梅さんのかわら版.umelog

甲州市~甘草屋敷

プレバト俳句~マンネリか…

2021-04-09 16:10:26 | プレバト俳句


お題:あくび

1位 石野真子 アイフォンに桜蕊降るハチ公前
 添削無し
2位 勝村政信 公魚の欠伸気づかぬ太公望
 添削 太公望たいくつ公魚の欠伸
3位 早見あかり 春暁の実家オムツは三枚目
 添削 春暁のあくび三回目のオムツ
4位 宮田俊哉(Kis-My-Ft2) 花の宴欠伸で潤む19時半
 添削  花疲あくびに潤む十九時半
5位 村上(マヂカルラブリー)  眠たさと手のひらに土春の昼
 添削  土手に手をついて眠たき春の昼

名人3段 現状維持  ◆立川志らく 春眠や「カイロの紫のバラ」よ
 添削  春眠とは「カイロの紫のバラ」か
永世名人 ボツ句   ◆梅沢富美男 やわやわと陽のあくび巻く春キャベツ
 添削  おひさまのあくびを巻いて春キャベツ

これだけ長くやっていると、少々マンネリ化してきたプレバト
長い時間をかけて、俳句を世に広めてきた夏井さん
確かに、日本中をかけ巡って俳句を広めるより
ずっと、この方が早道だったことは確かだ

しかし、最近は春光戦や錦秋戦などの特別な場合を除き
通常プレバトは、新鮮味がない
何故か…
行きつ戻りつ、行きつ戻りつ、何時になっても前に進まない
俳句のイロハも知らないで、
他のバラエティー番組のように笑いを取ような俳句は飽きる
ファンが高度化してきたのだ

この中で、個性を出していたのが立川志らくさん
東国原さんと同じで、他の人には無い自分らしさを出したい…
という思いがよく分かる句だ
しかし、以前にも書いたが、俳聖「飯田龍太」氏は、
「俳句は普段着の文芸」だと言っている

誰でも、最初は冒険をしたくなる
しかし、それを超えると頑張り過ぎない
一回読んだだけで
誰にでも共感が得られるような
俳句がつくれるようになるのだとumeさんは思うのだ