もうおそいいやおそくない八十三歳
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連歌とは、問いの片歌五七七に対し、同じく五七七で答えの片歌をつくるという”歌あそび”です。この連歌の発祥の地が、甲府市酒折であることから、山学大が16年前より創設したのが「酒折連歌賞」。
すでに今年で16回を数えます。
この賞の選者である今野寿美さんの講演会に行ってきました。今野さんは日本を代表する歌人で、山梨県立文学館の館長である三枝昻之氏の奥さんです。
umeさんはこの連歌賞には応募をしたことはありませんが、今野寿美さんの解説でようやく連歌というものが分かったきがします。
先に書いた、”もうおそいいやおそくない八十三歳” は、過去15回の中から、今野寿美さんが選んできた、一番心に残った作品だそうで、実際に八十三歳の方が作ったものです。本当にこの歌には感動します。八十三歳の人がこう言っているのですから、なんだか可能性が広がっていくようで励まされます。こんな歌が作れた最高ですね。