛りがついていて、対象物を挟むと、0.1mm単位で、12cmまでのもののサイズが計測できる。つまり定規とノギスが合体した製品である。昔から、物の厚さを正確に測る道具はノギスだということは知っていたが、このノギスというのは、目盛りの読み方が難しくて面倒くさいというイメージがあった。ところが、この製品は、端から目盛りが付いているので、高さや深さを測るのに便利で、使い方も簡単で精度もいいそうだ。
開発のきっかけは、凹凸があるものや球体を簡単に計測できる定規があればいいと考えたという。手芸用のビーズや電球のサイズ、メール便の厚みなどを測るのも便利だという声が購入者から寄せられているそうだ。価格は、360円(税抜き)なので、ちょっといい定規を買うつもりならそれほどの負担ではない。色も4色あり、新しい機能付きの定規として買ってみるのも悪くない。