とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015飯山~秋山郷・錦秋の秘境50キロ「2日目」

2015-09-07 22:48:34 | 観光
2日目は、観光しながらの帰路となる。ルートは、秋山郷から国道405号を経由して新潟県の津南から飯山に向かう。8:45。栄村振興公社のマイクロバスに全員乗車して宿を出発する。

9:20。大赤沢の「蛇淵の滝」に立ち寄る。昔、熊取名人の善吉さんが、この付近まで熊を追ってきて丸太を渡ったところ、ふと後ろを振り返ると、丸太は大蛇だった。恐ろしさのあまり、一目散に山道を逃げ去ったという事で、この名前がついたという。


滝は、三段になって中津川に流れ込んでいる。紅葉の時期は、素晴らしい景観になるそうだ。


滝見台から滝を入れて記念写真を撮る。


滝見台まで下ってくるときは気にならなかったが、帰りは登り階段が続き、息が切れる。


「蛇淵の滝」入り口の店の前には、大きな栃の木の中にはめ込まれた「胎内観音」という観音様があった。




10:05。見玉不動尊に立ち寄る。天台宗のお寺で、その由来は、文治元年、壇ノ浦の合戦で平家が滅びた翌文治2年、平清盛の家臣宮本清左衛門がお告げによって平家の守護神である不動明王を捧持して見玉村にいたって安置したことによる。本尊不動明王は眼病に特に霊験があり、昔から多くの眼病治癒の逸話が残っているそうだ。入り口の売店では、目ぐすりの木という看板も見える。


鳥居をくぐると、金剛力士の仁王門がある。


石段を上っていくと、「延命水」というご利益のある水で喉を潤すことができる。この水を飲めば長生き間違いない。


石段に沿って岩の間を流れ落ちる清水は各所に滝をつくり、涼しげな雰囲気だ。


本堂では、目が良くなりますようにと願いを込めて参拝する。


本堂の天井には、数百年前に描かれた絵が、所狭しと飾られている。


本堂の裏には、岩石の間を縫うように伸びた木がいくつも見られ、生命力の強さを感じさせてくれる。越後では有名なパワースポットでもあるそうだ。


また、十二支守本尊として八体の仏様が祀られている。




私の守本尊である大日如来だ。


見玉不動尊の西側には、石落しと呼ばれる柱状節理の断崖が見える。今は、黄色い稲穂が目立つが、秋になると断崖を彩る紅葉も素晴らしいようだ。




最後に、栄村道の駅に寄って、お土産などを買い飯山駅に戻る。飯山駅に着いたのは、12時くらいで、そのまま車で帰路につく。途中から大雨となり、沿線に大雨警報が出てはいないかと心配になるほどだったが、17:30には無事帰宅する。今回も、ランの当日だけは、薄雲りながら雨に降られることなく済み、気持ちよく走ることが出来てよかった。

2015飯山~秋山郷・錦秋の秘境50キロ「1日目」

2015-09-06 20:37:44 | マラソン
昨年に引き続き「飯山~秋山郷・錦秋の秘境50キロ」に土日で参加してきた。秋山郷といえば、信州三大秘境の一つで新潟県との境にある山深い地域だ。

今回も、金曜日の夜立ちで飯山まで向かい、飯山インターを降りたところの道の駅で仮眠。翌日の朝、移動してスタート地点に向かう。スタート地点は、今年開業したばかりの北陸新幹線の飯山駅前である。まだ出来立てほやほやの新しい駅だ。


今年の参加者は、20名ほどで昨年と比べると少なく、ちょっと寂しいスタートになってしまったが、薄曇りで涼しくて走りやすい気象条件だったので、久しぶりの長距離走にワクワクしていた。


午前8時ちょうどに飯山駅をスタートする。地元ランナーの先導のもと、あとに続いて走って行く。5分ほどで千曲川に架かる綱切橋を渡る。




9:10。太鼓橋のかかる神社に到着。ここで一休みだ。下を流れる渓流には雄滝、雌滝と呼ばれる滝もあった。




ここで、I島さんからの差し入れのフローズンピーチを頂く。I島さんは、いつも美味しいフローズンピーチを持ってきてくれるので、毎回楽しみにしている。




9:30。いよいよ本格的な上り道になってくる。スタート地点の飯山駅は標高300mちょっとだが、最高点のカヤノ平は標高1450mあり、1150m近くも駆け上らなくてはならない。


樹林帯の道をひたすら駆け上がっていく。最初は、上り坂でも走って行けたが、次第に歩きが多くなっていた。


12:00。最高点のカヤノ平に到着する。距離にすると23キロくらいで、ゴールまではまだ半分以上あるが、お腹も空いた。伴走したマイクロバスから食料を持ち寄り、しばらく昼食休憩する。


カヤノ平は、高原にある牧草地で、牛がのんびり放牧されている。


空腹も解消され、下り坂なので、前半よりは走ることが出来た。しばらくは、志賀高原を目指して走って行く。


志賀高原への分岐を過ぎ、秋山郷方面への道に入ってすぐに、大滝入り口と書かれた看板を見つける。同行したメンバーの一人の山草人さんが、コース途中に滝があると言っていたのを思い出し、どうしようか考えているところに他のメンバーも集まってきた。近くのエリアマップを見ると“奥志賀渓谷コース”と名付けられた散策路があるとがわかった。散策路全部行くと、逆方向になるので、片道15分くらいで行ける大滝だけ、みんなで寄り道していく事になった。


奥志賀渓谷コースは、雑魚川に沿った渓谷で、山道を下って行くと素晴らしい流れが見えてきた。昨年は、気付かず通り過ぎてしまった場所だ。


なかなか、滝が見えてこないので、道が合っているのか心配になってきたが。ぐんぐん下って行くと目的の大滝が見えてきた。見えた瞬間、その豪快な流れと滝つぼの複雑な形に感激する。




正規のルートからは外れるため、完全な寄り道だったが、寄り道してきた甲斐があった。この滝は、今までに見たことがない名瀑とも言っていい。次回からは、コースの一部として絶対入れたほうがいいと、仲間から声が上がっていた。


滝を堪能した後、元来た道を戻る。途中に小さな沢があり、当初山草人さんは引き返そうと躊躇したそうだが、木橋を注意して渡れば問題ない。


正規のルートに戻り、秋山郷目指して走る。大滝見物から、同行したメンバーが偶然にも全員揃ってしまった。私が201番で、以下206番までの6名で一緒に走る。


15:20。7月までは雪渓が残るというミズノサワに到着する。ここの湧き水が冷たく美味しい。


15:50。日本二百名山の鳥甲山登山口を通過する。


すぐに切明温泉雄山閣への分岐になり、右に曲がる。


16:20。切明温泉雄山閣に全員ゴール。大滝に寄り道したので、我々のメンバーが、最終ランナーだった。


ここで、宿の中にはすぐ入らず吊り橋を渡って川原に向かう。


宿の自販機で買ったビールを握りしめて、川原の温泉にランニングウエアのまま浸かる。昨年よりも、さらに川原の露天風呂が広くなり、気持ちいいことこの上ない。しかし、川に流れる水は、冷たい真水なのに、すぐ横の川原を掘ると、ちょうどいい湯加減の温泉が湧きでているというのだから不思議なものだ。




川原の露天風呂を楽しみ、宿に戻る。宿の風呂にも入って着替えると、大広間で懇親会となった。


今回も、小赤沢という集落で秋祭りがあり、一部のメンバーはお祭り見学に出かけていった。私は、昨年行ったこともあり、雨が降ってきたということでお祭りはパスする。お祭りに行ったメンバーの話によると、雨は大したことなく花火や盆踊りを楽しんできたらしい。




私は、久々の50キロほどの長距離走で、いささか疲れたようだ。部屋に戻ると9時過ぎには寝付いてしまった。

2015飯山~秋山郷・錦秋の秘境50キロ「2日目」に続く。

ダウンロードしたファイルの拡張子には気を付けろ

2015-09-04 08:09:30 | インターネット
インターネットからダウンロードしたファイルや身に覚えのないメールに添付されたファイルを簡単に開いていけないのは、もはや常識だが、最近は手口が巧妙になり、一見すると安全に見えるようなファイル名で送られてくることもあるから注意が必要だ。その手口とは、アイコン画像の偽装(ワードやエクセル等のアイコンに偽装)、ファイル名の偽装、二重拡張子、ファイル名を故意に長くして拡張子の前に大量の半角スペースを用意して表示幅の限界から後ろ部分が省略されることを悪用する手口などがあるそうだ。

例としては、次のようなファイル名のものがある。
・一見文書ファイルみたいだが、●●●●.pdf.scrとか ●●●●.docx.exeとなっている。
文書ファイルは、“.pdf”や“docx”という拡張子がつくが、上の例は拡張子が二重になっていて、最初の拡張子らしき文字列は偽装である。最後の“.”以降の単語が拡張子となる。
・一見画像ファイルみたいだが、●●●●.jpg.batとなっている。
これも、“.jpg”があるので一見すると画像ファイルのように見えるが、最後が“.bat”となっていて実際はアプリケーションだ。
・一見音楽ファイルみたいだが ●●●●.mp3                    .exeとなっている。
“.mp3”とあるので音楽ファイルに見えるが、その後の空白が長いため後ろが省略されてしまう。本当は最後に“.exe”がついているので、これもアプリケーションである。

このように偽装されたファイルの場合は、最後に付いている拡張子が“.exe” “.pif” “. scr” “.bat” “.com”等であった場合は、間違いなくウイルスが含まれている。このようなファイルは、絶対に開いてはならない。ファイルを開く場合は、必ず拡張子を確認する癖をつけておいた方がいい。もちろん安全なサイトである事がわかっていれば、上記の拡張子が付いていても、安心して開いていい。開かなければ、目的のアプリケーションが使えないので意味がない。

問題なのは、Windowsの標準設定が、ほとんどの拡張子が表示されないように設定されていることだ。ダウンロードしたファイル名が、“●●●●.pdf”と表示されていても、拡張子が隠されていて、その後ろに“.exe”が付いているかもしれない。pdfファイルだと思ってうっかり開いてしまったら、ウイルスに感染してしまったというケースが多いらしい。そこで、こういった罠に引っかからない為にも、拡張子を表示するようにしておいた方がいい。

Windows 8 / 8.1でファイルの拡張子を表示する方法は、以下の手順で行う。
1.「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、表示された一覧から「コントロールパネル」をクリックする。
2.「デスクトップのカスタマイズ」をクリックする
3.「フォルダーオプション」をクリックする。
4.「表示」タブをクリックする。
5.「詳細設定」ボックスから「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して、「OK」をクリックする。
以上で操作完了である。

このように、今は便利になりすぎたインターネットの脅威が日増しに高まっている。いろんな情報に精通して、賢くインターネットを使わなければならない。

緊急速報が頻発

2015-09-03 21:14:27 | 呟き
先ほど午後8時半くらいから、異常な警告音が家の中で何度も発生していた。
どこから発生しているのかすぐわからなかったが、我家にある2台のスマホから同時に警告音が発生していたのだ。
いわゆる緊急速報というやつで、市の危機管理から送信されたものだった。
それによると、市内のある河川周辺での住民に対する避難勧告が発令されたものだった。
最初は、避難準備情報だったが、数分後には避難勧告に変わっていた。
幸い、我家からは少し離れている地域の住民が対象だったので、我家はまだ大丈夫のようだ。
しかし、未だに激しい雨が降り続いている。
いい加減に小雨になって、避難勧告が撤回されて欲しい。


ヒマワリが見頃に

2015-09-02 18:44:32 | 






6月中旬に撒いたヒマワリの種が、やっとこんなに成長して大輪の花を咲かせている。
このところ雨が続き、花の咲き方が遅れるのではないかと心配していたが、
今日は、思ったよりいい天気となり、青空に黄色いヒマワリが良く映える。

3ブロックに分け、見頃になってきたのは最初に撒いた1つのブロックだけだが、
残りの2ブロックもあと1週間程度で見頃になるはずだ。
僅か、数ミリ程度の種からこんなにも大きくなるなんて、植物の成長は凄い。
ずっと一人で手入れしてきただけに、これだけになると嬉しいものだ。



ハリケーンが台風になってやってくる

2015-09-01 22:39:24 | ニュース
「越境台風」再び 台風17号発生

今日の午後3時、太平洋北東部で発生したハリケーンが、日付変更線を西側に越えたため台風17号となって、日本の方に向かってくるらしい。台風とハリケーンの違いを調べたところ、台風は、北西太平洋や南シナ海で発生した熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が17.2 m/s(34ノット、風力8)以上のものを指し、ハリケーンは、太平洋北東部や大西洋で発生した熱帯低気圧のうち、最大風速が33 m/s (64ノット)以上のものをいうそうだ。

通常は、それぞれの地域で発生して消滅してしまうものだが、今回は、日付変更線を西側に越えてくるため越境台風と呼ばれるらしい。越境台風は、今年7月の台風12号以来、今年2つ目だという。通常は、数年に1度と発生回数は少ないものの、今年は既に2つめとなり異常というしかない。

原因は、このところよく聞くエルニーニョ現象が原因らしい。エルニーニョ現象とは、太平洋東部の海面水温が高い現象をいうのだが、これによって暖かく湿った空気をエネルギーとして熱帯低気圧が発生し、ハリケーンや台風になるという。台風17号は、日付変更線を越えた段階で、すでに「非常に強い」勢力まで発達しているといい、来週末後半あたり日本への影響があるかもしれない。何とか早いうちに、北の方にでも曲がって行って欲しいものだ。