とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2024六甲山&播磨アルプス登山ツアー:1日目

2024-12-03 22:57:57 | 山登り
先週末は、関西方面に遠征という事で六甲山と播磨アルプスに登ってきた。まず、1日目は六甲山の王道ルートを歩く。

始発の新幹線で新大阪まで行き、大阪梅田から阪急神戸線の芦屋川駅で下車。芦屋川駅前は、星座の広場と呼ばれ六甲山登山の入り口となる。周囲にも大勢の登山者が集まっていた。


まずは、住宅街の舗装路の坂道を進んでいく。時折すれ違う車は、ベンツなどの高級車ばかり。


芦屋川沿いの道を進む。


住宅街が終わると、石段の道に変わっていく。


しばらくすると、滝の茶屋の入り口だ。トイレもあり、登山者が大勢いた。


六甲山には、多くの茶屋があり、登山者のオアシスとなっている。


茶屋を過ぎると出てくるのは、高座の滝だ。落差は約10m。かつて、修験道の道場として使われ、滝の脇に堂宇(灘八十八ヶ所番外五番霊場)が残っている。また、滝に向かって左上の岩壁に登山家藤木九三のレリーフが設置されている。


高座の滝からさらに進むと、いよいよロックガーデンだ。


藤木九三は、1924年(大正13年)、岩登りを目的とした山岳会、RCC(ロック・クライミング・クラブ)を山岳仲間とともに創設し、住居地から近かった芦屋川上流の変化に富んだ岩をトレーニングの場とし、「ロックガーデン」と命名した。日本におけるロッククライミング発祥の地として知られるようになったという。


ごつごつした岩石群の中から足場を見つけ一歩ずつ登るのは、楽しい。


ロックガーデンのゴールは、風吹岩だ。標高447m地点の風吹岩は、まさに風の通り道にある巨岩である。


みんな高い場所が好きなので、まずは風吹岩の上まで登る。雲一つない青空が眩しい。


そして、下を見下ろすと、360度の視界が開ける。南側には手前に広がる芦屋市街の向こうに大阪湾、そして生駒山や金剛山、その間にはあべのハルカスの姿もくっきりと見える。眺望を楽しみながらひと息つくには格好の場所だ。


風吹岩から道は緩やかとなり、雨ヶ峠に出る。この辺りは、ちょうど日が当たり紅葉が素晴らしい。




ここで1回目の渡渉となる。


広場に出ると、視線の先の方に六甲山の山並みが見えてきた。


2回目の渡渉。


最後の急坂を上りきると、六甲山最高峰の手前にある一軒茶屋に着く。最高峰近くになるとさすがに寒い。最高峰に行く前に茶屋で暖かいうどんなどを食べてランチ休憩とする。

新しいトイレに立ち寄ってから、六甲山最高峰に向かう。


六甲山最高峰931mに到着。


一旦、トイレの方に戻り、魚屋道(ととやみち)から有馬温泉に下る。神戸の海で獲れた魚介類を魚屋さんが有馬へ運ぶために利用したことから、魚屋道と呼ばれるようになったそうだ。


一部、通行止めの箇所があり、う回路の階段を上る。


魚屋道にも紅葉がきれいな場所がある。


15時過ぎに有馬温泉に到着する。坂を下っていくと、炭酸泉源公園があった。


炭酸泉源公園は天然の炭酸水が湧き出す泉源を整備した公園。石の円筒で囲まれた湧き口から、微炭酸の炭酸水が静かに湧き出す様子を間近で見たり、泉源横の蛇口から飲用も可能とのことだったが、行った時にはどちらも故障中なのか見学も飲用もできなかった。


その後は、有馬温泉街を歩き、温泉の蒸気が吹きだしているところを見ていく。


温泉街は、狭い路地にお土産屋や飲食店が並び、観光客で大賑わいだ。




有馬温泉駅前のコンビニで食料を買い出し、有馬温泉では奥まった場所にある素泊まりの宿に向かい、1日目のゴールとした。

参考1.六甲山の高低図&コースタイム


参考2.六甲山のコースマップ


「2024六甲山&播磨アルプス登山ツアー:2日目」に続く。

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